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白石を散歩するブロンプトン (宮城)
(2022. 6)
宮城県南のすみっこにある白石の街。
かつて城下町として栄えたこの街も、今では商業の中心が町外れの国道4号バイパス沿いに遷移してしまい、中心部はすっかり寂れてしまった。
それでも城下町の面影を残す一角と昔ながらの商店街は、時の流れに取り残されてひっそりと残っている。
これまで何度もポタリングや徒歩でそぞろ歩いたことのある白石旧市街
だが、ふたたびブロンプトンで散歩してみた。
武
春のちょいポタ その8 川崎町をいま一度見直す(宮城)
はじめに
宮城県柴田郡川崎町。
西は山形県、東は仙台市太白区に接する広大な山林(蔵王の御釜も、蔵王町のように思えるが実は川崎領だ)、それらに囲まれた真ん中辺の小さな盆地から成る。フィンランドのパン、カルヤランピーラッカに似ているといつも思う。ちなみに真ん中の部分はグラタンぽく見えるがただの米(粥)で見た目ほどおいしくない。
上り山形道をクルマで走るとその盆地を俯瞰できる。その地形を見るたび線路
閖上ポタ 2016.5 (A day in the life 1)
(クラウドの写真アルバムから「◯◯年の今ごろここにおったで」と出された旅の日々の断章を綴るシリーズをはじめました。タイトルはサージェントペパーズ。)
震災前、2007年ぐらいまで仙台の中心部に住んでいた。
しかしあの街は道路がえげつなくて、自宅からクルマを気にせず走れるルートといえば、名取川沿いに閖上、さらに貞山堀サイクリングロードというルコースぐらいだった。とくに冬は東北で走れる唯一のエリアだ
【みやぎ里みちサイクリング】 ブロンプトンで若柳と伊豆沼を走った話
はじめに
11月も半ばを過ぎ、今シーズンの東北でサイクリングを楽しめる季節もあとわずかだ。
今年の走り納めになるかもしれないなと思いつつ、今回訪れたのは宮城県北部、栗原市の伊豆沼だ。
秋になると北米やシベリアからガンや白鳥などの渡り鳥が大挙して渡ってくる越冬地、かつラムサール条約に登録された国際的な自然保護区として知られている。
ここの渡り鳥の何がすごいといってその数だ。至るところにいる。とく
登米市旧東和町を周遊するブロンプトン【みやぎ田園サイクリング】
(2021. 10走行)
はじめに
今日の田園サイクリングは宮城県東部、登米市の秘境である旧東和町をゆく。
渓流沿いの道を登り、ひと山越えてから別の渓流沿いにホタルの里へと下る周回ルート。
以前も何度か走ったことのある道だが、前回は震災前だからはや10年以上の月日を置いての再訪である。手付かずの小川がさらさら流れる長閑な風景は変わっておらずほっとした。
三滝堂あたり
R346の道の駅・林林
二口峠をTern Vektronでラクに登った話(2021.10)
#Ternvektron
山形と宮城の間に立ちはだかる山を越える旧二口街道。
県境の二口峠に至る九十九折の道は両県のヒルクライマーに人気であり、健脚自慢のガチムチローディ兄貴達がオッス連呼で登り合うルートだ。
しかし峠に至る林道が全線通行可能なのは一年のうち3か月ほどしかない。この機会を活かし、ガチムチでも健脚でないわたしも電アシの力を借りてラクに峠に至ってみたい。そう考えて10月のある日、Te
ブロンプトンで秋保大滝まで行った話(2018.7)
#みやぎ里山サイクリング
ちょうど3年前、もう3年前だが、秋保のほうを走ったのであった。
秋保温泉街から川沿いに西に向かい景勝地秋保大滝に至る道は「秋保里山ライド」と称する、片道約15kmのサイクリングコースが設定されている。
のんびり楽しめるルートが少ない仙台近郊にあってこれはよいものではないかと、ブロンプトンで走ってみたのである。
ルートの詳細はこのようなサイトにまとめられてある。
秋保