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004.Catalyskiの2年目の取り組み

気づけば1月も半分を過ぎてしまいました。年末から体調不良で、家族みんなでダウンしてしまい、暴飲暴食をしない人生初のしめやかなお正月となりました。(しかもまだ本調子じゃない。。。)

さて『Catalyski-2024』と勝手に名付けて、今年の所信表明をしておきます。

■Catalyskiのミッションと2023の振り返り

まずCatalyskiのミッションは「自分自身を主語にして自己表現できる語り手を増やす」です。元々はワークショップなどによる経営理念の策定やチームビルディング研修を主軸として創業した会社でした。

Catalyski's Mission

しかしこれは私の想定の甘さでもありますが、やはり競合も多いこと、自分自身の優位性が高くないこと、そして企業の予算組みのタイミングが終わっていたこと、ニーズが顕在化していない中でその必要性を納得させるほどの実力がなかったこと・・・とかとか枚挙に遑がない感じです。

反面、クラインアントが新しい事業やプロジェクトを起こすにあたり、自社では足りない部分を補う役割として、実際にそのプロジェクトに参画して中の人として取り組む、いわゆる「ジョブ型」の業務を請け負い方には一定のニーズがあり、私自身もこれまでの経験の延長線上で、もしくは未経験の領域ながら経験の応用で取り組んだ1年間でした。

結果的に「三上と仕事をしたい」とおっしゃっていただけるクライアントと、私がやりたいと思える仕事を選んで取り組ませていただいた贅沢な仕事の仕方だったとも言えますし、節操なく色々なことに挑戦できた『何でも屋』な1年でした。それが面白かった。

なので、2024も節操なくやっていくのに変わりはないのですが、その中でもテーマを選んでその中で好きなことをやりながら、自分の強みとする領域をさらに模索していこうと考えています。

その軸になりそうなのは、「コミュニティ」「伴走型の支援」です。
元々はワークショップを通じて第3者的にチームに関わり「語り手」を増やすことをめざしていましたが、コミュニティを利用する方々とリアルに接することで「語り手」を増やすことができることもわかりましたし、事業に一緒のチームとして取り組むことで、その事業を通じた意義の「語り手」を増やすことができることもわかりました。なので、ミッション自体は変わりませんが、そのアプローチは2年目で大きく変わることになりそうです。

そして、前回の投稿【003.2024に向けてLIGHTEN UPする】にも書きましたが、1月23日で2年目を迎えるCatalyskiのテーマは『外』にしました。

■3つの「外」

テーマは「外」

「外」はガイ・ゲ・そと・ほか・はずす・はずれるなどと読みますが、その中で「外」の3つの意味に、Catalyskiの2024年ビジョンを準えました。

  1. <そとがわ>コンフォートゾーンの外へ出る新しい挑戦

  2. <範囲からはずれたところ>新天地・グローバルでの挑戦

  3. <本体とは別のもの>起業時に定めた事業ドメインの見直し・再定義

以下、簡単にではありますが、解説します。

■コンフォートゾーンの外へ出る新しい挑戦

新しい挑戦/ノウハウの活用

振り返ると、2019年から現在に至るまで、大阪のオープンイノベーション施設の企画設計コンサルとして携わるところから始まり、現在もコミュニケーターとして会員の方々とのビジネスマッチングやビジネスプランの壁打ちなどの関わり合い、構想時のコンセプトの定着のお手伝いをさせていただいています。

オープンイノベーション・ビジネス共創施設としては国内最大規模で、大企業が立ち上げた無料で使える施設という特徴もあり、関西圏に限らず、多くの方に広く認知をいただけるユニークな施設として注目されました。

その施設の構想初期から現在まで関わる一番古いスタッフということもあり、かっこよく言えば「仕掛け人」として、この施設の立ち上げまでの苦労や苦難、想定通りにいったこと/いかなかったこと・・・など話題の引き出しには事欠かないくらいの経験を積ませていただきました。

それもあって、これから開設される新しい施設からも、お声がけをいただく機会が少しずつ増えてきていますので、この5年間で培った経験やコミュニティに関する自身のこだわりなどが誰かのお役に立つのであればと、同様のビジネスコミュニティ然り、多くの利用者に開かれたコミュニティ然り、必要とされるところへ横展開したいと考えています。

コミュニティにおけるコミュニティマネージャーはその施設に所属することが多いので、いわゆる「流し」というか、コミュニティに複数跨る活動をしている方はそこまで多くない印象です。

コミュニティを活性化させるノウハウは各拠点に転がっており、その知見を吸収・応用するためにも他拠点を内部から知ることは重要であり、また他拠点とのネットワークを最大限活かしながら、必要な時に連携しあえる「借り物競走」のような関係性をゆるく作ることが重要と考える僕としては、自分自身がそのブリッジの役割になれたらと考え、今回のような取り組みをテーマの一つに掲げました。

同時に長く関わった拠点はある意味、僕にとってはコンフォートゾーンになり始めているので、仮に僕自信が現状維持のままでいても、一定の役割を果たせる気はするのですが、常に自分がアップデートし続ける環境に身を置くことが、結果的に、既存の施設に対しても還元できる材料になると考えています。

■新天地・グローバルでの挑戦

新天地/ローカル・グローバル

前述の内容と一部重複しますが、活動のフィールドを広げていきたいと考えています。広げていく上でのポイントは大きく3つです。

  • 関西での活動で得られたご縁をより色濃く強固にする

  • 自身の住まいでもある関東圏、地元である東北にも横展開できるような種まきをする

  • 海外との接点が得られるビジネスのチャンスは最優先で吟味する

上記3つについては、そのまんまなのですが、強いて補足するならば、足掛け5年毎週大阪に通い続けたことで得られたご縁を大事にしたいという気持ちと、とはいえ、住まいが関東なこともあり、移動に伴う金銭的・時間的なコストを考えると、自分の時間を換金しなければいけない個人事業主としては効率的にしないといけないという本質的な経営課題があります。そこで、これまでのポートフォリオを持って関東・東北に対しても種まきをしていくことを今年のテーマとしました。

そして3つ目の海外は個人的には最重要な項目です。
お恥ずかしながら英語など語学が苦手な僕としては、10年前から英語教材を買っては挫折するということを定期的に繰り返していました。コンプレックスが強く、できる人への嫉妬・羨望がとても強いのです。
昨今の日本の状況、今後の日本の市況についても不安を煽るニュースが続く中、やはり国内だけをターゲットにしているだけではパイを食い合うだけだなという漠然とした不安が個人的にも強まっているタイミングで、今回とあるご縁から海外との接点を持てる事業にジョインすることが決まりました。
かつ、パートナー企業にとってもその取り組みは新規事業ということで、これからサービスローンチをして拡大していくための初期段階から関われるという難しくも美味しいタイミングで関わらせていただくことになったので、できる限りのことを尽くしたいと考えています。

■起業時に定めた事業ドメインの見直し・再定義

事業ドメインの明確化

そして3つ目のテーマは、事業ドメインの見直しです。
これまで自分の経験を棚卸しすると、この4軸だなと考えて、事業ドメインとして据えましたが、結果的に1年やってみて、これが自社(僕)の強みではないということを、少し客観視できたように思います。

遠隔で自分のアイデアやクリエィティブをスマートに提供して喜ばれるようなある意味スマートなお仕事の仕方は僕の特色ではなく、むしろクライアントやプロジェクトと至近距離で泥臭く足掻いて、一緒に汗をかく伴走型の関わり方が僕っぽいんだろうなということは間違いなさそうです。

そのため、2024は色々なことに挑戦することを通じて、僕がクライアントのお役に立てているところはどういうところなのかを解像度高く表現できるようにし、これから注力すべき事業ドメインに選択と集中をするための1年にするつもりです。

■今後3ヵ年の目標とその推移

3ヵ年の推移目標

具体数字は示さないものの(示すほどのものでもないので。。。。)、どれくらいの規模感でこれから事業を行っていくつもりかを示すためにグラフ化しました。

2023年はおかげさまで黒字で終わることができましたが、創立費・創業費他、諸々の仕込みも含めて先立つ経費も多く、利益率5%強となりました。
今後の体力を蓄えるためにも、経費の圧縮とトップラインを上げる努力を重ね、向こう3年で初年度の売上の2倍、そして営業利益率を10%にすることを目指します。その上で、今後事業ドメインを明確にしていく中で必要なところに選択集中しながら新たな事業に向けた投資をしていくつもりです。

まぁ、カッコつけたところで一人会社ですから、まずは地道にやれることをコツコツとやることには変わりませんが、1日8時間で週5日働くとして年間で2,000時間前後、その全てが換金できるわけではないとして、単純計算、自分の業務単価は算段できるわけで、それをいただく分の価値を提供できるよう、質と量にこだわる1年にしたいと思います。

■2024の具体策について

取り組みの具体策

この辺は、お声がけいただいているものの、今後決定していくものも含まれていますので、「外」をテーマにしたCatayskiの今後の取り組みイメージを共有できればと思い書きましたが、詳細含めて、また後日ご紹介できればと考えています。

ということで長々と書き連ねましたが、これらに取り組むために、夜の時間に、DuolingoとGoogle Career Certificatesで勉強をし始めました。無理しても続かないので、亀さんのようにゆっくりやっていきます。あとはコロナ以来行けていない、海外旅行かな。いろんなことをやってみよう。

最後までご覧いただいた皆様、ありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。今年も1年、楽しむぞぉ!


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