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転職を迷っている方へ|転職を決心するための具体的な基準とは

転職、特に新卒で入った会社からの最初の転職というのは、とても勇気が必要なものです。私も新卒で入った会社で13年勤めたので、この転職はかなり大きな決断でした。

自分の転職の背景は以下の記事をご覧ください。

そこでこの記事では、自分がミドサーで転職した時に心に置いていた、転職を決心するための具体的な基準をまとめます。転職を迷っている方の参考になれば幸いです。

以下は私が転職やキャリアを考える上で参考にしている書籍です。

内定が出てから悩めばいい

まず前提として「転職するかどうかは、内定が出てから悩めばいい」というのが私のスタンスです。内定をもらったとしても、それを受けずに現職に残るという選択肢を選ぶことも全く問題ありません。実際に自分も過去、ある企業に内定をいただき、悩んだ末に見送らせていただいたこともありました。

内定をもらっていない企業に転職するのを悩むことほど無意味なことはありません。まだ悩む土壌にも立っていないのですから。転職活動をすることで、自分のキャリアの棚卸しになったり、自分の強み・弱みを見直すきっかけにもなるので、転職活動は誰でもやってみればいいと思います。

内定を取るために自分が準備したことは以下の記事にまとめています。

内定をもらったら考えること

もし、転職活動を通して内定をもらったら、以下のように考えてみてください。

今、いずれの会社にも所属していなくて、ゼロから会社を選ぶとしたら「今の会社」「内定をもらった会社」どちらを選びますか?

人には「現状を変えたくない」という現状維持バイアスというものが少なからずあります。自分が転職を迷っていることが、妥当な理由によるものなのか、現状維持バイアスによるものなのかを客観的に考えるための良い観点になるはずです。

もし、今の会社に残る選択肢を考えているなら、その理由を書き出しましょう。もしこの時、収入や自分の興味、キャリアの発展性など、妥当な理由が多いなら今の会社に残るという決断をするのは全然アリです。

自分の場合は、転職の直前にいた部署に、昔からお世話になった方がたくさんいらっしゃったことに加え、上海赴任から帰国して半年も経たないタイミングだったこともあり、転職するかどうかは非常に悩みました。

しかし、前職と内定先の仕事内容、キャリアの発展性、収入などを比較したとき、残るとすればその主な理由が「今の上司や同僚に申し訳ない」「駐在から帰国したばかりでの転職は気まずい」という、キャリアを選ぶ上で本質的ではない理由だったので、転職を決心しました。

転職を報告する際のマインド

そして、お世話になった方に転職を報告することは非常に勇気がいることでしたが、私は以下のマインドを持って決行しました。

  • 人には職業を選ぶ自由と権利がある

  • 人の目を気にしすぎない。そもそも人は思ったほど自分のことを見ていない

  • 残るメンバーの負担が増えるのは会社の責任。自分のせいではない

  • 自分の人生は自分で選ぶ。自分でしか責任はとれない

  • 今の組織に感謝と礼儀、誠意は見せる

自分はこのことを念頭に置き、転職を報告した後も、目の前の仕事と引き継ぎの準備を精一杯(なんだったらそれまで以上に)頑張ったつもりです。最後は上司や同僚の皆さんも、前向きに送り出してくだり本当に感謝しています。

以上、転職を決心するための具体的な基準をまとめました。転職を迷っている方の参考になれば幸いです。

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