「ビッグ・フィッシュ」(感想)人生に魔法をかけるとは✨
ミュージカル大好きメリアです。お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
深いぞビッグフィッシュ
ビッグフィッシュって🙄
ビッグフィッシュとは、劇中では「誰にもつり上げられずに巨大に成長した伝説の魚」とでてきたが、大嘘つきという意味もある。
エドワード(川平慈英さん)が、なぜ大袈裟に、自分をヒーローのように話すのか🙄
きっと、自身の感動や楽しさを表現するために、誇張してしまうのではないかと思う。
ただの自慢話ではない証拠に、皆を楽しい気分にさせるエドワードは、いつも人気者だ。
そんなエドワードを息子のウィル(浦井健治さん)は、理解できない。エドワードの妻サンドラ(霧矢大夢さん)は、ウィルに「エドワードは魔法を持っている」と諭す。
夢をもって生きる=魔法を見せる
つまり、自分の体験を感動的に印象深く話すことで、過去に花丸💮を付け、これからの人生の励ましにかえる。未来は「ドラコンを倒すヒーロー」をも目指せるんだ‼️と、自分をそして周りの人達を勇気づける。
そして、印象深く話すことで、エドワードのエピソードは語り継がれていく。
ドラゴンに戦いを挑む🙄
-ビッグフィッシュからの贈り物-
私の人生も、きっとこの先も平凡に続くのでしょう。
でも、エドワードにならって、ドラゴンに戦いを挑んだっていいじゃない🤭
ドラゴンと戦う位のビッグな出来事が、おこるかどうかなんて、誰にもわからない。
だったら、明るく夢をもって、広い世界で遊ぼうよ✨
そんな勇気と夢をミュージカル「ビッグ・フィッシュ」からプレゼントされたような気がした❤️
魅力的なキャスト
評価すべきはストーリーだけではない。
主演の川平慈英さんを筆頭に、出演者がみな魅力的だ。
★川平慈英さん
「古き良き時代のアメリカのお父さん」という感じ。とてもチャーミングで軽快に舞台を駆け回る。
★奥さん役の霧矢大夢さん
家族を思う母性には、心打たれる。ダンスも流石にお上手。
★浦井健治さん
歌唱力、演技に磨きがかかり、父親に対する憤り、苦悩、愛を丁寧に演じられていた。
★夢咲ねねさん
まぁ👀なんて可愛いのでしょう✨お人形さんみたいなスタイルで、ダンスが素晴らしく上手。
★サーカス🎪の団長役のROLLYさん
独特な個性と流石の歌唱力で目をひく存在だ。
演出白井晃さん
私の個人的な見解だが、白井晃さんは、「人間の寂しさ、やるせなさ」を表現するのが上手いと思う。
今回の「ビッグフィッシュ」も、白井さんの繊細な演出で、死を覚悟した人間や取り巻く家族の寂しさや葛藤、愛、強さを美しい音楽や笑いの中に散りばめた作品になっていた。
私の中で白井さんは、ドラマ「王様のレストラン」でのソムリエ役や、年末恒例であった青山円形劇場「アラカルト」のウェイター役の印象が強い。
演出家白井晃をリスペクトしつつも、舞台に立つ白井さんの姿を懐かしく思い起こした。
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