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合法的 Google Workspace のススメ

最近はCreepy Nutsが好きで怪しいタイトルを付けてしまいました。今回は最強・最高のビジネスツールと言っても過言ではない「Google Workspace」のご紹介です。

えっ!まだ Google Workspace を使ってないんですか?」と煽ってしまうぐらい、フリーランスのみならず、法人組織であったとしても、ビジネスをするならまずこちらを導入する事をオススメします。ちなみに私が Google Workspace を使い始めたのは、サービス名がまだ「Google Apps(アップス)」だった2010年。もう10年以上も愛用しています!

※その後「GSuite(ジースイート)」に名前を変えた後、現在の「Google Workspace」という名前になりましたが、Googleの事なのでまた変わってしまうかもしれません。

正直なところ、Google Workspace は私の業務の9割近くをサポートしているため、概ねライフラインと化しています(電気・ガス・水道・Google Workspaceですね)

Google Workspaceとは

簡単に言うと、Google社によって開発・提供されている「生産性向上とコラボレーションのツール」とされている、ビジネスに必要なツールが集約された統合サービスです。GmailなどのGoogleアカウントを利用されている方は、あれのビジネス版と思ってもらえれば問題ありません。

主な機能

  • メール

  • カレンダー・スケジュール

  • ファイル管理

  • ドキュメント・スプレッドシート・スライド

  • サイト

  • コミュニケーション

  • アドレス帳

サービス個別の説明はまたの機会にするとして、これらの非常に優秀・便利なサービスがビジネス版として組織的に利用できるのが、Google Workspaceが最強・最高である理由です。しかもサービス間は相互に連携していて、対応スマホアプリも無料で用意されていて、一度使えばこれ以上ないくらいの便利さを実感すること間違いないです。

ビジネス用環境と言えば、ひと昔前まではビジネス用のレンタルサーバを契約した後、WEBサーバで自社サイトを公開、メールサーバには社員用メールアドレスを登録して利用する、というのが一般的だったと思いますが、「どうしても低コストのレンサバで運用したい」「宗教上の理由で・・・」「祖父の遺言で・・・」という特別な事情がないのであれば、現在の環境はオフィスの窓から投げ捨てて、Google Workspaceを今すぐ申し込みましょう。

ビジネス版のメリット

個人用のGoogleアカウントでも色々とできて便利なのですが、組織として利用する場合は「社員管理」「セキュリティ」等、組織としてそれなりの事情や都合があり、管理するのは意外と大変です。しかし「Google Workspace」はそういった煩雑な問題を一気に解決してくれるソリューションとなのです。

  • 独自ドメインで各種サービスやメールが利用可能

  • ユーザー(社員)同士での情報共有やコミュニケーションが簡単

  • SSO(シングルサインオン)を活用して他サービスとの連携を安全に運用可能

以下詳しく説明します。

独自ドメインで各種サービスやメールが利用可能

契約するとドメインをベースとして各種設定が可能ですので、例えばuser@memento-mori.jpという独自ドメインのメールアドレスが使えますし、あの有名な「Gmail」として運用されているインフラなので安定性や信頼性は抜群です。

WEBメールはそのままGmailなので、ブラウザベースで利用している方はそのまま使い始める事ができるのも大きなメリットですね。

ユーザー(社員)同士での情報共有やコミュニケーションが簡単

個人用と違って「ユーザー管理機能」がありますので、あらかじめユーザーを登録しておく事で、各種サービスにおける共有機能を利用する際に、ユーザー名やメールアドレスで検索ができ操作も簡単です。

もちろん組織外のアカウントとも共有は可能なので、共有相手がGoogleアカウントさえ持っていれば同様の操作で情報共有やコミュニケーションは簡単に実現できます。

SSO(シングルサインオン)を活用して他サービスとの連携を安全に運用可能

どんなに便利なサービスであっても、企業で利用する場合ではセキュリティが気になりますよね。当然ここも対策は万全です。2段階認証対応なので、スマホを使って設定だけしておけば、そう簡単に不正ログインされるような事もありません。

またSSO(シングルサインオン)のアカウントとして利用ができるので、Googleアカウントでログイン可能な外部サービスのログインアカウントとして利用すれば、他サービスも同様に安全な利用が可能です。

プランと料金紹介

2022年1月現在の情報で、以下はユーザー1名あたりの月額料金です。

ビジネスとエンタープライズ

ビジネス組織とエンタープライズ組織向け。独自ドメイン、1ユーザー30GB〜のクラウドストレージなど。

https://workspace.google.co.jp/intl/ja/pricing.html
  • Business Starter:¥680

  • Business Standard:¥1,360

  • Business Plus:¥2,040

  • Enterprise:料金非公開


個人ユーザーと専用ユーザー

カスタムメールを必要としない個人ユーザーおよび専門ユーザー向け。独自ドメインはなく、1ユーザー15GBのクラウドストレージなど。

https://workspace.google.co.jp/intl/ja/pricing.html
  • 無料

  • 個人(Google Workspace Individual):¥1,130


一般的なフリーランサーは「Business Starter」をオススメしますが、ビデオ会議(録画可)・予約カレンダーといった機能が重要な「eラーニング系」は「Google Workspace Individual」が最適です。それ以外のビジネスプランは「ビデオ会議の同時接続数」や「ストレージ容量」などを参照して選定してください。

他には何も要らない?

いいえ。Google Workspace を過剰に持ち上げてみましたが、これだけでは効率的な仕事術を実現できません。Google Workspace のサービスは他にもたくさんありまして、あり過ぎて使いこなすのは無理ですし、人気がないサービスは無情にも廃止されて行きます。

ちなみに私の場合は以下のようなサービスを部分的に利用しています。

  • Slack(チーム内のチャットツール)

  • Backlog(タスク管理)

  • freee(経理・確定申告用)

  • notion(情報管理とメモ)


家族でも使える

ビジネスツール」という言い方をしていましたが、実は我が家では妻と二人で利用していますのでプライベートでも使えます。メインはカレンダーによるスケジュールの共有や調整ですが、子供の写真をファイル共有する等、お子様のいらっしゃる家庭では特に便利に利用できるはずです。
子供が大きくなったらスケジュール共有してくれると嬉しいのですが、そんな事も実現できるかもしれませんね。

素晴らしいサービスは日々開発されていますので、皆さんもしっかり情報収集して、自分に合ったサービスを見つけてください!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
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