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第22回妄想全国高校野球大会⑦[決勝]
本日はいよいよ決勝戦。
全国の頂点に輝くのはどちらなのか。
これまでの両者の勝ち上がりを確認しておこう。
■金鯱学園(愛知)
1回戦 4-0 VS 別府工(大分)
2回戦 12-1 VS 初雁学園(埼玉)
3回戦 12-6 VS 松山拓洋(愛媛)
準々決勝 4-0 VS 首里商(沖縄)
準決勝 2-0 VS 勝田台(千葉)
■養學院(東東京)
1回戦 3-0 VS 米子尽啓(鳥取)
2回戦 4-2 VS 観音寺学園(香川)
3回戦 3-1 VS 南海大難波(大阪)
準々決勝 7-0 VS 霧島工(鹿児島)
準決勝 6-2 VS 戸畑天籟(福岡)
金鯱学園は愛知県勢としては第4回大会で優勝した尾張光陵以来の決勝進出。今大会は完封試合が3試合、二桁得点が2試合と投打に圧倒的な力で勝ち上がってきた。3回戦では昨年優勝の松山拓洋を相手に序盤から大量リードで捻じ伏せた。特に注目は杉浦-朝夷名の2年生バッテリーだ。杉浦はサウスポーからMAX145キロの直球を武器に2完封を挙げる好投を披露している。リードする朝夷名は攻守で活躍が目立つ。背番号1の鬼頭は準決勝で7回無失点の好投を見せるなど投手陣も盤石だ。打線はプロ注目の4番・頼金が3回戦でホームランを放つなどチャンスで頼りになる打撃を見せている。1番・彦坂、2番・間瀬は2人で7盗塁を記録しており、序盤から足でチャンスメイクしたいところ。これまで通り投打をがっちり噛み合わせ、深紅の優勝旗を掴むことができるか。
養學院は初出場で優勝した第13回大会以来の決勝進出。今大会はエース大森を中心に守り勝つ野球で堅実に勝ち上がってきた。観音寺学園や南海大難波などの難敵続きだったが、持ち味の終盤に粘り勝つ野球で競り勝ってきている。エースの大森はここまでの5試合全てを1人で投げ抜き、45回5失点2完封の成績を残している。奪三振も3試合で二桁を記録するなど安定した投球内容は流石だ。打線では4番に座り、ホームランを放つなど投打に渡る活躍でチームの勝利に貢献している。スタメンの打線は左打者6人を揃えているが今大会は右打者の佐賀、門馬が好調だ。打線のキーマンとしてチャンスでの一本を期待したい。史上3校目の二度目の全国制覇を果たすことができるか。
■スターティングメンバー
※括弧内の数字は背番号
※丸囲いの数字は学年
※▲は左打ち、◆は両打ち、◎は主将
金鯱学園
1 遊 彦坂 (6) ② ▲
2 中 間瀬 (8) ③ ▲
3 左 平松 (7) ②
4 三 頼金 (5) ③
5 捕 朝夷名 (2) ②
6 一 滝 (13) ③
7 投 杉浦 (10) ② ▲
8 右 鈴木 (9) ③ ▲
9 ニ 丹羽 (4) ③
養學院
1 中 残熊 (8) ② ▲
2 ニ 段 (4) ③ ▲ ◎
3 遊 佐賀 (6) ②
4 投 大森 (1) ③ ▲
5 一 結城 (3) ② ▲
6 三 門馬 (5) ③
7 左 田中 (7) ③ ▲
8 捕 甘利 (2) ③
9 右 長野 (9) ③ ▲
■ベンチメンバー
金鯱学園
(監督) 岩田 勘次郎
(1) ③ 鬼頭 (3) ② 畔柳 ▲
(11) ③ 小澤 ▲ (12) ③ 林 ◎
(14) ③ 山本 (15) ③ 竹上
(16) ② 水野 (17) ② 保母
(18) ② 織田 ▲ (19) ② 加藤 ▲
(20) ① 丹菊 ▲
養學院
(監督) 国府田 昌己
(10) ③ 大庭 ▲ (11) ② 大須賀 ▲
(12) ③ 増田 (13) ③ 伊藤 ▲
(14) ③ 後藤 (15) ③ 松本
(16) ② 峯尾 ▲ (17) ① 坂巻 ▲
(18) ① 森永 ▲ (19) ③ 小山田 ▲
(20) ③ 石井
■試合結果
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バッテリー
[金] 杉浦、鬼頭 - 朝夷名
[養] 大森、大須賀、大庭、森永 - 甘利
優勝は愛知代表・金鯱学園!!
愛知県勢としては第4回大会以来の全国制覇。
金鯱学園は3点ビハインドの6回表に平松、頼金の適時打で試合を振り出しに戻す。8回表には頼金、滝、朝夷名の三者連続適時打や失策絡みなど打者一巡の猛攻で一挙7得点。投げては先発の杉浦が8回3失点の力投。敗れた養學院が今大会ここまで1人で投げてきた大森が最後に力尽きた。
今回も熱戦が繰り広げられた今大会。
球児たちの熱いプレーがまたひとつ刻まれたことだろう。次の大会も待ち遠しい限りだ。
【付録】
■今大会の本塁打記録
※左から大会◯号、選手名、所属
※末尾の丸囲いの数字は複数打った選手
1 浦田 (南海大難波)
2 辰己 (南海大難波) ①
3 久保田 (初雁学園)
4 田中 (花巻国際) ①
5 田中 (花巻国際) ②
6 岩栄 (霧島工)
7 杉山 (天童学院)
8 児仁井 (府中赤陵)
9 須藤 (勝田台)
10 辰己 (南海大難波) ②
11 美野 (明陽)
12 伊藝 (首里商)
13 頼金 (金鯱学園)
14 大森 (養學院)
今大会の本塁打:合計14本
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