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【詩】木は風に吹かれて

一週間が終わって
また次の愁が来る

天秤の上で揺れる苗木

安定した道選ぶのか
武器を上手く使うか
夢への近道を探すか

決断しなければならない

下手な鉄砲作戦

三ツ巴のリブラ

行き着く地点は誰もが同じ
生命には終わりがあるから

その道程を何処に定めようか

一度限りの授かった心臓
心はあちらこちらへ振動
神童に匹敵する脳は無し
Melancholy Syndrome

策はあればあるだけ選択肢は増え
それは時に行先を塞ぐ柵になって
寿命を裂く様な思いを時に抱いて
月と太陽の朔が綺麗に見えるかも

まぁなんだかんだ悩んでも仕方無い
決めるのは私で、後悔するのは俺だ
また輝くのも僕、潰えるのもわたし
歩める道はひとつしかないのだから

三平方へ等しく揺れる揺籃に

ひとさし指をそっと、ひとつ

ゆっくり、優しく載せて。

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