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最も自分が書きやすい「文体」について考えた

身近にたくさんのnote書きさんがいて、いろんな方の文章を読むときに地味に注目しているのが「文体」。

あ、このひとは「です・ます」で、あのひとは「だ・である」だね。
このひとはミックス型、絵文字を使うひともいるし、とにかくフランクさを重視してる方もいるな~なんて多種多様な文体を見てフムフムしている。

私はというと、同じエッセイでも
完全にひとり言なnoteは基本「だ・である」。

誰かに「~って思ってるの私だけ?」といった問いかけや、情報のシェアを含む場合は「です・ます」調にしていることが多い。(知ってた?)

実は、noteをこれからバンバン書いていこ~~~とエンジンふかしていた数ヵ月前に決めていたのが「です・ます」調はやめとこう、ということ。正確にいうと、びっちり敬語尽くしなnoteだけは避けようと。

というのも、過去にあらゆるブログを立ち上げては継続できず葬ってきた原因のひとつが「です・ます」の呪縛だったんですよ。

様々な文体のなかでも特に「読み手」を意識した口調だと思うんだけど、それゆえに妙にかしこまってしまって、何か中身があること書かなきゃ感に次第に支配されていくという……。あと、何か義憤を吐き出すような記事には向かない。(文章が失速する)

もっというと、当時の私のブログなんてたまたま訪れた数人に読まれるレベルの場末ブログだったのにさ。「です・ます」で書いてると、このブログを投稿した先に100万人がいるような錯覚に陥って来て。「まだ世に出すレベルの内容じゃない」と下書きばっかりが溜まってゆきブログ自然消滅……を一体何度味わったか!

noteはエッセイ中心の場に仕立てたかったので、あくまで私の場合、選択肢としてまず落とした文体だったの。日記を「です・ます」調で書いてるひともあんまりいないじゃない?


誰かに何か伝えたくて書いてる感を自分自身が気負わず済むように、今の「だ・である」や、体言止め中心の文章になったわけなのです。……の一方で、どうにも印象が固くなるな~~~という悩みもちょっぴりあり、自分にとってベストな文体ってなんだろう?というのをずーっとずーっと考えてた。

で、結果導き出したのは、自己完結な書き方でもなく・読み手を強めに意識した書き方でもなく、私のnoteは「ラジオリスナーにしゃべってる感」を大事にしたいなと。

私のチャンネルにたまたま周波数をあわせてくれた誰かに向けて、ひとり語りのようでいて、語りかけもしている。要は、かなり「しゃべり口調」で書いていくワ!という宣言なんですけど。

というか、この記事含めて2023に書いた記事は既に文体がこのモードになってるんだよ~~。微妙な変化なんだけど…….。

もっと書くハードルを下げたくて、楽しく書きたくて。
そのためには、自分に合った文体ってとっても大事。


もし今、このnoteを読んでくれてるあなたが「最近note書きづらい……」「なんか書きたいことを書きたい速度(鮮度)で書けてない!」とお悩みなら、一度文体について方向性を見直してみるのもおすすめですよ。

おわり。

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