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スペイン中の魔法使いが集まる日?バルセロナのウィッチマーケットに行ってきました!

先日、スペインにあるバルセロナ大学「BCN Witchmarket」というイベントが開催されました。(BCNはバルセロナBarcelonaの略)

ハリー・ポッターや指輪物語をはじめとしたファンタジー(特に魔法)世界をテーマにしたフリーマーケットで、そのほかにも、コスプレコンテストや、音楽ショー、講演会なども行われていました。

チケットを購入すれば一般人でも入場できるみたい….ということで、
バルセロナに住んでいる私も、どきどきしながら潜入してきました!
その様子をレポートします!

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イベントの概要

・場所 バルセロナ大学
・日程 11月26日(土)ー27日(日)の二日間
・入場チケット制 1日券(18€)、2日券(30€)、特別チケットあり
 私は早割の時期に購入したため、もう少し安くなりました。開催の1ヶ月半ほど前に友人を誘ったのですが、その頃にはチケットが完売していたそうです。
・言語 スペイン語、カタルーニャ語
・公式ホームページ(スペイン語)

こちらをご覧いただくとわかるように、ホームページは全てスペイン語のみ参加者・スタッフ含めて英語を話せる人はいますが、講演やアナウンス、読み物などは全てスペイン語なので、当日は、都度親切な英語を話せる方に助けていただく必要がありました。また、チケットを買ってからこまめに公式ホームページやインスタグラムをチェックしていたのですが、詳しい内容は直前の1,2週間ごろに少し発表される程度でした。

感想と見どころ

・フリーマーケット

入場するとまず目に入るのは、フリーマーケットです。ヨーロッパの大学らしい薄暗いホールと美しい中庭で、魔女や魔法使いの姿をした人々が、商品を売り買いする様子はとても雰囲気がありました。
ハリー・ポッターや指輪物語、その他ファンタジー(なぜからんま2分の1もありました)のファンアートを販売するお店、ケルトを彷彿とさせる腕輪・アクセサリーなどのオリジナルの魔法グッズを販売するお店などが並んでいました。一店舗だけ、ハリー・ポッターの公式グッズを販売するお店も出店していました。

フリーマーケット

・講演系

2階には椅子が並んだ講演会場があり、音楽発表会講演会をしていました。ファンタジー映画の音楽を歌う合唱団の発表や、バイオリンコンサートファンタジー作家によるパネルディスカッションなどが開催されていました。インスタグラマーによる、「スペインでファンタジーのような写真を撮るには?」という講演も。どれも面白そうでしたが、スペイン語がわからないため講演会は難しく、合唱団の発表も時間が合わなかったので、ちょっと覗いた程度で残念でした。

わたしは直接見られず残念でしたが、公式インスタグラムに歌の動画が載っていました。こちらに貼っておきます!

・ワークショップ

フリーマーケットに加え、いくつかのブースではワークショップが開かれていました。「魔法薬を作る」「マグルのための魔法」などの名前のワークショップが複数。スペイン語に自信のないわたしは、前もってそのうちの一つの公式インスタグラムに問い合わせをし、「スペイン語がわからないならこのワークショップがおすすめですよ〜」と教えていただいていたのですが….ワークショップの申し込みが長蛇の列!!1時間近く並びましたが結局参加を諦めました。そもそも、このイベント自体の入場時も大変長い列ができていました。わたしは開場の10分前に行ったのですが、あの列の長さをみる限り、1時間以上前から来ていた人も多そうでした。

ワークショップ申し込みに並ぶ人々の列
開場前の列。実際はこの写真の三倍近く並んでいました!!

・謎解き

会場内に散らばる謎を解きすすめる謎解きゲームもありました。スペイン語で謎解きを一人でできる自信がなかったので、わたしはしませんでしたが、一つ目の謎を偶然発見したので、写真だけ撮っておきました。会場内に貼ってあるQRコードを携帯で読み取り、謎が解けたら次を探すという形式だったようです。会場全体の地図といい、こういうところのデザインが凝っていてかわいいですね。

謎解き


会場の地図とベストブース賞の投票呼びかけチラシ

・コスプレ

スタッフもお客さんも、コスプレをしている人だらけ!2日目の夕方にはコスプレのコンテストも開催されており、元気なお子さんからマダムまで、色んな方が魔女・魔法使いの格好をしていました。彼らがお買い物をする様子はまるで、魔女たちのクリスマスショッピング。「クリスマスのダイアゴン横丁もこんな感じなのかなあ」という気持ちになりました。

単語を並べただけの私のスペイン語でも快く撮影・掲載を許可してくださったお二人。

会場内には、撮影用のプロップもいくつか設置されていました。ブラック家のタペストリーや、シリウス・ブラックのシーンで有名な指名手配犯ポスターのパネルなど。また、そもそも学内の建物が魔法界にぴったりなので、友人同士、家族同士で楽しそうに撮影している方も多く見かけました。

・たべもの系

大学の駐車場エリアでは、食べ物系のブースが4つほど出ていました。売っているのはサンドイッチ、ケーキ、ハリー・ポッターの公式のおかしなど。普段からバルセロナで営業しているパン屋さんとケーキ屋さんが出店しているようで、エンパナーダと呼ばれる、スペインのパンも売っていました。

エンパナーダは、大きめの餃子のような形をした生地の中にお肉やチーズ、野菜が入っているパンです。わたしは、牛肉のエンパナーダと、ハリー・ポッターデザインのベルベット・ケーキを食べました。ベルベット・ケーキも、日本ではなかなか見かけないものなので食べられて嬉しかったです。

エンパナーダ
写真右上の黄色と赤のケーキを食べました!

ここで一つ気になったのは、パン屋さんとケーキ屋さんのメニューが主にカタルーニャ語で書かれていたことです。バルセロナで生活していると、表記にカタルーニャ語とスペイン語が混在しているので、見分ける力を持つ必要がありますが、ここでも同じでした。

どきどきしながら一人忍び込んだバルセロナのウィッチ・マーケット。言語の壁もあり他の参加者のようにフルに楽しむことはできませんでしたが、1日で全体の様子を掴むことはできました。
イベントの様子や雰囲気、楽しさ、わくわく感がこの記事を通して皆さまにも伝わっていたら幸いです。日本でもこういうイベント、ないかな〜〜〜!!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

ぜひ他の記事やyoutube(不思議の国のアリスの日英朗読を配信しております)なども覗いてみてくださいね。次回は、スペイン生活とスペイン語学習について記事を書いてみる予定です。

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