"無駄な時間"がとっても大事だったという話

「しあわせは探すのではなく、気づくことである。」

こんな言葉をどこかで聞いた記憶があるが、今なら少しだけわかる気がする。

久しぶりにお家を出て、ノープランな神戸の旅に行ってみた。
そこで感じたことをつらつらと書いてみます。

私は大阪在住でコーチとして独立し、4ヵ月が経ちました。去年の10月からTHECOACH Academyでコーチングを学び始め、つい先日、認定資格のCACP（THECOACH Academy Certified Professional）を取得しました。

１年前からすると考えもしないところにいるなと自分でもびっくりしてます。

ここ最近はスケジュールに余白が出てきたので、4日間予定もいれずに神戸へ舞い降りることにしました。

これまで目的のない行動をするのが苦手な私がこの決断をしたかというと、

意味のあること、目的があることの連続が不自由さを生んでいるのではないかと思ったからだ。

散歩に出かけて、寄り道した道でふと感じたことや、映画や本（漫画、絵本も）、絵を描くこと通して思ったことが自分のエネルギーや人生の充実につながるな～と感じることが多くなった。

私にとっての意味のないこと、無駄なことがエネルギーになっているのではと思った。

そんなこんなで何も考えず、キャリケースに4日分の服を詰め込んで、神戸へ舞い降りた。
（なぜ神戸かというと大好きな海がある場所で大阪から近いからだ。嫌になったらすぐ帰ってこれる。。！）

自分で自分を満たすということ

一番最初に行ったのは、海が見えるメリケンパーク。
やはり海の匂いと綺麗な夕日は最高である。

そして次の日に布引の滝に行き、マイナスイオンをたくさん浴びて、ロープウェイに乗って神戸ハーブ園に行き、秋の草花を楽しんだ。

次に北野異人館の街並みを楽しみ、そして南京町に行き、小籠包を食べた。最後に銭湯に行き、サウナで締めた。合間に漫画を15巻全巻を購入し、夜更かしして2日で読みきった。

今までは誰かに評価されたり、何か目的を持って一生懸命頑張っている自分でないと自分を認めることができず、旅行に行っても、落ち着かない時の方が多かった。

でも今回の旅では私が今、


この自然を感じている
今ここにいるのがとっても豊かだな～と思った。

この自然のエネルギーが心地よくて、これが満たされるという感覚なのか～～と思った。

自分で自分を満たすってこうゆうことなのかなと思った。

海をみて思ったこと

神戸の海を眺めながら、ふと思ったのは
波がゆらゆら揺れながら、穏やかな「ジャポ～ン」と水しぶきが聞こえる時もあれば、
急に風が吹き、荒々しく波が「ジャッポッポーーン！！」と揺れるときもある。

大いなる自然（海）がそうであれば、人だってそうなのだろう。
私たちだって、楽しい、うれしい感情もあれば、荒々しくイライラしたり、急に不安になったり、焦るときだってある。

そんな自分はダメだとか変えたいと思ってしまうが、
その感情を持つのはとても自然なことで、当たりまえのことだなと思った。

だって地球の7割以上占めている海がそうなのだから、私たち人間がいつも完璧であるのは難しい。

いろんな自分がいるのは自然なことだと思うと、私っていい味出してるな～～とほっこりした。

しあわせは気づくもの

何者かになろうと頑張るのもいいし、目標のために頑張るのも素敵だと思う。私のこれからもそうだと思う。


でも案外、「しあわせ」というものは日常の中にあるのかもしれない。
それに気づくと明日からまた楽しみだなと思う。

目的もなく過ごす、”無駄な時間”は大事なことを教えてくれる。自分の枠の外に行くと、新しい刺激がもらえる。

毎日同じ世界の中にいるのではなく、たまには枠の外に出てみて、ただ目的もなく、過ごすのは人生に豊かさを与えてくれる。

ぜひみなさんも”無駄な時間”作ってみてください。

読んでいただきありがとうございました😊