見出し画像

怒れば怒るほど生産性は下がる

部下が怒っていれば

まぁまぁ、となだめ

気持ちを汲みながらも

指導が必要な所は 柔らかく寄り添って伝えればよい

部下は そんな先輩に 信頼を寄せるし

先輩は 部下に穏やかで居た自分を褒めてやれば

その一日は 素晴らしい一日だ

----------------------

上司が 怒っている時

部下が上司に言える事は

従順な態度(のフリ)で 一言

「すみませんでした!」

と言うしか 無い(笑)

理由を述べたところで

言い訳としか受け取れない爬虫類脳全開の上司に

何をどう言っても 無駄だろう

----------------------

何かミスをしたとか

部下に非があったとしても

苦言に 怒りが混じるとどうなるか?

生産性が駄々下がり

感情的な人が 苦言を呈したつもりでも

伝えたい想いは ちっとも伝わらず

『機嫌の悪い時 八つ当たりをする人だ』

『またか』

と、強い反発心、不快感、ストレスを与えてるだけ

私たちの身体はストレスを感じると

HPA軸(ストレス対応システム)をつかってストレスに対応している。

ストレスを感じると視床下部(脳の領域)は危険を感じ最初に防衛にあたる

視床下部が化学物質を放出し

それを受けた下垂体が

シグナルを伝達するホルモンを送りだす

ホルモンによって副腎が刺激され

グルチコルチコイド(ストレスホルモン)が出て

防衛反応のスイッチを押す

自覚できる(恐怖 不安 緊張など)症状もあるが

無意識の中で起きている症状
(血中の炎症たんぱく質の上昇など)もある

-----------------------

そんなこんなで、

私たちの身体や 心のエネルギーは

ストレスに対処する事で大忙しです

さて、

仕事のやる気、士気が高まるのは

気分が良いとき?落ちているとき?

大体は前者じゃありません?

----------------------

例えば

「おい!ここ、掃除したのかよ!汚いじゃないか!お客様をお迎えする心構えがなってない!だらしない!」

って怒鳴られたとして

『心構えが足りなかったな!注意してくれてありがたいな♪次から綺麗にしてお客様をお迎えしよう♪』

って、なります?

言われた内容が たとえ "正論"だとしても

伝わったのは 『怒りという感情』『ストレス』

-----------------------

掃除をした人が お客様の事を大切に思っていたり

悪気が無かったり

誠実に向き合っていればいる人ほど

その反発は大きくなります

『あ、悪いことしたな、気が回らなかったな』と

反省したのも つかの間

『なんにもわかってない!』
『なんで私にだけ言うの?』
『あんな言い方しなくてもよくない?』
って

与えた怒りの感情を 受け取った人は

怒りの感情に支配されます

怒りという感情は 人にぶつけても

解決しない

人間関係を破壊するだけ

そんな怒りを撒き散らす人に出会っても

スルーっと 華麗に交わし

非は認め改めながらも 感情に汚染されずに、

穏やかな気持ちで 仕事が出来たら

素敵な 一日になりますね。

穏やかに 穏やかに♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?