無敵のADHD 習慣化の失敗④ 意志力と罪悪感

習慣化の失敗の話を続けている。

最後はセルフコンパッション的な話。
いわゆる“自分を許してあげるチカラ”の話になる。

結局
頑張っている
不測の事態に対応する

これらが目一杯になると

なんだか仕事がうまくいっていない気持ちになって、無駄に罪悪感を感じてしまう。

客観視を忘れず、あげた成果をただ観察する。

仕事もしっかりこなしている。
していても報酬など得られたい結果と違えば今一度、ただ考察してみる。

そんな風にして、頑張ることということに対して
客観的な視点を持ち続けることが大事になる。

立てた計画が上手くいかなかった。
ダイエットを頑張っていたが結局お菓子を食べてしまった。
これをやれば上手く行くと思って色々やってみたが
思ってたんと違う!みたいな結果になってしまった。

これらは人間のバイアスだったり、いろいろな要因がある。
そもそも僕らの意思力と言うものはそんなに高くないように思う。

“最後までやり遂げてこその意思力!"
みたいに、子供の頃からそういった理想論的なことを学び続けている
もちろんその姿勢は大事なのだが、理性だけで何かを成し遂げるのは難しい。
むしろ理性で乗り切ろうとすると何かが失敗した時に
「どうしてこんなこともできないんだ!」と自分を叱責してしまう。

何度でも言う、僕らの意思力は信用してはいけない。
むしろ、本能も上手く使って切り抜ける方がよっぽど楽だったりする。

お菓子を食べてしまうなら、家にお菓子は置かない。
帰宅ルートを変えて、コンビニに立ち寄らない。
結果として失敗しても、ただの結果であり次の改善までの資料とすればいい。

そんなふうにして、ひたすら環境改善に打ち込んだ方がよっぽど楽なのではないかと思っている。

僕らの意思力はそのくらい弱い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?