広告業界のカタカナ業界用語

広告業界って特殊な言葉の使い方が多いですよね。
新卒の人とか慣れるの大変ですよね。

特にカタカナ用語とかいきなり言われても、よくわからないですよね。
なので、よく使われるだろう、そんなカタカナ語をちょっとまとめてみました。
※意味とピックアップは、独断と偏見です。
※意味はニュアンスです。よくよく辞書を引くと違うかもしれいないです。すみません!こんなのもあるのか程度で見てくれれば、、、。

とりあえず、30個!

1. バジェット
簡単にいうと広告の予算のことをいう。これが決まらないと色々決めれない。
例文) バジェットいくらですか? ー ん、ピンキリ。

2. ピンキリ
ピンからキリまであるよってこと。制作会社にバジェットのことを聞かれた際に、実はあまり予算がないときに使う言葉。また、プロデューサーが打ち合わせで軽く値段を聞かれた際に、ちょっと濁して金額を伝えたいときに使う言葉。
例文) 「こうゆうCMっていくらくらいでつくれるんですか?」ー「んー、億越える時もあれば、100万とかでもやりますよ。ピンキリですよ、ピンキリ」

3. ナレッジ
その分野に対しての知見のこと。これを使うと、ぽい感を出せるフレーズ。主に、社内に向けて使うと意識が高く見せれる。
例文) 「もっと企画書とか制作のナレッジとかを集めた方がいいと思います!」ー「お、おう」

4. アドっぽい
広告っぽいということ。広告広告している表現のこと。すこし表現がコンセプトよりで見た目的に狙ってる感があるかもって意味も含まれる。
類語 ) カンヌっぽい。狙いすぎ。
例文)「その表現、アドっぽくない?」ー「だよねー。」

5.  それ、イキで。
企画書とかで残すアイデアのこと。とりあえず、生かしておこうということ。
対義語) それトリで。 (いらないこと、捨てること、省くこと)
例文) 「そのアイデア、イキで」

6. コンバージョン
変化させること。ユーザーに行動変化やシフトさせること。知っていることで、ぽくなる言葉の上位に位置する。
例文) 「それって、デジタルからリアル購買にどうコンバージョンする?」

7. 偉い人
クライアントの決裁権のある人のこと。普通に、偉い人。企画プレゼンの際に最終的にプレゼンする人。
例文)「あの企画、結構いいとこまでいったけど、偉い人にひっくり返されたわ」ー「ひえ。」

8. アジェンダ
打ち合わせとかをする際に、準備される進行表のようなもの。あると便利だが、その通りにことがすすむことはなかなかない。
例文)「今日は、アジェンダに沿って、打ち合わせをしていきます」

9. ペライチ
ページ1枚にアイデアをまとめたもの。たいてい、1フレーズ1ビジュアルと簡単な説明などがある。前段とかいらない企画書のこと。大抵、前段を入れないとよくわからないと言われることがおおい。
例文) 「ごめん、時間ないけど、明日の朝までにペライチだけでいいからアイデアもってきて!」ー「う、うす。」

10. アサイチ
始業前の朝の9時前とかを締め切りに間に合うように資料を出してもらうこと。もしくは、その時間のこと。
類語)今日中までに。テッペンまで。
例文)「(PM23:00くらいに)ごめん、本当に申し訳ないけど、この資料の修正、明日のアサイチまでにお願いできる?」ー「はい。(死んじゃう。)」

11. テッペンまで
深夜の12時までのこと。たいてい、テッペンまでと言われると、12時を超えて出てくる。人によって、テッペンの定義を変えつつある人がいる。
例文) 「この資料、今日のテッペンまでには送ります!」

12. クリエイティブの人
代理店の中にいるスタッフセクションの人を指すことが多い。アートディクレクター、コピーライター、クリエイティブディレクター、プランナーなど。
例文)「ちょっと、そこはクリエイティブの人に確認します」

13.リソース
人員のスケジュールのこと。M監督やフォトグラファーを起用する際に、あらかじめ確認して空けておくスケジュールのこと。人的資源。
例文)「監督のリソース空けておきますね」

14. アサイン
採用すること。自分のチームにいれること。よく、協力会社の人を制作フェーズの際に、チームに入れるときに使われる。
例文) 「有名デザイナーアサインしておきますね」

15. リスケ
スケジュールを変更する、改めること。
例文)「会食と被っちゃって、夜の打ち合わせ、リスケしといて」

16. バズる
ネットとかで、話題になっていくこと。昨今、バズるだけだと商品売れないからバズだけでは企画が通らない。
例文) 「(オリエン時)方向性は特に決まってないけど、とりあえず、バズらせて」

17. シズル
いい感じにすること。食べ物とかを美味しく見せたりすること。
例文)「この肉、めっちゃ、シズル」

18. エグゼキューション
施策のこと。広告でよくある、企画倒れにならないために、実施まですること。
例文)「エグゼキューションどうしよっか。」

19. ページネーション
企画書とかの順番。プレゼンの方法などによりにページネーションが変わる。
例文)「ページネーションだけ考えてきたから、あとは随時、担当のページを埋めていってください。」

20. グロスで
全部込み込みの値段のこと。予算が決まっていて、見積もりとかを作るのがめんどくさいときに使う。
例文)「グロスでお願いします」

21. ブレスト
ブレインストーミングのこと。アイデアをフランクに言い合うこと。ここから生まれるアイデアも割とある。どんなに変なアイデアでも否定しないことが大事。
例文)「企画詰まったから、ブレストしませんか?」

22. インサイト 
洞察のこと。消費者の潜在的な気持ち部分のこと。企画的に一番大事な場所。
例文)「インサイトが大事」

23. クリエイティブジャンプ
企画とかで普通になってしまいそうなところに出てくる、誰もが面白いと思えるようなアイデアのジャンプのこと。
例文)「なんか、この企画、クリエイティブジャンプが足りないんだよね。」

24. ブリッジさせる
つなげること。例えば、企画でいうアイデアとインサイトをつなげること。たまに、施策だけ思いついて、前談などにつなげる際によく使う。
例文)「これとこれ、ブリッジが弱いかもね」

25. キービジ
広告の見た目のコンセプトのこと。キービジュアル。アートディレクターがキーとなるヴィジュアルをつくり、それを元にデザイナーや協力会社さんにお願いする。
例文)「キービジ作ったので、それに合わせて各所制作お願いします。」

26. トンマナ
トーンアンドマナーのこと。全体のトーンのこと。例えば、ゲーム会社は面白いエンタメよりのトンマナだったろ、製薬会社はすこし固めのトンマナだったりする。
例)「このビジュアル面白いけど、トンマナあってないかもな。」

27. ワークする
広告が機能すること。作った広告が狙い通りに、消費者が動いてくれること。
例文)「表現としては面白いけど、これでは、ワークしないかもしれない。」

28. ソリューション
解決方法のこと。課題に対しての答えになっているか。
例文)「この施策でソリューションにつながるのか?」

29. キョウゴウで
競合コンペのこと。一つのクライアントの課題に対して、複数社が入札してプレゼンをすること。選ばれるのは一つだけの会社。
例文)「競合だから、2週間は寝れないな。」

30. マイルストーン
スケジュール的に、キーとなる場所。動かすことが難しいこと。例えば、クライアントとの打ち合わせや、ローンチ日や試写会など。
例文) 「スケジュールにマイルストーンだけ置いておきました。」


以上です。

思いつきで結構書いてしまいました。思ったよりたくさんあって面白かったです。もしかしたら、会社によって認識が違うかもしれないから、会社の先輩に聞いてみよう!









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