オーストラリアで収穫した生き方のキーワード
さてさてあっという間に10ヶ月目になってきました。
寒くて静かで
なんだかみんな元気ない気がする。
気のせい?
日本帰国も近づいてきて
やらなきゃ!行っとかなきゃか?と、
残りの休日を数えたり、
お土産を意識して街に繰り出したりする中で
あれ、これなんか知ってる。よくないぞ。
と思い出しました。
私の入国前後の3ヶ月、こんな感じだった!
なんか、焦ってた。
そして「焦っていた日々」が思い出になっている…
そんなスタート時点の自分が
ひとつ学んだオーストラリアの良いところというのは
「無理をしない」ということ。
日本でも言われるけど、
その「無理をする」は、
あくまで「倒れないように」な気がして…
嫌な思いをしてギリギリダメになる前に引き返す、
そういう意味だったけれど
オーストラリアに来てからは
ちょっと踏み込んで嫌だったらもうやらなくていい、
という意味に変わったような。
ここで私が出会ったオージーおよび海外勢の
思い出を振り返ると…
例えばあるオージーの日本語学習者は
しょっちゅう私に相談してくれるのですが
学習の進捗がめちゃくちゃマイペース。
この間は「なんか今日疲れてる」で講座をキャンセル。
でもだからこそ、日本語をきらいになることなく、
話を聞くたびに着々と進んでいるように感じます。
ある知り合いは、この街にやってきて
就職後3ヶ月で退職。そして退職後にみんなにメール。
正しくはなぜか私と上司だけにメールが来ていて…
「ごめん!先週でやめたの!でも連絡取り合おうね!」
とのこと。軽やかすぎるだろ。
ちなみにその先のことは決めてないそうです。
この知り合いに限らず
私の同僚はしょっちゅうやめていて
かなりの確率で「自分を探す旅に出ます」とメッセージを残しています。
一方残された側もドライで
「なんか楽しそうじゃなかったもんね」
「そういう時期いるよねー!」
とポジティブ。
もう会えなさそうだけど…??
名残惜しさゼロ!?
このリアクションや進捗具合に
たまに寂しさや焦りを感じますが、
この「無理しなくていい」空気感が
人生の豊かさ、選択肢の広さにもつながってるのかも。
そんな私は最近はオフィスでも
極めてマイペースで
積極的に交流をしていないのですが、、、
果たしてこのラスト2ヶ月は
日本人流に駆け抜けるべきか、
オージー流に思うがまま過ごすべきか、、
悩みながら駆け抜ける、のかな笑
とりあえず、あまり計画をぎっしりさせすぎず過ごそうと思います。
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