見出し画像

副業探しも、ときには「トキメキ」に身を任せて

数年前、副業(複業)がしたい!と思ってスキル学習を始めた。

それから時が経ち、暇な時間にSNSで「#ライター募集」「#デザイナー募集」を検索して、すてきなお仕事に巡り会えないかなと希望を抱いてみたり。

wantedlyやCrowdWorksでも同様に好条件であったり、興味のもてそうなお仕事を探してみたり。

それで全然問題ないんだけど「あれ、なんかこれ、私が昔 避けたかった"就活"の仕方してるな」とも思ってしまった。


就活時代、同級生の多くは「地元にある企業の中から、どこへ就職するか」を軸に就活をしていた。(地元就職希望者ならそうせざるを得ないので全く悪いことではない)

地元愛の薄い私は、なんであらかじめ机の上にあるカードの中から進路先を選ばなきゃならないのか、「地元にある企業」を主語にして就活しなきゃいけないのか、というフラストレーションを感じていた。事実、就活時の友人からは「専門職はまず無理でしょ?給料重視なら○○社ってよく聞くけど残業多いって噂もあるしさぁ。いろいろ考えるとやっぱ銀行一択なんだよねぇ」といった内容をよく聞いた。職探しは消去法だった。

強いていうならどこで働きたいか」よりも、ミーハーでもいいから「ここで働けたら本望!」の気持ちに従って進路を決めたかったのだ。自分のやりたいこと・行きたい会社を主語にして就職先を探したい!と。……まぁ、学生時代にそこまで強烈に自分のやりたいことが見つかってるケースは稀ではあるけれど。(私も当時見つかってはいなかった)


そして今。
あれ、いつの間にか「この中だったらどのお仕事をやってみたいか」という軸ばかりで仕事探しをしているわね??ということに、ふと気づく。

もちろん、SNSでハッシュタグのついている募集、求人サイトにある副業可案件、そこを主語にして「どれにチャレンジしようかな」と仕事を選ぶのもすてきなことだ。そもそも、そうやって手を挙げられる仕事の幅を広げるためにこれまで努力してきたわけだし。

でも、たとえば「いつかこの雑誌でコラムを掲載してもらいたい」とか「愛読してるこのwebマガジンでライター募集してないかな!?ここで書きたいっ!」といった、自らの片思いに従って仕事探しをする"熱"も、実はとっても大事だよねとも思う。とりあえず何かお仕事を……!と思うと、ついつい忘れがちになっちゃうんだけども。

そんなことに気づいてから、すてきなインタビュー記事やコラムを読むと、そのメディアがライター募集をしていないかリクルートページを確認するようになった。実際、現在継続してお仕事させていただいているとあるメディアは、その経緯でご縁があったもの。

好きで普段から読んでいたマガジンのファーストビューに、自分の担当した記事のサムネイルがでかでかと掲載されていると、未だに「えっへん!!!うれしい!」といった気持ちになれる。

憧れがあればあるほど、採用ハードルも高かったり、そもそも正社員しか募集していなかったり……経験年数だったりポートフォリオだっているけれど、たまにはマッチングアプリではなく、強烈な片思いの相手にアプローチする恋愛(!?)だっていいはずだよね!

収入を増やすための手段としてだけでなくて「推し活」のように、心までも潤う仕事ができる場所(メディアや企業)を見つけて、アプローチして、結果に繋がったら本望だなと、こつこつ頑張っているところ。道のりは険しい〜〜〜〜!がんばるぞ〜〜〜〜!!!

サポート励みになります🍰 いただいたサポートは新たな知見や経験に充ててnote執筆に還元します💪🔥