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みんな大人になっていく。

既に7月下旬、夏ですね。

本日のお題は「就職活動」

先日私もありがたいことに内定をいただき、就職活動を終えることができました、未だモヤモヤしたところがないといえば嘘になりますが・・・

最近就職活動をする、みる中で、みんなが「大人になっていく」のを感じました。ここでの「大人になっていく」の定義は社会規範に合わせていくということです。

今日私はインドネシア留学時代の友達に久しぶりに「元気?就職活動はどう?」と連絡をしてみました。彼は俳優志望で、私がインドネシアにいる間は俳優になるのが夢なんだと何度か私に語ってくれました。今はエンジニアになるための大学にいるけど俳優学校に入る覚悟もできているとも言っていました。そんな彼がまっすぐでかっこよく見えたのは言うまでもありません。

しかし今日連絡すると彼は「明日、明後日にも面接があるんだ。」というのです。彼が両親から圧力で俳優以外の道に進むかも迷っていたのも知っていたので、就職活動を頑張っているんだなと思いました。しかしその面接を受ける業種がなんと石油関係。思わず「それはあなたのしたい仕事なの?」と聞きました。すると「もちろんだよ、大企業だからね」といいました。もちろん社会は繋がっているので、一言でこの企業に勤めることが俳優になることに全く繋がらないとは言い切れないかも知れません。しかし企業の大きさなどを微塵も気にしている様子のなかった彼が変わってしまったようで、なんだかショックでした。彼はいつも私に「自分の信じる道をいくだけだ」と言っていました。だからこそ”しなければならない”ことよりも”したいこと”をしろと言ってくれた人でもありました。だからこそのショックだったのかもしれません。

だからといって私が彼を責められる立場では全くありません、私も始めは就職活動なんて社会の決めた時期に黒いスーツを着て、自分を安売りなんてしないと思っていたのに、それに最終的には必死にしがみついたのですから。それに始めは企業の大きさなんて気にしていなかったのに、今では大企業に就職しない自分の将来に対して大きな不安を感じているのですから。

私も始めは自分の夢を追いかけてダンスに関連する仕事に就きたかったんです。しかし募集している形態はほとんど中途。新卒には本当に狭き門でした。書類審査で落とされて面接官と顔を合わせることも叶いませんでした。

彼も俳優になるという夢でどうしても覆すことのできない常識がありました。それが身長と体重です。彼の身長は160cm台でそれは事務所のオーディンションを受けようにも受けることができない壁を作っていました。

夢や情熱があってもそれを社会に受け入れてもらおうとするとどうしても壁が生まれてくる。その結果、違う道を探し始める。これが「大人になる」ということなのかなと今は感じるのです。

みなさんは「大人になる」ということに対してどのように感じていますか?今日感じたショックをここに書き残します。では、また。

がんばります! もっとがんばります!! もっともっとがんばります!!!