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#好きなことをして稼ぐ #いすみノコト 

いすみ市で「ハッシュタグで町おこし」というイベントをやっていて、
うちのキャンプ場が「キャンプ大賞」を受賞しました。

いすみに移住してきて4年目、起業してからは2年目です。
おかげさまで順調に売り上げを伸ばしております。
周りの人のサポートがなかったらここまでは来れなかったので、感謝です。
商売って、繋がりが本当に大事ですよね。
移住者を暖かく迎えてくれ、受け入れて応援してくれるいすみ市の優しい人々や、道を開いてくれている先住移住者、この方々の応援があり、ここまでこれたこと、本当に、感謝の日々です。

ローカル起業部で小商いをはじめる


いすみ市には、ローカル起業部という面白い集まりがあって、
私もここからスタートしました。小商いのスペシャリスト達からアドバイスをもらい、始めたのです。
いすみ市にはフリーランスも多く、フラットな働き方をしてる人が
周りにたくさんいます。
時間や場所に囚われず、好きな場所で好きなことをして稼ぐ!
耳さわりがいいですが、本当にこれだけです。
移住や独立に迷ってる方はぜひ、チャレンジしてみてください。

起業して大変なことは?


キャンプ場では、肉体労働もあるし、掃除もあるし、
夏場は汗水垂らして働いてますが、私は楽しいです。
私は子供たちと、自然の中でのんびり過ごす時間が好きなので、
キャンプ場の片付けも、草刈りも、掃除も全部楽しいです。
キャンプ場の方が自宅より学校から近いので、平日は子供たちが
学校から直接、キャンプ場古民家に帰ってくるのですが、
掃除をしながら子供達の帰りを待つ時間が私は何よりも好きなのです。

日々のお手入れ

空気が変わるので、私は見えない場所も含めて結構、掃除します。
梅雨の間に古民家の窓をサッシも含めて、全部、ピカピカに磨いたのですが、その気持ちよさたるや!
梅雨が明けて、晴れた日に新しいカーテンを設置したら気持ちの良い風が吹いてきました。

オススメの場所がいっぱい

キャンプ場に来たお客さんにまず、オススメするのは
興津海水浴場 

いすみ市ちゃうやん!
という声が聞こえてきそうですが、私、ここが大好きなんです。
勝浦市なのですが、こんな綺麗な海が関東にあるなんて奇跡です。
お客さんにいつも「車で15分くらいですよ〜」と伝えてましたが、
グーグルマップで見たら35〜40分と出てました。
私の時間感覚・・・
それからは伝え方に気をつけています。

高秀牧場まで車で10分

ぜひ、この絶景の中でこの牧場のジェラートを食べて頂きたい!
そして店内で、こうして私たちのために命を捧げてくれている牛さんたちへ
想いを馳せてください。
牛さんたちの事がたくさんわかるようにパネル展示してくれています。
子供達にも、どうやって君たちの大好きなミルクやアイスが作られてると思う?と話しています。
牛舎も見ることができるので、すごくいい体験になります。
予約をすれば、いろんな体験もさせてくれます。
こちらの牧場はいすみ市内の小学校にも牛を連れてお話会をされたりと
地域貢献も積極的に行ってくださっています。
何よりも、「循環型酪農」という素晴らしい酪農のシステムを取り入れてます。
発酵菌を使った酪農なのですが、菌ちゃん好きの私は聞いていて感動してしまいました。菌のお話はまた今度・・・

歩いて行けるホースランド 

うちから1番近いのはここです。
どこよりも近いのがホースランド という環境(笑)
オーストラリア人のオーナーさんのユニークな暮らしはテレビでも
定期的に放映されています。
うちのキャンプ場にも、馬の鳴き声が聞こえてきます。
日常的にお馬さんたちを見ることができて私も幸せです。
休日や長期休暇の時期はホースキャンプも行っており、子供たちの楽しそうな声が聞こえてきます。
英語も学べて馬だけでなく、いろんなアクティビティ盛りだくさんの
ホースキャンプはオススメです!!

「はちみつさん」

入手できた時はこちらをウェルカムフードとして
古民家に置いてます。(あったらラッキーくらいに思ってください)
道の駅などでも購入できるので、気になる方はぜひ、買ってみてください。
オーナーさんのこだわりは、まさかの瓶の絵です。
ここに何よりも情熱が注がれているのが並べた瓶を見るとわかります。
冗談はさておき、
ミツバチへの愛と透き通ったはちみつの丁寧な仕事っぷりは
食べてみればわかります。
手作りの蜂蜜って、すっごく濃厚で美味しい上に、
身体にもめちゃくちゃ良いのです。
うちはもう薬だと思って買ってます。
喉が痛い時や風邪のひきはじめは子供たちにも自分にも
必ずここのハチミツで作ったはちみつショウガを飲みます。

まだまだ他にもオススメすぎる場所がありすぎて書ききれないので
続きはまた今度にします。
心地良さを、ただ、ただ、体感してもらえたら幸いです。
何のアトラクションもない、古民家キャンプ場ですが、
自然しかない感じがいいと思っています。
うちは小学生までは無料にしているのですが、
12歳までの間に自然と触れ合う体験をたくさんしてもらいたい、って
思ってるからです。
コンセプトが「ふる里のシェアリング」なので、
遠い親戚の子供たちが遊びに来てくれてると思って迎えてます。

広がる自然体験格差

教育格差なんかが叫ばれていますが、私的には自然体験格差も広がっていると思います。
都会のど真ん中にいても、親戚の家が田舎にあったりとか、
親の趣味で長期旅行やキャンプに出かけて世界を旅したりなど、意外と自然には触れあえてる子供がいる一方で、旅行といえば観光地巡りのみ、というように、全くそういうものに触れ合う機会がないまま成長してしまう子もいます


自然体験とか、自然遊びが今後、子供向けの最大コンテンツになったらいいなって思ってます。
自然は奪い合う必要もないし、豊かに与えあうだけです。
子供達に成長の中で、自然とたくさん触れ合う事で、豊かな自然とさらに自分もその一部であり尊い存在である事、無限に広がる優しい世界をたくさん体験してもらいたいです。


移住して得たもの


ジブリが「忘れ物を届けに来ました」と言ってトトロの映画を上映したとき、私は7歳の子供でしたが、映画の中でしかあの大きな森を見たことがありませんでした。
それが今、こうしてまるで映画に出てきそうな景色の中で子供たちと日常を暮らしているのが本当に幸せです。
今も庭にはたくさんの梅干しが干してあり、私はモンペを履いて庭仕事してます。
こうして少しづつ、あの「め〜いちゃ〜ん」のおばあちゃんに近づけてる日常が嬉しいのです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。


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