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小1の壁の前で生き方を考える(完結編)

退職したい気持ちが固まる


今までは本当に退職して良いのだろうか。どうにかして両立する道はないのか、もう少し踏ん張れば乗り切れるのではないか、というモヤモヤした気持ちに苦しんでいた。しかし最近の1日の流れ、体調面、メンタル面でこれ以上働き続けることはしんど過ぎるというピークがきて、ついに踏ん切りがついた。

理由①思うように出社ができない

どんなに早起きして前借りできる支度は全て済ませても、子供の機嫌や体調はコントロールできない。
朝が一番辛い。大事な仕事の日に朝から泣いてぐずり、食べない、着替えない、車に乗らない、遅刻。
子供を急かしながら、涙が止まらない日が続く。
自分は子供を預けないと仕事に行けないのに、預けるまでの一つ一つが全くスムーズに行かず、出社して早々職場に謝ることからスタートする日々は自己肯定感を下げる一方となった。
遅刻はまだ良い方で、息子の行き渋りが発生すると、話し合い、先生への相談、関係先への連絡の工程が増える。結果行けない場合は、在宅勤務に切り替えたりと行かないといけない日に行けなくなることの辛さに耐えきれなくなっていた。

理由②余裕のない毎日


朝起きてから『早く!』を何度発するだろうか。
コミュニケーションのないまま登園。
帰宅してからご飯作りがこれまたしんどい。
足に絡みつく娘に待っててねと100回言いながら
汗だくでご飯を作り、中々入らない子供達と追いかけっこしながら風呂入り、洗濯回して干して風呂の片付け、食事の片付け、保育園の準備と子供の歯磨き、寝かしつけ、その都度都度イヤイヤと戦う。寝かしつけからは帰って来れず、また朝の始まり。
ゆっくりする時間や、自分の時間は無い。
子供達とゆっくりと関わる時間がなくてごめんねと罪悪感に涙する夜。いつも時間に追われて心穏やかじゃない毎日。自分の要領の悪さも原因の一つなんだろう。

理由③絶えない夫婦喧嘩


夫は激務で疲弊。
私は完全ワンオペ生活で疲弊。
話せばお互いの労りを忘れ、捻くれた発言をしてしまう。それはお互いの余裕のなさが、悪いところばかりが目につくようになってしまうせいだろう。気持ちのすれ違いがだんだん大きくなっている。

本当に退職して良いか確認してみた


今まで正社員として共働きをしていた。それゆえの出費(外食や惣菜など)もあったと思うがかなりの浪費癖がある私。はたして自分が退職して夫だけの収入でやっていけるのだろうか。転職後にどんな働き方をしたら保育園を継続できるだろうか、確認しないことには申し出ることができない。

確認①今後のライフプランの作成依頼


ファイナンシャルプランナーに正社員・パート・専業主婦の3パターンで依頼。なんとかパート収入があれば良さそうということを確認することができた。

確認②業務委託の業務説明会に参加


求人で見つけた会社が説明会をするとのことで
オンラインで参加し、概要を知る。
質疑応答では就労証明書のことを聞いたが、個人事業主となり、業務委託となるためにやはり発行はしていないとのこと。ただし業務内容を深く知ることができて、
在宅で働けそうな気がした。(受かればの話)


これらの理由と確認を経て、退職を決断し、職場についに申し出た。上司は事情を理解し、受け入れてくれた。
人生初の退職の申し出の経験であった。

【小1の壁の前で生き方を考える】
結論は「正社員退職」となった。
今後は『在宅でできる仕事に転職』を希望。
新しいことに挑戦するワクワクを感じながら、努力を重ねて、今よりも少しでも穏やかな時間が過ごせるようにしていきたい。
どのように自分が人生の変化を楽しんでいけるかを試したいと思う。

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