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【ヒビビビミリ】 #1 はじめまして ・ 雑記 「面倒ッペルゲンガー」 - ツキサノ

はじめに


はじめまして。ツキサノです。

私は、生まれながらにして天性のメンタリストなので、今この記事を読んでいる貴方の思考を既に理解しています。

何か意味分からない名前の奴が、意味分からないタイトルの連載をやっている

今、貴方はきっとこう思っているはず。若しくは何か別のことを考えていますね。これがメンタリズムです。

さて、ヤバイ奴だと思われたくないので、改めて自己紹介を。

私はツキサノと申します。

普段はサラリーマンをやったり、八百屋をやったり、記事を書いたりetc...と色々やっている坊主の21歳ですが、基本的には、サブカル的なコンテンツに支配された日々を送っています。

音楽も好きだし、映画も好きだし、漫画も好きだし、活字も好き...されど、どの分野においてもミーハーと呼ばれたくない...という病「サブカルシンドローム」に冒されている為、日夜命を削って消費活動に勤しんでいる次第です。

この連載に関しても、そういった「コンテンツ消費に基づく備忘録」+「雑魚のエッセイ」みたいなものを書いていければと思っておりますので、どうかゲボカスの戯れにお付き合いください。


タイトル「ヒビビビミリ」の由来


既にご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、このnoteは私個人のアカウントではなく、私を含めた4人で運営しているなんちゃってメディア&Podcastプログラム『MEME SERVICE ミームサービス』(MEME SERVICE については目次「MEME SERVICEについて」を参照下さい)のアカウントの為、この連載を始めるにあたってタイトルを決定しなければなりません。

既に連載を開始したメンバー2名が割とカッチリしたタイトルにしていたので、勝手に、謎の「意味不明なタイトルにしなきゃいけないプレッシャー」を感じ、最初に検討していた連載タイトルは以下の2つでした。


・臭いブリブリKISS
・マッハパンダ放送局


うん、終わってる。1つ目に関しては、特に終わってる。

きっと日々の忙しさで、脳の回路がショートしていたのだと思います。

臭いブリブリKISSは、考案した翌日に問答無用で却下。マッハパンダ放送局は語感が良くて気に入っていたのですが、普通に「マッハで移動するパンダって何?怖!」となり泣く泣く却下となりました。

ただ、やはり先ほどの検討案にも通じる「意味分からなさ」と「強制的に記憶に残る一定の不愉快さ」という要素を必須条件に、検討に検討を重ねた結果がこちら......


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ツキサノの『ヒビビビミリ


意味分かんねえーーー!!

語感気持ち悪ーーーー!!!


どうでしょう。先述の必須条件は見事にクリアしているのではないかと思います。

一見、意味も分からなければ、ゲボのドブ池のような語感のキモい単語『ヒビビビミリ』ですが、タイトル画像にもある通り、一応「日々、微々たるミリメートル」の略語です。

端的に説明しますと、人間社会の中で生きていく中で、どうしても「メートル単位」のような大きな尺度で物事を判断する機会が増えてくるし、そういったマスの価値観が重要視されるけれど、私自身が「好き」を好きのままでいる為に、日々「ミリ単位」の触れ合いや前進を楽しんでいければいいなあと。

これを読んでいる皆さんも、このクソ雑魚連載をそういうラフな感覚で読んで頂ければ嬉しいです。

よろしくお願いいたします。


『MEME SERVICE』について

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雑記の項へと移る前に、このnotePodcastを運営している『MEME SERVICE ミームサービス』について軽くご説明させていただきます。

概要としては以下の通り。

‘‘生活に雑味を’’をテーマにポップカルチャーにくだらなさをミックスして発信するメディア

凄くフンワリとした説明ですが、これ以上もこれ以下もないんですよね...。

配信しているコンテンツは現在以下の3つ。

・月曜日『MEMEデリバリー』 

 『MEME SERVICE』がお送りするカルチャートークプログラム『MEMEデリバリー』では、最近、聴いた音楽、観た映画、読んだ小説、からピックした作品についてのトークを毎週配信しております。

・水曜日『ウルスパ!ULTRA SUPER RADIO』

何を取っても平均値な20代・キタウラとツキサノが、何でもない日常をウルトラでスーパーなものにすべく、お送りする妄想カルチャーラジオプログラム。

・日曜日『テンシとアクマ』

怠惰な悪魔ユウセイと小賢しい悪魔キヨノリが天使的悪魔的なことを共有するラジオプログラム。


SpotifySoundCloudYouTube、など各配信サイトから、お聴きいただけますので是非!

※以下のリンクからお聴き頂けます



【雑記】 面倒ッペルゲンガー


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・この世には、トイレにシルクハットを忘れていく紳士がいるらしい。


冒頭からこんなこんな事を書くのもどうかと思うのだけれど、note用の原稿を書いている今この瞬間、私はただただ「面倒臭え〜」と思いながらラップトップと向き合っている。

文字をキーボードで打ち込むのに比例して、身体のやる気を司る器官みたいなものが機能不全を起こしていくのを感じる。


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面倒臭過ぎてGoogleで「面倒臭い フリー素材」と検索したら、想像を上回る「面倒臭さ」で溢れ返っていて何だか安心した。


やる気というものには、大抵の場合はがある。「よっしゃカマしてやるぜ!」と饒舌に展望を語っていた次の瞬間には、冷めた表情に変わっているなんて事も、誰しも往々にしてあるはずだ。

何せ今抱えている「note用の文章を書く」という面倒なタスクも、「Podcast以外の媒体もやらないか?」などと私が提案さえしていなければ、本来存在すらしなかったのだ。許すまじ”やる気があったあの瞬間の私

仕事が出来る人だとか、企業の中で出世する人は共通して「タスク管理が上手い」のだと何かで読んだことがある。

自分のキャパシティを理解しているからこそ、その範囲の中にこなし切れるタスクを配置し、その上で練るのが本当の計画だ」とか何とか、そんな内容だった気がする。

非常に耳、いや目が痛い。花粉とのダブルパンチで目が痛痒い。


私の一日はというと”やらなくてはいけない事”と”やりたい事”が乱雑に表示されていて、とりあえず目に入ったものから取り掛かるという徹底された非効率ぶりだ。

もしも世界に非効率を司どる上位モンスター『非効率の統治者(イネフィシェンシー・ロード)』がいるとしたら、私は彼の存在の眷属となったゴブリンだろう。

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話は逸れたが、要は、「やる気という不確定要素に左右されないレベルのタスク管理」さえ行えていれば、ある程度ゆとりをもった生活を送れるという訳だ。

無理ゲー過ぎる。

自己啓発本某ニ◯ース・ピックス某東◯洋経済オンラインのようなメディアの読者には、ある種のライフハックとして重宝されるのかもしれないが、私が言うやる気の波によって生まれる面倒臭さの根本的解決には至っていない。


面倒臭えな〜という感情は、極めて直感的なものでありながらも、人間という生物と根深く結びついた感覚なような気がする。文明を支える科学の進歩に至っても、何かしらの面倒臭さの解消という目標設定によって発展してきたものだ。だとすると「面倒臭さについて考えること」こそ、ひとつの文化的なライフハックなのかもしれない。

また「やる気」に関して考えるのも同様に面白い。


私が、この連載用の記事を書いているのが、2021年4月9日の午前1時半

修正や、追記を考えると恐らく記事がアップロードされるのは、午後20時前後といった所だろう。では、この文章の中で語られてきた「やる気の無さ」は一体誰のものになるのだろうか。

勿論、数十数時間後の私も、今と同様にスーパーやる気が無い可能性は十分にある。しかし、それはあくまで可能性の域を出る事はなく、仮に"かなりやる気に満ち溢れていた"場合、この文章の中で語られる「やる気のなさ」や「面倒臭い」といった感情は、この記事の中に独立した感情として保存されることになる。

つまり、貴方が今読んでいるこの記事は、私の感情を「タイムシフト視聴」している訳であって、ある種「2021年4月9日20時現在に存在する最新の私」とはまた別の人物の文章に触れていると言っても過言ではない。

人間のアイデンティティが、遺伝子や生体情報以外のもの、例えば、「好み」や「性格」、「感情」にも紐づけられている場合、面白い事に、今貴方の世界には「2021年4月9日1時のやる気のない私」と「2021年4月9日20時の私」が同時に存在することになる。

ちょっと!

note書くのって面倒臭いね」という話から、信じられないほど壮大な思考実験の話になってしまったよ。

よくよく考えたらただの「シュレディンガーの猫」じゃん。この話。

面倒臭いツキサノ」って名前で学会に発表しようかな。


日常的にこういう事をボーッと考えていると、話が脱線した時の馬力が凄まじい。

というか第1回という事で、まだまだフォーマットが定まっていないから脱線するのもしょうがない。最早、その脱線も味として楽しんで貰いたい。

とりあえず暫くは、雑記を締めた後にコンテンツ紹介ページみたいな方式で行こうかと思う。

そういえば、今日から『パーム・スプリングス』が上映開始だ。

次のオフィス出社の時にでも観に行きたいな。


それでは今週はこの辺で。また来週。


今週の良コンテンツ

ツキサノが、その週に消費したコンテンツの中で、特に良かった作品をご紹介。

【書籍】 ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』

ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』

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【概要】「だけど、また本を最初から読みはじめれば、みんな帰ってくるんだよ…きみだってそうなんだ」孤独な少年の元に物語の登場人物が訪れる-ウルフの代表作にして不朽の名作「デス博士の島その他の物語」、治療を目的とした島における少年たちの非情な運命を詩情豊かに描き出すネビュラ賞・ローカス賞受賞作「アイランド博士の死」、冷凍睡眠から目覚めた男を待ち受けていたものは…「不死」のテーマをサスペンスフルに展開する「死の島の博士」、文明崩壊後のアメリカでの謎と幻惑に満ちた彷徨を流麗な筆致で綴る「アメリカの七夜」、目の見えない少年が繰り広げる夢と奇蹟と冒険の物語「眼閃の奇蹟」、そして限定本に付された著者による「まえがき」を特別収録。「もっとも重要なSF作家」ウルフの傑作中短篇を集成。


【書籍】マーク・チャンギージー『〈脳と文明〉の暗号: 言語と音楽、驚異の起源』

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【概要】ベストセラー『ヒトの目、驚異の進化』著者、人類誕生と「聴覚」の謎に挑む!1万にのぼるクラシック音楽の主題旋律を分析して浮かび上がった驚くべき事実――音楽は人間の歩行を模倣している! 音量はその人物との距離、拍子は足音、メロディーの起伏は動作音に生じるドップラー効果。さらに、私たちの話し言葉にも自然界の痕跡が……。サルはいかにして文明を獲得し、ヒトへと進化したのか。『ヒトの目、驚異の進化』の理論神経科学者が、聴覚系を糸口に人類史上最大の謎を解く。


【音楽】 Quadeca 『From Me To You』



【音楽】 Iglooghost 『Lei Line Eon』



【映画】  『ビルとテッドの時空旅行』

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【概要】スピード」や「マトリックス」でトップスターとなり、近年も「ジョン・ウィック」シリーズなど活躍を続けるキアヌ・リーブスが若かりし日に主演し、ロックスターにあこがれる高校生のビルとテッドが時空を超えた冒険を繰り広げる姿を描いたコメディ「ビルとテッドの大冒険」のシリーズ第3作。前作から29年ぶりの新作となった今作では、主演のリーブスとアレックス・ウィンターの2人が、ミュージシャンになった大人のいまも少年の心を忘れないビルとテッドを三度演じ、タイムマシンで新たな冒険に出る姿を描く。自分たちの音楽が将来世界を救うと予言されたビルとテッドは、曲作りに励み、その時を待ち続けて早30年。人気も年月とともに落ち込み、いまや応援してくれるのは家族だけだった。そんな彼らのもとに未来からの使者が現れ、時空の歪みによって人類滅亡まであと77分25秒しかないという驚きべき事実を伝える。ビルとテッドは世界の消滅を防ぐため、そして「世界を救う音楽」を完成させるため、伝説のミュージシャンを集めて史上最強のバンドを結成しようと、過去や未来を駆け巡る。監督は「ギャラクシー・クエスト」のディーン・パリソット。



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