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パートナーとの関係性を築いていくなかで何を重要視すべきか


2021年、春。私は27歳で、所謂、結婚適齢期といわれる年齢である。友人には、独身の人も、結婚した人も、ママになった人もいる。それぞれ、生きている世界が違う。

私の親友Kちゃんは1歳半の子供を育てるお母さん。コロナということもあり、合う頻度も少ないものの、いつも割りと深い話をしている。二人目の子供の事、パートナーとの関係性を築いていくなかで、家族の安心感を求める相手と、恋人のままの関係性を保ちたいKちゃん。保活問題。私の悩みは、パートナーが居ないことへの漠然とした不安、仕事の事。私の悩みと親友Kちゃんの悩みは種類が違う。私は親友Kちゃんの話を聴くことはいくらでも出来る。でも、結婚もしていなければ、子供もいないし、想像でしか答えてあげれない。何だか、申し訳なく思う。実際、「生きている世界が違うよね?」と、ハッキリ言われた。

高校時代からの友人Mちゃんは、独身ではあるが、最近、お付き合いし始めたパートナーがいるようで、「今すぐではないけど、将来、彼と同棲しようと思ってるの。県外になるだろうから、今後、仕事をどうするか、車を買おうか、色々悩んでいて」と話してくれた。

こんな話をしていくうちに、行き着く話が「性」の話。特に性の話題って、タブーにされることが多いし、この間までは性の話を友達とするなど考えてもみなかった。年齢や将来のことを考えると、出産、妊娠の事をきちんと考えないといけない年齢になっている。そこで考えるのは、パートナーとの性の価値観について

私の話で言えば、介護現場で働く会社員。恋人はいない。ジャニーズや読書が好きな人間。この先、パートナーに出会えたとして、一番譲れないことは、性の価値観が合うかどうか。個人的に思うのが、性の価値観が合わないと、全ての価値観が合わないと思う。性行為ってもちろん悪いことじゃないし、人間の三大欲求の一つなのだから、素晴らしいこと。でも、一歩間違えたら、大きなリスクを背負うことになる。だからこそ、正しい知識をパートナーと一緒に共有しておかないと、取り返しのつかないことになってしまうから

私が性の知識を身につけたいなと思ったのは、今から、約2年ほど前。最初にも出てきた、親友Kちゃんが妊娠中、酷い悪阻で苦しい様子だった。「あれ?私、何もしてあげれないし、妊娠出産の正しい知識何一つ知らない。」と思ったのと、私自身、PMSと生理痛がかなり酷く、PMSの時は、頭痛、眠気、食欲増加、鼻血が出る。生理になると、頭痛、腹痛、子宮が雑巾絞りの様に絞られる感覚に襲われて、立つことも出来ず仕事にも支障が出た。そんなとき、出会った動画が、シオリーヌさんの動画である。学校でも親でも教えてくれない性の知識を教えてくれた。

シオリーヌさんの動画を見て、私は、婦人科を受診し、低用量ピル飲んでいる。PMSも生理痛もかなり軽くなり、もっと早く出会いたかったと思った。母にその事を伝えると、「そんなことで薬もらわなあかんもん?薬飲まんと生活するのが一番良いんやから、頑張って薬飲まんようにしいや」と。そりゃ、飲まない方がいいに決まっている。でも、私にはとっても苦しいことで、薬を飲んで、少しでも解放されるなら、私はそっちを選ぶし、母もピルに対する偏見があった。母でさえ、ピルの正しい知識を知らないのに、私たちが親から教わるわけないよな、と思ったのも、知識を身につけたいと思った一つなのだ。

低用量ピルとは

コンドームとは


私は、このふたつが揃ってこそ、正しい避妊だと思うし、安心安全なパートナーシップを結ぶには必ず必要な事だと思うのです。お互いに。


自分が子供を産むときは、大切な人達に祝福されて産みたいし、自分自身も心から望んだタイミングで産みたいと強く思う。
友人の一人は、パートナーと付き合って1ヶ月で、中だしされてたことに気付かず、気づいた時にはもう遅くて。妊娠はしていなかったそうだが、生理が来るまで不安だった。その後も、パートナーに「ゴムつけて」と言わないとつけてくれなくて、悩んでいたり、元同僚は高校生と中学生の子供がいるシングルマザー。新しいパートナーと3ヶ月お付き合いしているところに、思ってもみない妊娠が発覚。結婚を意識したお付き合いと言えど、子供の今後の事や、色んな事を考えると、今、産むべきタイミングではないと判断し、中絶する事を決めていた。私の前で号泣し、自分を責めていた姿を思い出す度、苦しくなる。

私はもう苦しむ人を見たくない。出産も中絶も主体となるのは女性。責任って言葉を軽々しく使わないでほしいとも思う。
出産はおめでたいもの。妊娠中は悪阻が軽い人も要れば、酷くて苦しむ人もいることを忘れないで欲しい。母親は自分の生活をしながら、新しいも守っているんです。身体の変化もホルモンバランもかなり乱れる。そこも含めて、「責任とる」って言えますか?
中絶は人間の本来の動きとは逆の事をしていることになる。一人の命を自分達の無責任な行動で失くしてしまうのです。精神的にも身体的にも傷つくのは女性。お金を出すことが責任じゃないですよ。


だからこそ、私はパートナーとの性の価値観を合わせたお付き合いをしたいのです。お互い良好な関係性を築いていくなかで必要なこと。自分に子供が出来たら、まず伝えたいことの一つです。自分だけで解決出来る問題じゃないから。
シオリーヌさんの本も分かりやすくて素敵なので是非。私はこの本を子供に読ませたいです。





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