見出し画像

人生ってなんだか満員電車みたいだね

牙がほしいんだ。
耳も尖らせたいんだ。

赤い目もいいね。

なんだか分からないけど、人間らしい外見が好きじゃない。ナチュラルな外見が。

いつもいつも人と違くなりたかった。
可愛いだとかカッコいいだとか…
そんなありきたりの言葉なんていらない。

自分が可愛いか、カッコいいかなんて自分で決める。他人に評価されたくない。

いつもいつもジャッジされてるみたいで嫌だった。私はいつだって満点なの。
私がそう決めたから。

でも…そう思っていても、心が揺らいでしまう。
この世界は残酷だ。

いつも誰かに評価されなくてはならない。
たとえ、私がそれを拒んだとしても。

なぜ、私自身の価値を私自身で決められないの?

みんなの視線はとても冷たい。

大きな夢、非現実的かもしれない夢。
そういったものを持つことは許されない。
Dreamerでもいいじゃないか。

なんでそんな目で見るの?

自分の意見を言ったなら、白い目で見られる。
なぜだろう。

いつもみんなと一緒じゃないとダメなの?

みんなで満員電車に乗って、今ある線路だけ進むなんてうんざり。

私は自分の足で着実に一歩一歩進みたかったの。
そしたら、ちょっと寄り道もできる。
道なき道も行ける。
道を外れたっていいよ。

正解なんてないんだから。
誰かが勝手に自分たちの都合のいいようにそれを正解だとしただけなんだから。

自分で道を開拓しながら進もうよ。

満員電車なんてもうごめんだ。

この記事が参加している募集

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?