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忌み地

※スピカタブラというマガジンを作りましたので、タイトルにスピカタブラを外しました。記事の内容によって一般に出しにくい部分は有料(¥100~)にしています。何卒ご理解ご了承宜しくお願いします🌱(直接ならお話しできるのですが…w)



今回は次回公開しようと思っている魂のルーツの内容に繋がる
前置きスピカタブラなお話。

それは忌み地と呼ばれるところ。
父からこの辺(地元)の忌み地の話は聞いていたのだけど、アイヌから神話や歴史探索していたら、今度は忌み地について知りえた事が重なったので、ここで先にアウトプット。知っていて損はない内容なので書きたいと思います。


私が住む田舎も小さい頃とは随分と景色は変わって、忌み地なんて言葉すらも聞くことなく過ごしていたけれど、そうした場所は確かにあって、集合住宅やマンションになっていたりする。
一見お洒落で新しくて清潔感もあってとてもいい場所に見えるのに、何故だか苦手な場所、行かない場所、はたまた行こうと思ってもお休みだったり、タイミングが合わなかったり、何故だか近づけない場所は確かにあって、忌み地というキーワードからその場所の歴史や土地を調べてみると、なるほど~謎解きのように面白い事がわかってくる。

少なからず私のアンテナに引っかかった場所には原因があったので、もしそんな感覚を持つ場所がある方は、一度その場所の歴史を調べてみると何か面白い発見があるかもしれません。
こんな時、こうした自分のアンテナの感度を測れるので、5感、第6感を養う為に、活用してみるといいかもしれません。せっかく誰もが持っているのだから使うに越したことなしだと思う私です(笑)

忌み地とは

なにかしらの伝承や事件・事故などで呪いや祟りがあるとされる場所。 心霊スポットも忌み地の一つ。
詳しくは活断層や龍脈、地中を流れる磁場が歪んだ場所。鬼門、無縁仏の眠る墓、数千年前の古墳塚 。遠い歴史に古戦場で屍が累々とした荒地。古くは霊山と呼ばれて畏れられた山、人柱を埋めた池や湖、じめじめとした湿地帯、底なし沼があった場所など様々。

本来は人の住んではならない場所とされている、この世とあの世の境目のような場所が実は数多く存在しているとか…。
日本には陰陽師があるように古い歴史を遡るとスピリチュアルな場所なのが、ようく見えてくる。そして日本人は霊性が高い民族のはずであることも。
…ただ、現代のスピリチュアルは自分にとって都合の良い方へ上手に誘導していくニセモノ的なものが多いので、毎回耳にタコができるくらい書いている人間性、精神性も一緒に成長させていかないと、自分の感覚を過信して見誤ったまま知らず知らずのうちに本筋からそれた違う側へ…。
これは自分自身に言い聞かせる上でも書いていて、だからこそ常に自分を俯瞰して考察して勉強あるのみ。(笑)

さて、心霊スポットなどは何があったか、何となくわかるし怖いしそもそも近づかないけれど、そんな場所以外の忌み地は、時代の変化と共に風化して地元の人ですらも知らない事が多い。惨殺事件があった場所や、処刑場や、穢多・非人と呼ばれていた人たちが住んでいたところ、はたまた人体実験施設だった場所などもあったりする闇深い場所でもあるのだ。

面白い事に事故物件を探ると鬼門に面して一繋ぎになっていたりするから、確実に土地の影響がある。昔は石碑やお墓があってちゃんと弔う意識があったみたいだが、今はそれらも倒されて、無かった事にされている場所もあるからとても解りにくい。
ではどんな場所が忌み地なのか。

土地名からわかる忌み地

一番解りやすいのが土地名からわかる忌み地。
池、河、沼、滝、深、沢などさんずいの入った土地。
水をイメージさせる場所は湿地帯だった可能性があり、
多くは死体を捨てる場所になっていた。
昔は火葬ではなかったので、寺お抱えの非人が居て亡くなった家があると
その死体を沼に持っていって沈めていたそう。
そして、穢多・非人と呼ばれた人たちが住んでいたのもそうした土地で、
罪人の処刑など、皆が嫌がる仕事をさせられていたのは想像がつくと思う。
科学的にも、湿地帯、水脈、地面の亀裂がある場所に住み続けるとジオパシックストレスという、自律神経の乱れや慢性的な症状が現れることもあるそう。

地名が変更されしまった所

厄介とされるのが、地名が変更されている場所。
高度経済成長期以降に開発された大規模な住宅などでは
忌み地が「○○野」、「○○が丘」、「○○台」、「○○ニュータウン」
といった地名に変更されているケースが多くある。
これには父が言っていた場所が正に○○が丘だったので、なるほど~と繋がった。実際に過去殺人事件もあって、犯人はまだ見つかっていないとか。

全国的にみると特に千葉県が多くあるらしく、緑区あゆみ野と呼ばれるところは住みやすいニュータウンが広がるけれど、昔はうっそうとした山野で、落ち武者が、この地で捕まり首を切られたという話がある。
いん田と呼ばれたところも区画整理によって現在は正確な場所がわからないとか。。

地名以外では

地名などで関係のない忌み地で有名なのは、江戸時代、現在の品川区にあった「鈴ヶ森刑場」。冤罪の犠牲者を含めても10~20万人の人が処刑されている。処刑方法はとても残酷なやり方なので書かないですが、手塚治の「どろろ」を読めば少しイメージできるかもしれない。そもそも人が寄り付かない場所を選ぶのだから、それだけ元々はうっそうとした場所だったのだ。陰陽が地球の法則だからこそ、陰の場所となる場所は、そうした事を必然的に引き起こしやすいともいえるのだから、なるべくなら避けた方がいい。

今や超高級な場所のイメージを持つ六本木も…。
これは自分で調べてみてください。

馬頭観音がある場所

馬頭観音は、江戸時代に命を終えた牛馬には、多くの地で決められた置き場があった。馬捨て場ともいわれた。農民にとって牛馬は大切な存在で、一生懸命働いてくれた牛馬の供養として祀られている場所。
草場とも呼ばれた部落。
そこで置かれた牛馬は、穢多と呼ばれる人たちが解体して、革をなめしたりするのだ。当然水があるところでないと解体できない。
穢多は別名、河原者とも言われている。これも父から聞いていたので、合致した。
という事で、本来住む場所には適さない場所にそうした蔑まれてた人たちが暮らしていた。この事に関しての深掘り内容は次回に続きます。

ここから先は直接ならお話しできますが、公には出せないので有料公開にさせて頂きます。知りたい人だけ。

ちょっと豆知識
私も知らなかったのだけど、基本的にお寺は気枯地(けがれち)。神社は癒し地とされています。だからお寺には必ず僧侶がいて、毎日掃除をして綺麗にする必要があるとか。
そしてお寺の近くには魔除けとして必ず近くに神社がある。
そうした事からも、神社の前には建物を建ててはならないとされている。神様の通り道を塞ぐことは、反逆の意味合いを持ち、神社から跳ね返された邪気が溜まり易いともいわれている。

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