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【詩】灰色の隙間にあるソライロ

ゴミを捨てるついでに徘徊
目的はふたつあるんだけど
ひとつは達成できるのかな
できないならまた今度だね

実績は積み上げるもの
途切れずやり続けるの
無限に一石を投げ続け
そのひとつが当るまで

「あともう少し、もう少し」
その手を伸ばしたなら あぁ

諦めるのは簡単だ
一瞬だけ覚悟する
たったそれだけだ

諦めないのは難しい
毎分毎秒を決意する
果てしなく長い道程

花を育てる過程に似ている
水を与えるのを億劫がって
やめちまえばすぐに枯れる

いつ咲くかなんて分からず
辛抱強く水を与え続ければ
いつか絶対花は咲くだろう

風だけが優しく撫でた

気づけば百日を超えたんだ
何かしらを形に残し続ける

生きてる証
儚く強く

音に言葉を乗せる素敵な芸術
様々な言葉に繋がれて生きる
様々な言葉を紡いで息をする

いつか俺みたいな物書きが現れたとき
こうやって太字で言葉を残してくれる
そんな物書きに、私はなりたいと思ふ

言葉には力がある
人をへし折る暴力
人を支える包容力
そう信じているよ

だから今日も言の葉を散らかす

空色を覆うハイイロのようにね


追記。

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