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純ドメ&ミドサーの自分が英語面接を経て外資企業に転職した話

今回、新卒から13年以上働いた会社を退職し、外資系の企業に転職しました。転職先はアメリカの企業の日本オフィスで、グローバルチームに所属するので仕事は英語になります。上司は香港、同僚はシンガポールや上海など、国際性あふれるチームです。その中で、日本では少し珍しい「新卒採用マーケティング」というポジションを担います。人事部の中のマーケティング担当、というような職種です。

30代~40代でも転職を考える方は多い昨今ですので、このnoteでは自分(ミドサー)の転職経験をシェアさせていただきたいと思います。

私のバックグラウンド

私はというと、帰国子女でもなければ長期留学経験もなく、初めての海外は25歳になってからというドメスティック人間です。いわゆる純ドメと呼ばれる部類になります。新卒で入社した会社も日本企業です。

そんな自分ですが、28歳の時に休暇を使って行った1週間のフィリピン超短期をきっかけに海外キャリアに目覚め、英語(会話)の勉強を始めました。

その後、働きながらオーストラリアの大学院(オンラインMBAプログラム)に飛び込み、外資系の関連会社への出向を経て、上海での海外駐在も経験させていただきました。

このように、日系企業とはいえ、様々なグローバルな仕事に関わらせていただいた後、今回、本当の意味でのグローバル企業に飛び込んでみることにしたのです。

転職の経緯

実は、上海駐在から帰任した直後だったこともあり、それほど積極的に転職活動をしていたわけではありませんでした。

ただ、海外関連のキャリアを追い求めたいという思いはまだあり、面白そうなポジションのスカウトを受けた場合には話を聞いたり選考を受けてみたりしていました。

その中で、Linkedin上でシンガポールのリクルーターが私にDMをくれ、自分の興味があった領域かつ、かなりのグローバル環境のポジションであったため、試しに選考を受けてみることにしました。ちなみにこの時点ですべてやりとりは英語でした。

ちなみに、転職活動には、ビズリーチやリクルートなど、日本のプラットフォームが定番ですが、当然ですが海外のリクルーターはそこにはいません。本当の意味でのグローバルポジションを求めている場合は、Linkedinにて英語のプロフィールを充実させておくのが良いかもしれません。

選考のプロセス

LinkedinでDMをくれたリクルーターに、用意していた英語の職務履歴書を送り、すぐに最初の面接がセッティングされました。1次面接はシンガポールのマネージャー、2次面接は香港のマネージャーとのオンライン面接でした。もちろん両方とも全て英語です。1次面接のシンガポールの方は早口だったのとアクセントもあり聴き取るのがかなり難しかったですが、香港の方は問題なくコミュニケーションできました。話す内容は、日本人の面接とそれほど変わらなかった印象です。(面接対策については別途note書きます)

そして、3次選考は英語の筆記試験(オンライン)で、最後は日本オフィスに直接行って、事前に出された課題に対するプレゼンを行うというものでした。日本オフィスでは日本人の方が面接官だったため、日本語でした。

なかなかハードな選考でしたが、特に英語の面接を切り抜けられたことは自信になりました。

転職を決意した理由

関連会社への出向や海外駐在を経験していたので、ずっと同じ会社にいたという意識は薄かったのですが、それでも13年以上勤めた会社を退職することは勇気のいることでした。会社に大きな不満があったわけではないし、上司・先輩・同僚共に良い方々に恵まれていたからです。それでも今回、自分が転職に踏み切った理由は主には以下のようなところです。

  • 社会人のキャリア領域に興味があったので、今回オファーをもらった「採用マーケティング」というポジションが自分のこれまでの経験も活かせそうで強く興味を持ったこと

  • ほぼ完全に英語環境の職場なので日本にいながらグローバルキャリアを積めそうだと考えたこと

  • 年収がわりと上がるオファーをいただけたこと。(マーケティング経験は長かったのですが、採用マーケティングという分野での経験はなかったので、その状況で年収を上げるオファーをいただけるのはありがたかったと思っています)

この転職が正解だったのかどうか、という話は今のところまだわかりませんが、選んだ道を正解にできるように精進したいと思います。また転職ネタのnote書きます。何かリクエストあれば教えてください。

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