Eika Akasaki

「旅は世界を自分ごとにする」 旅をしながら、写真を撮ったり、言葉を書いたり。 現在世界…

Eika Akasaki

「旅は世界を自分ごとにする」 旅をしながら、写真を撮ったり、言葉を書いたり。 現在世界約50カ国ほど旅しました。http://www.akasakieika.com/journey

最近の記事

【ウクライナ】「そうか、それでいいんだよね」と彼女から気づいたこと

「私は今日疲れすぎたから夕飯はいらないけど、えいかはどうする?」そんな一言で、とても気持ちが楽になった。 私はいまウクライナに来ていて、初めて会うロシア人、ナディアの家に泊まっている。彼女はデザイナーでくまのぬいぐるみブランド『Philomene Kloss』を友人と立ち上げて9年になる。今はクリスマスや新年に向けて世界中から注文が殺到していて一年で一番忙しい時期なのに私を泊めてくれている。(※私は『Philomena Kloss』のくまが好きになりすぎて正規日本代理店『P

    • 【モンゴル】10連休で思い出したモンゴルのこと

      10連休が終わった。 連休のほとんどを家で過ごすのはとても新鮮だった。10連休はすごい。休んでも休んでも休みの日が続くのが単純に面白い。 連休が明けて「長すぎた」というニュースを目にしたけれど、前例のない長期連休を過ごしてみて、モンゴルへ行ったときを思い出した。 私も含め、モンゴルへ行く日本人のほとんどが「モンゴルの草原で携帯電話は使えますか?」と、聞くらしい。 「電波は届きません。諦めてください」と言うと、そこでようやく仕事の連絡やSNSができないことに対して腹をくくると

      • メキシコとエジプト、モンゴル、フィンランドのお墓

        9/4(火)から9/9(日)まで、東横線・綱島駅から歩いて5分ぐらいのカフェ?インドカレー屋さん?「POINT WEATHER」で、4カ国のお墓とスナップ写真の展示してます。 メキシコとエジプト、モンゴル、フィンランドのお墓です。 (フィンランド若干浮き気味) お墓を見ながらカレーを食べて、自分の埋葬はどうゆう風なのがいいか考えるのも楽しいと思います。 私は鳥葬が良いです。 私も昼だか夜だかにカレーやらケーキやら食べてるかもしれません。 来てくださる方がいたらなるべく

        • 【モンゴル】夏が近づくと恋しくなる、身も心もハーブの香りに包まれる癒しの大草原

          ほのかにハーブの香りを含んだ風がそっと肌をなぜて渡ってゆく。前も後ろも、360度、どこを見渡しても、見えるのは新緑の大草原と吸い込まれそうな青空だけ。青々とした草原の上に走る轍は、あまりにも遠くまで続いているので、最後まで目で追うこともできない。あの先にはなにがあるのだろう、と思うけど、きっとあの先も、そのずっと先も同じような草原が果てしなく続いていることを体が感じる……。 そんな夢の中のような場所が、実は結構近くにあったりする。日本から飛行機でたったの4時間半。 空港に

        【ウクライナ】「そうか、それでいいんだよね」と彼女から気づいたこと

          キューバに今から行くのはもう遅い。だけど、明日にでも行かないと手遅れになる。

          1961年より55年の国交断絶を経て、昨年2015年アメリカのオバマ大統領がキューバとの国交回復を宣言した。 2016年3月にはオバマ大統領がキューバを訪問するという歴史的なイベントもあり世界中のニュースを賑わせている。 1960年代から時代が止まったように思われているキューバ。確かに街にはカラフルな 年内のクラシックカーが走り、当時から修復に修復を重ねた建物は歴史と趣を感じタイムスリップしたような錯覚にすら陥るのは確かだ。 経済制裁により豊かではないが、教育、文化、道徳

          キューバに今から行くのはもう遅い。だけど、明日にでも行かないと手遅れになる。

          トラベルライター?ジャーナリスト?

          個人的にジャーナリストというと、専門分野において特化した知識を長年培ってきた人というイメージでしたが、ネットで調べてみると 「基本的にはメディアに寄稿する人の事を指す。」 加えて「日本においては「ジャーナリスト」と自称する際の特別な基準は存在せず、ジャーナリストとなるために教育システムや制度は整備されていない。すなわち、誰でも「ジャーナリスト」と自称することが可能であり、ジャーナリストとしての資質や実績が全くない者が「ジャーナリスト」と自称しても法的に詐称にはならな

          トラベルライター?ジャーナリスト?