第19回妄想全国高校野球大会①［組み合わせ&注目選手紹介］

今大会も第19回を迎えた。
これまで数々の名試合が繰り広げられてきたが、今回はどんなドラマを見せてくれるか非常に楽しみである。


組み合わせが発表されているので、早速見てみよう。
あなたの出身地や母校、応援するチームはどんな戦いを魅せてくれるだろうか。

第19回妄想全国高校野球大会組み合わせ

今大会の注目校を見ていこう。昨年、記憶に残る快進撃で優勝した日本鉄道(静岡)は機動力を使った攻撃に磨きをかけて静岡大会では11盗塁を記録。対するはこちらも優勝経験のある開徳(岡山)であり、初戦からの好カードは注目だ。昨年ベスト4の天童学院(山形)は昨年、好投を披露したエース斎院が健在。経験豊富なマウンド捌きでチームを勝利に導く。4年連続出場の信濃学苑(長野)は今年も個々に能力が高い選手が揃っており、近年は県内では敵無し。是枝学院(茨城)は昨年の甲子園も経験している注目投手のエース宇留野が難敵の黒潮学園(高知)を相手にどのようなピッチングをするか注目だ。強豪ひしめく大阪大会を制した南海大難波(大阪)や左右の好投手が揃っている至道館(広島)などの強豪も優勝候補に名乗りを挙げる。初出場組では都立ながら東東京大会を制した滝野川たきのがわ(東東京)は鉄壁の守備が持ち味。麋城びじょう(岐阜)は岐阜大会で過去4度決勝に進みながら、あと一歩で涙を呑んできた。悲願だった聖地で自分達の力を最大限に発揮したい。今大会は例年に比べて好投手が揃っている印象。接戦をモノにできるかが上位進出への鍵となる。

歴代の優勝校、準優勝校及びベスト8以上のチームをまとめてみたので、以下の表を参考に楽しんでもらいたい。

歴代優勝、準優勝、ベスト4

歴代ベスト8

各都道府県の歴代出場校や決勝戦のスコアなどは以下の記事にまとめています。

それでは今大会の注目選手を紹介しよう。

【投手編】

◆斎院 礼央人［天童学院（山形）］
3年/180cm 81kg/左投左打/MAX150キロ
高校No.1サウスポー。昨年もエースとしてベスト4入りに貢献。準決勝では血マメが潰れるアクシデントがあり、不完全燃焼で去った。今年は万全の状態でレベルアップした姿を見せたい。

◆下岡 雄吾［至道館（広島）］
3年/187cm 90kg/右投右打/MAX151キロ
重い直球を投げる本格派右腕。左の壇上と共に二枚看板としてチームを引っ張る。広島大会決勝では先発を任され、7回無失点の好投を披露して期待に応えた。

◆古幡 健市［信濃学苑（長野）］
3年/176cm 74kg/右投右打/MAX147キロ
制球力が魅力のスリークォーター。1年時からベンチ入りして優勝を経験。昨年はエースとして完封を記録するなど、チームのベスト8入りへ大いに貢献した。

◆森廣 瑞貴［南海大難波（大阪）］
3年/190cm 86kg/右投左打/MAX154キロ
今大会の出場選手で最速を記録する長身右腕。長身から投げ下ろす直球とフォークを武器に高い奪三振率を誇る。打者としても中軸を任され、長打を連発する。

◆篠宮 賢［滝野川（東東京）］
3年/178cm 75kg/左投左打/MAX143キロ
球速以上の伸びのある直球とナックルを操る『都立のナックル王子』東東京大会でも強豪相手に伝家の宝刀でピンチを脱してきた。聖地でもここぞの場面で決めて旋風を巻き起こす。

【野手編】

◆田中 輝［太平洋大附（青森）］
3年/186cm 94kg/右投左打/三塁手
恵まれた体格から鋭い打球を飛ばす左の大砲。昨年の夏は1回戦でマルチ安打を記録し、チームの勝利に貢献した。最上級生となった今年はスタンドにアーチを描きたい。

◆藤本 剛徳［明陽（兵庫）］
3年/179cm 80kg/右投左打/遊撃手
走攻守3拍子揃ったプロ注目の大型ショート。広角に鋭い打球を飛ばし、兵庫大会では全試合で安打を放った。俊足を生かした守備と強肩も自慢。

◆東仲盛 仁之［首里商（沖縄）］
3年/185cm 87kg/右投右打/右翼手
高校生離れしたパンチ力が魅力のスラッガー。沖縄大会の準決勝では満塁本塁打を放つなど、3本塁打を記録したパワフルな打撃が持ち味。

◆濱渦 紘一［黒潮学園（高知）］
3年/181cm 75kg/右投左打/遊撃手
高い身体能力を持つセンスが光る内野手。本職はショートだが捕手以外どこでも守れ、投手としてもマウンドに上がる。パンチ力のある打撃も魅力であり、高校通算24発。

◆海保 祐介［翔旺（千葉）］
3年/177cm 82kg/右投右打/捕手
強肩を生かしたスローイングが魅力の捕手。打撃でも千葉大会決勝で猛打賞を記録し、優勝へ導いた。聖地でも攻守ともに存在感を示したい。

はたして深紅の優勝旗はどこが手にするのか。
球児たちの熱いプレーに乞うご期待！！