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【開き読みのこぼれ話】読み手によって印象が変わる

 今回は開き読みのシリーズの中で書きそびれた話を書きます。

 イラストは「みんなのフォトギャラリー」から使わせていただいています。ありがとうございます。

 同じ本でも

 読んだ本の中で紹介した「きょだいなきょだいな」は人気のある作品で、開き読みしやすいので低学年でも高学年でも読まれやすい本です。

 お楽しみ会でもよく読まれていて、私は2人のお母さんの読んでいる姿を拝見しました。
 
 1人の方はとても元気よく、はつらつと読んでいてストーリーが進むと気分も上がってくる読み方。
 
 もう一人の方は、すごく優しい声でゆったりと読んでいて、和みながらストーリーに引き込む読み方でした。
 
 どちらもすごい。
 
 そしてそれぞれの方がお子さんに対してどう接しているのかがわかるなぁとほっこりしました。
 
 お楽しみ会では他の保護者の方が読むのを間近で聞くことが出来て、読み方やその後の補足の仕方、子ども達への呼びかけなど、それぞれの対応の仕方があって私は感心しきりでした。
 
 あるママさんが「学級に35人いたら35通りの本の読み方がある」と言っていましたがその通りだなと思いました。

 絵本の楽しさを大人が知る

 私の友達の中には本を人前で読むのが苦手、子ども相手でも無理といっている人もいます。
 
 その場合は自分の子ども達に読めたら読めば良いのかなと思いますし、子ども向けの本を選ぶのが難しかったら、教科書を音読するのも良いと思います。
 
 私も、引っ越しをしてから人前では読まなくなりましたが、時々自分の子ども達には本を読みました。
 
 開き読みの良さは作品を一緒に楽しむことにあると思います。
 
 自分が小さいときに好きだった絵本を手にとるのもおすすめです。子どもの時に感じたことを思い出したり、逆に違う印象を持ったりとなかなか面白いです。絵本は大人の心を癒す効果もあるなと思います。
 
 最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 次回は来月3日に投稿予定です。
 
 よろしくお願いします。

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