怒れば怒るほど生産性は下がる
部下が怒っていれば
まぁまぁ、となだめ
気持ちを汲みながらも
指導が必要な所は 柔らかく寄り添って伝えればよい
部下は そんな先輩に 信頼を寄せるし
先輩は 部下に穏やかで居た自分を褒めてやれば
その一日は 素晴らしい一日だ
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上司が 怒っている時
部下が上司に言える事は
従順な態度(のフリ)で 一言
「すみませんでした!」
と言うしか 無い(笑)
理由を述べたところで
言い訳としか受け取れない爬虫類脳全開の上司に
何をどう言っても 無駄だろう
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何かミスをしたとか
部下に非があったとしても
苦言に 怒りが混じるとどうなるか?
生産性が駄々下がり
感情的な人が 苦言を呈したつもりでも
伝えたい想いは ちっとも伝わらず
『機嫌の悪い時 八つ当たりをする人だ』
『またか』
と、強い反発心、不快感、ストレスを与えてるだけ
私たちの身体はストレスを感じると
HPA軸(ストレス対応システム)をつかってストレスに対応している。
ストレスを感じると視床下部(脳の領域)は危険を感じ最初に防衛にあたる
視床下部が化学物質を放出し
それを受けた下垂体が
シグナルを伝達するホルモンを送りだす
ホルモンによって副腎が刺激され
グルチコルチコイド(ストレスホルモン)が出て
防衛反応のスイッチを押す
自覚できる(恐怖 不安 緊張など)症状もあるが
無意識の中で起きている症状
(血中の炎症たんぱく質の上昇など)もある
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そんなこんなで、
私たちの身体や 心のエネルギーは
ストレスに対処する事で大忙しです
さて、
仕事のやる気、士気が高まるのは
気分が良いとき?落ちているとき?
大体は前者じゃありません?
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例えば
「おい!ここ、掃除したのかよ!汚いじゃないか!お客様をお迎えする心構えがなってない!だらしない!」
って怒鳴られたとして
『心構えが足りなかったな!注意してくれてありがたいな♪次から綺麗にしてお客様をお迎えしよう♪』
って、なります?
言われた内容が たとえ "正論"だとしても
伝わったのは 『怒りという感情』『ストレス』
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掃除をした人が お客様の事を大切に思っていたり
悪気が無かったり
誠実に向き合っていればいる人ほど
その反発は大きくなります
『あ、悪いことしたな、気が回らなかったな』と
反省したのも つかの間
『なんにもわかってない!』
『なんで私にだけ言うの?』
『あんな言い方しなくてもよくない?』
って
与えた怒りの感情を 受け取った人は
怒りの感情に支配されます
怒りという感情は 人にぶつけても
解決しない
人間関係を破壊するだけ
そんな怒りを撒き散らす人に出会っても
スルーっと 華麗に交わし
非は認め改めながらも 感情に汚染されずに、
穏やかな気持ちで 仕事が出来たら
素敵な 一日になりますね。
穏やかに 穏やかに♪
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