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【ウクライナ】「そうか、それでいいんだよね」と彼女から気づいたこと

「私は今日疲れすぎたから夕飯はいらないけど、えいかはどうする?」そんな一言で、とても気持ちが楽になった。

私はいまウクライナに来ていて、初めて会うロシア人、ナディアの家に泊まっている。彼女はデザイナーでくまのぬいぐるみブランド『Philomene Kloss』を友人と立ち上げて9年になる。今はクリスマスや新年に向けて世界中から注文が殺到していて一年で一番忙しい時期なのに私を泊めてくれている。(※私は『Philomena Kloss』のくまが好きになりすぎて正規日本代理店『Philomena Kloss Japan Shop』をオープンすることになりました)

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誰かが来ているとき、(できないけれど)完璧なおもてなしをしなければ、と思って気づくと疲れ果てていることのある私には「私は夕飯いらないけど〜…」というのは衝撃的な発言で、かつものすごく気が楽なった。疲れているなか気を使われて、夕飯の準備をしたりご飯を食べに行かれても全然嬉しくない。それなら「疲れてて無理」って言われたほうが嬉しい。

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ナディアがそういうタイプなのか、私に対して気を使わなくてもいい関係性だと判断してくれたのかは分からないけど(後者だとより嬉しいけど、多分前者)、彼女からまた一つのことに気づけたのが嬉しい。

お互いに楽な感覚が一番楽しいよね。


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