葛藤で傷ついたカケラに光を当てたとき、人は輝く│Monologue × 知念ゆかりさん
世界観の最深部に光を当てる
Monologue─interview and storytelling─
本日のお客様は 知念ゆかり さんです。
小木曽絵美子主催2023写真展
《prism of μ's─μ'sの軌跡》
この写真展に出展するフォトグラファー
知念ゆかりさんを
取材させていただきました。
写真展のタイトルに「μ's(ミューズ)の軌跡」とあるように、それぞれの女性にはさまざまな経験があって、その経験が丸ごと美しいとおもうのです。
でも、自分の過去を話す機会って
あえて持たないとなかなかない。
だから、私たちは普段その人の軌跡を
なんとなく想像するくらいしかできない。
知念ゆかりさんも
おそらく自分の辛かったこととか挫折とか
そういうお話を今までされてこなかったと思うのです。
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その過去が壮絶であればあるほど
自然と話すのを避けるし
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たとえ心の傷が大きくても
出来事として事件が小さければ
言う必要もないかって話すのをやめてしまう。
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だから、話題に登らなければ
出す必要もないと思われがちな話。
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でも、そういう深い部分にある
普段は見えないところに
あえて光を当ててみると
彼女がかつていかに日々に葛藤し
その中でなぜフォトグラファーという道を
さらには女性を撮ることを選んだのかという
彼女の想いの断片が輝くのです。
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その光の粒たちが
彼女の熱い想いを
私たちに伝えてくれると思うのです。
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ゆかりさんの経験が
今いろんなことを我慢して頑張っている
女性たちに光となって届くといいな。
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疲れたらとりあえず休暇とって
沖縄に「帰ろう」って思ってもらえたらいいな。
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書き終えて
改めて読んでみて
そんなことを思いました。
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ぜひご一読ください😊
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