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耳から慣れる!イギリス英語🇬🇧

こんにちは、Ireneです!
一つ前の記事 ”企画展「ハリー・ポッターと魔法の歴史」まとめ” を公式の注目記事に選んでいただき、ちょっと勢いづいています。

さて、今日のテーマは耳から慣れるイギリス英語
世界中で話されている英語には、話す人々の文化の分だけ、数えきれないほどのアクセント(なまり)があります。
日本の学校教育で勉強する英語はいわゆるアメリカ英語。

ですが、ハリー・ポッターにピーター・ラビット、シャーロック・ホームズ、イングリッシュガーデン、ビートルズ、きかんしゃトーマス…日本で人気の多くのものが、イギリスから来ている!

そんなイギリス作品が大好きで、憧れのあの俳優さんのように、イギリス英語で話せるようになりたい!と密かに思っている方もいるのではないでしょうか?

そこで今日は、イギリス留学から帰国して以来、日本でイギリスを感じるために聞いているものたちをご紹介します。

イギリス英語に特化した本

・究極のイギリス英語リスニング (Standard/Deluxe)

日本の出版社から出ているこの本。レベルがStandardとDeluxeとに分かれています。わたしはDeluxeを使っています。どちらもシチュエーションごとの短い会話が録音された音声と、聞き取りチェックのクイズ(3問)と、語彙のリスト日本語と英語の全文スクリプトが収録されています。部屋の内見に行くシーンや、病み上がりに友達とばったり道で会ったシーンなど、実際にありそうなシチュエーションがたくさん。

音声は、boocoという公式アプリからダウンロードすることもできる(なんと無料)ので、レベルに迷っている方は先にそちらをチェックしてみるのもいいと思います。


物語の世界でイギリス英語を楽しもう

最近やっと日本でも知名度が上がってきた、本の朗読オーディオブック。英語圏では、かなり前から一般に受け入れられているようで、多くの本のオーディオブックが販売されています。

実写化作品の原作の朗読を、その映画・ドラマの主演俳優が朗読するという、ファンにはよだれが出るようなバージョンが制作されることも。

日本でもAmazonや本屋さんの実店舗で、CDを購入できますが、今回は、オーディオブックのサブスクサービス・Audibleで配信されているものを2作品ご紹介します。

Audibleは、月額1500円で1コインを買うサブスクサービスです。1コインにつき1作品を(その作品の本来の価格に関わらず)ダウンロードでき、Audibleを解約後も聴き続けることができます。なので、1500円以上の作品をダウンロードしたほうがお得!!!ということになります。(詳しくはAudible公式サイトを確認してくださいね)

「究極のイギリス英語」と比べると、分量も難易度も、正直かなり上がります。ですが、今回ご紹介する2作品は超有名作品。紙の本なら日本語版も英語版も、おそらく図書館でも本屋さんでも手に入るので、ぜひ検討してみてください!

・くまのプーさん Winnie-the-Pooh

ディズニーのアニメの元になった、A.A.ミルンの原作「クマのプーさん(Winnie-the-Pooh)」。至って真面目で、ちょっとばかなくまのプーさんと、少年クリストファー・ロビン、その他の動物たちの毎日が描かれる物語。ツッコミどころが満載の、子供らしいユーモアに溢れた作品です。

全体で約3時間、1話15〜20分程度。子供向けなので、「繰り返し」話法が多いと感じます。「〜をして、それから・・・をして、それから○○をして、それから…」とそれから(then)でどんどん文章を繋げる、実に子供らしい、子供が喜ぶセリフがたくさん出てきます。

朗読はピーター・デニス(Peter Dennis)という英国人俳優が担当しています。なんとこの方の朗読は、原作者ミルンの息子・作中の「クリストファー・ロビン」のモデルになったクリストファー・ロビン本人のお墨付き。「自分の知っているクマのプーさんに会いたかったら、ピーター・デニスの朗読を聞くといい」だそうです。一人で何役ものどうぶつたちになりきる朗読が本当に素晴らしいです。

また、エピソードの間に入っているピアノ曲も美しいです。この曲の「弾いてみた」動画を発見したので、参考までに載せておきます。


・Sherlock Holmes: The Definitive Collection


アーサー・コナン・ドイルの書いたシャーロック・ホームズシリーズの作品が80時間近く収録されているこちらのオーディオ。朗読を担当したスティーブン・フライ(Stephen Fry)は英国の有名な俳優・コメディアン・司会者。ハリー・ポッターシリーズの朗読もしています。クマのプーさんより文量も多く難易度も高くなりますが、本来なら1万円はする80時間分の録音を、1500円のコインで買えるのでコスパはめちゃくちゃ良いのです。

また、スティーブン・フライによるまえがきも面白いです。若き日のフライが、シャーロック・ホームズ協会に入会した時のことなども出てきます。

日本のシャーロキアン(シャーロック・ホームズを愛してやまない方々)のお力をお借りするのもおすすめです。

こちらのサイトでは、シリーズ全作品の原文、日本語訳両方を読めるばかりか、「ポップアップ」を選びわからない英文にカーソルを合わせると、日本語訳がそこの分だけ読めるのです。驚きの充実度…。

ここでは紹介していませんが、BBCの現代版ホームズドラマ「SHERLOCK」がお好きな方には、主演のベネディクト・カンバーバッチが朗読したバージョンもあるので、探してみてください。

また、Audibleでは、購入前に一部を試し聞き(サンプルを聞く)ができるので、自分の好みの朗読か、確認すると決めやすいと思います。

Audibleのアプリでは速度設定もできます。早口すぎて聞き取れない時は、ゆっくり再生にしてみるのもおすすめです。私がこれまで聞いた作品では、速度を落としても大きく音質が変わることはありませんでした。

・Podcastを使って無料のイギリス英語ラジオを聴こう!

Podcastは、無料で国内外のたくさんのラジオ番組を聞くことができるサービスです。詳しくはここでは割愛させてください。こちらの記事に基本的なことが載っていたので、引用します。

・Luke’s English Podcast

日本でも教えていたことのある英語教師ルークが配信しているラジオ番組。英語学習者向け聞き取りやすいはっきりした口調で配信してくれているので、ネイティブのスピードにはまだついていけないけど、聞く量を増やしたい方におすすめです。ウェブサイトが充実していて、スクリプトを読んで確認することもできます。たまにゲストとしてルークの家族や友達が参加しますが、そういう回は早口になることが多いので、できるなら一人で話している回から聴き始めるといいと思います。


・A History of the World in 100 Objects (BBC Radio 4)


BBCラジオが制作したラジオ番組。あの大英博物館の膨大なコレクションの中から100点を選び、一つ一つを物語のように語りながら、世界の歴史を振り返るという壮大なラジオ番組です!

1エピソード14分。(一番最新の2020年のエピソードはスペシャル番組で、38分あります。)こちらもホームページがとっても充実しています。スクリプトを読める上に、コレクション品の写真を拡大して見ることができます!

イギリスに行ったら大英博物館に行きたいと思っている方、歴史が好きな方は必見です!

以上、英語学習者向けのものから英語圏の児童書、ネイティブの大人が楽しんでいるようなものまで、いくつかご紹介しました。

今日ご紹介したものは紙の本やスクリプトも比較的手に入りやすいので、楽しみながら聴き楽しみながら読んで、リスニングとリーディング両方の力を伸ばすのに役立てていただけたら嬉しいです。

ご興味のある方はこちらもぜひ・・・↓


読んでくださりありがとうございました。

Irene




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