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【開発秘話】新規事業での課題を見つけるのに苦労した話

はじめに

株式会社マイスター・ギルド新規事業部のヒツジーです。
弊社新規事業部では、新規サービスの立ち上げを目指して
日々、アイディアの検証やプロトタイプの作成などを行っています!

新規事業立ち上げ未経験の我々メンバーは、悪戦苦闘しながら今も新規サービスの立ち上げに向けて邁進しています。
その過程をお見せすることは、なかなか価値のあることなのではないかと考えています。
他社での新規事業立ち上げはどのようにしているかは知りたいところ。けれども、リアルな情報はあまり落ちていませんから。

新規事業の立ち上げに興味ある方はぜひお読みください!
(一部フィクションが入ってます。ご容赦ください。ぺこり)


課題を見つける旅のはじまり

それは、まだ肌寒い季節。
新規事業部では、新規サービスの根幹とも言える「解決すべき課題」の選定のために、何度も何度も打ち合わせを繰り返していました。

ウサギー「この課題に取り組むのはどう?」

りぃ「この課題も捨てがたい」

ヒツジー「こっちもおもしろくない?」

わいわい、がやがや

繰り返される打ち合わせ。

メンバーの心の中には沸々とある疑問が湧いてきました。。

「あれ、これ、どれに取り組めばいいんや?」

打ち合わせ内であがった数々のアイデアは面白いものが多く、熱心に取り組み時間をかければ、ある程度大きな事業になるんじゃないかと思えるものでした。

新規事業部のメンバー全員がこれでいこう!と意見が一致するには、指針や基準が必要というところまでは認識が合いましたが、何を基準に置いたらいいのかわかりません。

そこで、経営陣に相談しました=3
(弊社の経営陣は話しやすい人たちだからね!)

りぃ「かくかくしかじかで、何を基準に置いたらいいかわかりません。。。」
社長「ふむふむ、かくかくうまうまやね。なるほど。」
  「熱意を持てる課題に取り組みたいね!でないと、途中でくじけて続かないからね!パッション!!」
メンバー「(...パッション!!)」
ヒツジー「パッション!!(やべ、声出た)」

こうして、パッ、熱意を持てる課題に取り組もうということになりました。


明かされる熱い想い

後日、各自が解決したいと思っていることを発表し合うプレゼン大会をしようとなりました。
プレゼン大会でおのおのの発表を聴き、みんながもっとも熱くなれた発表の内容に取り組もうとなったのです。
(いい展開だな?)

こうして、プレゼン大会の日までに各メンバーは心の奥底に眠らせていた熱い想いや悩みを呼び起こすのでした。



そこで、プレゼン大会当日。

おのおの発表していきます。
熱い発表ばかりです。
聴く側も熱い眼差しを向けます。
自分も発表しましたが、あまり人に喋ってこなかった想いなので、いざ発表するとなると正直恥ずかしかったです。
ただ、新規事業部メンバーは(口には出しませんが)心理的安全性を高めようとする人が集まってますので、否定されることは全くないと安心して発表できましたね。

全員が発表を終えました。
正直、全部ええやん、全部やりたいなと内心思ってましたが、リソースが足りないのでどれかを選択する必要があります。
でも、大丈夫。熱意が持てるものを選べばいいのだから。きりっ


ペルソナに直接インタビュー!

プレゼン大会後、最終的に
「遠く離れた人(友人)のもとにいける、どこでもドアがほしい!」
という熱い想いにメンバー一同共感し、これからどうしていくかを話し合っていくことになりました。

解決すべき課題はこれだ!と初めからパシっと決まっていたわけではありませんでした。
幸いメンバー内にペルソナ1がいるので、インタビューをくり返すことで課題を具体的に深ぼることにしました。

「なんでどこでもドアがほしいの?」
「その人の場所にいけたら、その悩みは解決するの?」
「どういうシチュエーションでその悩みを抱くことになったの?きっかけは?」
などなど...

たくさんの質疑応答の結果、どうやら直接行きたいわけではなく、ビデオ通話時に抱える

「リアルに会ってる時とは異なる、なんだかモヤモヤした感じ」

を一番解決したいということがわかってきたのです。
ZoomやLineなどを使った遠くはなれた友人たちとの会話は、リアルで会って談笑していたときとは大きくギャップがあったのです。
モヤモヤした感覚というのは、

  • 目が合わないので話をちゃんと聞いてもらえてるかわかりにくい

  • 会話のテンポがリアルで会ったときと違う

  • 画面越しで友人たちだけで会話が進むことがある
    といった事象から生じる違和感疎外感だったのです。

ペルソナへのインタビューがひと段落し、話し合いの結果、
ビデオ通話時のモヤモヤした感覚である違和感と疎外感をなくすために一体感を出す方法を考えようという話に一旦落ち着きました。
(よかった、よかった)

※ペルソナ:ユーザー中心設計やマーケティングにおいて、サイト、ブランド、製品を使用する典型的なユーザーを表すために作成された仮想的な人物像のこと 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

さいごに

トップダウンの組織ではない、横並びのメンバーが同じ方向に進むというのは、なかなか難しいものがありました。
そのために、プレゼン大会も開催し、みんなが熱意をもてる課題に取り組めるように工夫してきました。
おかげで、ちょっとずつなんとか前に進んでいっています!
この後は、
ビデオ通話時に離れた相手と一体感を出す方法を探るために、実験してみよう!
という話になります。
続きは、また別記事でご紹介させていただきますね。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
めぇ〜〜〜


投稿者: ヒツジ―
(株)マイスター・ギルド新規事業部のヒツジーです!
新規事業の立ち上げに関わる開発の記事を書いてますー。 君も新規事業の沼にハマらないかい? めぇ〜〜〜


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