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1️⃣『ミス・サイゴン』㊗️30周年記念公演🎉観劇記ー新演出版についてと二人のエンジニア

以前のnoteに、「人生を変えたミュージカル」と題して、「ミス・サイゴン」初演時の思い出を投稿いたしました。

この度、実に18年ぶりに同作品を観劇することができました。
旧バージョンと新バージョンの違いなど感じたことを書きます。

「ミス・サイゴン」概要


プロデューサー:キャメロン・マッキントッシュ
作:アラン・ブーブリル
作曲:クロード=ミッシエル・シェーンベルク
というレミゼラブルを作り出したチームの第二作目の大ヒット作です。
2012年からは新演出版となり、各地で上演されるようになりました。

初めて観劇したのは初演の1992年。
その後、ブロードウェイで1997年。
日本で2004年に観劇したのが最後でした。

メリア自身も人生経験を積みましたし、様々なステージを観てきました。
さあ、18年ぶりと言えども、DVDでは海外のステージを観てはいた「ミス・サイゴン」です。
どんな感情を抱くのか、我ながら興味津々で帝国劇場に向かいました😃
1️⃣では、新演出版を初めてみての感想などを書いてみます。

新演出版で変わったところ


ヘリコプター



旧バージョンでは実物大のヘリコプター🚁が降りてきました。
新演出版では、実際のヘリコプターの部品と映像のプロペラを合体させ、迫力あるヘリコプターを表していました。


神々しいトゥイ


2幕の「ネイトメア」のシーンで、トゥイが亡霊になって現れます。
旧バージョンでは、すごくおどろおどろしかった記憶があります。
新演出版になると、トゥイ役【西川大貴さんで拝見しました】の歌声がまあ美しく、メイクもそこまで亡霊っぽくないため、まるで教会音楽のように神々しくさえ感じました。


プロジェクションマッピング



2幕のショーストッパーとも言える「アメリカンドリーム」のシーンでは、キャデラックや自由の女神像は変わらず登場します。
大きく変わったのがプロジェクションマッピングや照明を効果的に使っていることでした。
二階席で拝見すると、本当に美しい。
米ドル紙幣が舞台床に散りばめられ、舞台脇からは客席に向けて紙幣が振りまかれるようなライティングで実に華やか。
上からエンジニアを射抜くように降り注ぐ照明が、彼のパフォーマンスを後押しする。
キャバレーのネオンが青く輝くと、エンジニアのジャケットの真紅との対比がまた美しい。
エンジニアの妄想の世界。新演出版は華やかに描く。


二人のエンジニア



2022年は、4人のエンジニアが切磋琢磨しています。



メリアは市村さんと東山さんのエンジニアで拝見しました。
初演から変わらぬエネルギーで演じる市村正親さんに驚き、その職人技に惚れ惚れ💕
東山さんの生命力に溢れ、感情豊かなエンジニアは格好良すぎでした🌟

市村エンジニアは、自分が混血で不遇な幼少期を過ごしたことを全く気に留めていない。野生的な感で、しなやかに生き延びていく。

東山エンジニアは、その不遇な生い立ちをバネに、立身出世を目指す野心家に見えました。

演じる方が変わると、受け取る印象も変わる。
だから、何回も観たくなるんですよね〜。


長い文章をお読みいただきありがとうございました。
2️⃣では、「まさかのシーンで満面の笑みを浮かべたメリア❗️」について😁からの
ミュージカルの必要性について話を展開していきます。

続き2️⃣はこちらから⤵️

https://note.com/melia817/n/nfdc191b80c63


「ミス・サイゴン」についてのインスタライブアーカイブです⤵️

https://note.com/melia817/n/n6df48736e8a1

https://note.com/melia817/n/nf1c000d105d2

https://note.com/melia817/n/n27b61ece2916

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