めくる和菓子庫

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#YOASOBI武道館ライブ公式レポーター認定試験

<解答用紙> 問1. ①[ B ] ②[ C ] ③[ A ] ④[ B ] 問2. ①[ おはようございます。] ②[ D ] ③仕事が長引いて娘が受けるスイミングクラブの進級テストに間に合わないかもしれず、もし間に合わなかったときに落胆させないように予め行けない可能性があることを伝えるため。 ----------------------------------------------------------------------------- 問3. -選んだ楽曲

    • 時の天皇と交信する(京都・加茂みたらし茶屋)

      本日6月16日は「和菓子の日」。 ………謎すぎる。 語呂合わせでもなければ、「ポッキー&プリッツの日」のようなお菓子の形状をかたどった設定でもない。一体、誰の仕業かと思って調べたら、天皇だった。西暦848年の6月16日に仁明天皇(お勉強チック!)が16個のお菓子やお餅を神前にお供えし、疾病を除け健康を祈願したことが始まりとのこと。 病気に対して何をすれば治まるのか、防げるのかわからず、ただただ神頼みするしかない当時の社会状況が透けて見えるけど、この「他人のために

      • 桜を食べるってエロくないですか(熱海「一楽」)

        4月から学生→社会人になった。 「いろいろ覚えなきゃーー」「新しい環境に慣れなきゃーー」と目まぐるしい日々を送っていたら桜が散っていた時の悲しみたるや。 桜は満喫できなかったけど、 桜を食べることの謎が解けた春だった。 いつからなのかは定かではないけれど、開花を待たずして大手のカフェチェーンでは「さくらラテ」的な春限定商品が出始めるようになった。 私が数年前にアルバイトで働いていたカフェチェーンでも、当時「さくらラテ」を出していた。杏仁豆腐の味がしたが

        • 『わかったつもりは、わかってない』 (京都「栖園」)

          京都はほんの数回行っただけじゃ到底わからない。寺社仏閣も店も行きたい場所がありすぎる。 お寺だけに限っても春夏秋冬ごとに見せる顔があるわけで、首都圏に住む寺社仏閣ラバーの私からすると、京都のすべてを知りたくてもその道のりは果てしない。 打ちひしがれる私に追い討ちをかける店を見つけた。 地下鉄の烏丸御池駅を降りて高倉通の奥にある「栖園(せいえん)」。 雰囲気のある暖簾をくぐると待っている「琥珀流し」。 「琥珀流し」は寒天と月替わりのシロップやトッピ

        #YOASOBI武道館ライブ公式レポーター認定試験

          『精鋭のあんこ軍』(神保町「御菓子処さゝま 」)

          「器から飛び出す料理」は無条件で褒められている気がする。 「安い」「多い」を謳うボリューム原理主義の権化。 そんなボリューム原理主義には、「器におさまる料理」を物足りなく感じさせる力がある。 私も「パッと料理を見て物足りないと思うのよくないよな」と優等生ぶった考えを持ってたけど、実は食べ方の楽しさを自ら狭めているのではないかと神保町「御菓子処 さゝま(ささま)」の「松葉最中」を食べて思った。 松葉最中は小さめな四角形の最中。 手に持っても軽い。だから「こ

          『精鋭のあんこ軍』(神保町「御菓子処さゝま 」)

          苺大福の主役問題(表参道「南青山まめ」)

          苺大福の主役は、 「苺」と「大福」のどちらであるか。 そんなこと、「カレーパン」が「パン」であって「カレー」ではない価値観から抜け出せない自分からすれば、疑いなく「大福」が主役であった。 「南青山まめ」の苺大福に出会うまでは。 あれ?苺の面積だいぶ大きいな。 断面を見て「苺大福の主役問題」が未解決案件だと思い知った。 口にして未解決問題はさらに混迷を極める。 水分たっぷり…。 大福を食べてこんなにも水分を感じたことがあろうか。恐るべしあまおう 2Lサ

          苺大福の主役問題(表参道「南青山まめ」)