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イエスが18世紀の日本にいたら、七味唐辛子は絶滅していたのではという気づき。

お酒を買うついでにと、一杯のカップラーメンを買った。 基本的にカップラーメンには、味や栄養の点において期待していないのだが、私は一つだけとても好きな銘柄があるのだ。 それは、ヤマダイ株式会社から発売されている、信州味噌ラーメンだ。 初めての出会いは、旅行で訪れた軽井沢だった。 旅館で夕飯を取ろうとしたのだが、1日を観光に使いたかった私は、旅館の夕食を取らずに、カップラーメンで済ませることにしたのだ。 そこで、ご当地スーパーから選び取ったのが、この信州味噌ラーメンだった。

    • 温度計が内臓されたワイングラスを作ったら売れるのでは?

      数ヶ月ぶりのことだ。一人で過ごす休日に、アルコールを摂取するのは。 私は記憶の定着プロセスの観点から、アルコールは摂取しないようにしている。 お酒は大好きであるが、つい飲んだ際の代償を考えてしまい、心から楽しむことができないのだ。 しかし、今日は訳あって一脚のグラスにお越しいただいた運びとなった。 決して上等なワインを飲んでいるわけではない。 外観、香り、味、全てが良好であるが、驚かされることはなかった。 色の割に甘いな、といったくらいの取るに足らないものである。 一口含み

      • ルソーは母乳出したさに、ネカマになってしまったようだ。エミール(上)#3 〜第一編③〜

        前回のまとめ前回の流れを簡潔にまとめると、以下のようになる。 ・公共教育はナンセンスであり、故に学徒は総じてろくでなしに育つ。 ・世の中の悪習は全て育児をしない母親から発生している。 ・しかし、用事が、つとめが、義務が。 ああ、義務。たしかに、  いちばん軽い義務は父としての義務なのだ ! ・「祖国」と「市民」といった言葉は世の中から消え去るべきだが、全ての父親は  祖国に市民を与えなければならない。 ・本の趣旨は「しくじり先生」だった。 前回は記事の文字数と私の熱量との

        • 【鉄道とアミノ酸。全ての悲劇は、ここから始まった。】4月の1000円

          一言で言うと、不幸である。 当事者である私としては、一言で終わらせるわけにはいかない。そういう性分なのだ。 今月の初旬のこと。 快晴だが、風が強いと言う点で減点を課したい、そんな日の夕暮れ。 私はバスに揺られていた。 目的地は、あるコンサートホール。 胸には人一倍の期待と、一人分のチケットが収まっていた。 窓越しに見る街は、とても閑散としていた。 今日は有給を使ったのだから、当然だ。 運転席の上にある液晶画面を見て、次の乗り換え地点が近づいてきたことを実感する。 目的地に

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        イエスが18世紀の日本にいたら、七味唐辛子は絶滅していたのではという気づき。

        • 温度計が内臓されたワイングラスを作ったら売れるのでは?

        • ルソーは母乳出したさに、ネカマになってしまったようだ。エミール(上)#3 〜第一編③〜

        • 【鉄道とアミノ酸。全ての悲劇は、ここから始まった。】4…

          【社員に恥を着せた状態で外回りをさせる鬼畜企業を見つけた話】4月の500円

          24年4月の支援日記 社会があれば、そこには制服がある。 制服とは、ただ着用しているだけであるのに勝手に第三者にTPOが伝わるという優れものだ。 それも、自身のTPOを相手に理解させる時、相手の思考に一切の負荷をかけないという凄みがある。 加えて、着用者にも集団への帰属意識を与えている。 制服とは、ただ体を覆っているだけの布の集まりではないのだ。 昨今、私服勤務やオフィスカジュアルなどといった方式を採用している企業が増えている。 従業員に制服の着用を強要しないという姿勢は

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          【社員に恥を着せた状態で外回りをさせる鬼畜企業を見つけ…

          「エミール」とは、漫談か。ガキ使か。それとも、しくじり先生なのか。エミール(上)#2 〜第一編②〜

          目次 本編 人間の条件 突拍子も無いが、ひとまず主張を聞くことにしよう。 論旨には同感だが、話に脈絡がなさすぎでは無いか。多分前項を認めてから1週間くらい空けて続きを書き始めたのだろう。 つづけて、古代ローマの博学者のワローの引用を批判しつつ、主張を展開する。 ここが第1章の本題なのではないだろうか。 教師によって教育の目的に乖離がある。これはとてもわかりやすい話だ。 義務教育では、一年ごとに担任が変わる場合が多い。そして、担任が変わるごとにクラスの「スローガン」

          「エミール」とは、漫談か。ガキ使か。それとも、しくじり先生なのか。エミール(上)#2 〜第一編②〜

          ルソーの言説には、いちいちクソリプを送りたくなる。エミール(上)#1 〜訳者解説・序・第一編〜

          私がエミールに惹かれたのは、ルソーの有名な逸話を知った時だった。 1762年に出版されたÉmile, ou De l’éducation(エミール、または教育について)。副題にもあるように教育についての本であり、出版から260年経過した現代の教育界においても名著とされているようだ。フランス革命後、国の教育制度を刷新する際に重要参考文献として扱われた背景があるようだ。 そして、ルソーといえば子供を5人捨てたことで有名だ。しかし、倫理の授業がカリキュラムに存在しないような低等な学

          ルソーの言説には、いちいちクソリプを送りたくなる。エミール(上)#1 〜訳者解説・序・第一編〜

          ルソーの来歴(超圧縮)

          この記事は、ルソーの著作についての記事を読むための最低限必要な情報のみをまとめたものとなっている。 全てWikipediaに書いてある内容であるため、表層しか攫っていない。 ルソーの生涯Wikipediaを読めばわかるため、雑駁に圧縮する。 ジャン=ジャック・ルソーは1712年6月28日、スイスのジュネーヴのグラン・リュ街というアップタウンにて生を受ける。 ルソーの少年時代は悲惨なものだった。小さい頃は病弱で、10歳の時に孤児同然になる。寄宿先や奉公先では虐待を受け続けたた

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          ダイエットに失敗する人間はカレンダーが読めない

          ダイエットになぜ失敗するのか?私には「ダイエットに失敗する」という言葉の意味が理解できない。 ダイエットに失敗する人間というのは、全員四則演算を知らないとしか思えない。1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回ることが習慣化するから太るのだ。 しかし、最近ひょんなことから問題点の核に気がついた。 ダイエットに失敗する人間というのは ①ダイエットを宗教だと認識している ②3次元空間に留まっている ③空腹でいたら死ぬと思っている ④睡眠がダイエットに及ぼす影響を考えていない ダイエ

          ダイエットに失敗する人間はカレンダーが読めない

          社会は和時計に従うべきだ

          今日の日本社会は定時法に則った運用がなされている。しかし、日本では明治6年以前では不定時法が用いられていた。不定時法では日照時間に基づいて時刻が設定されるため、定時法の時刻と不定時法の時刻では時の刻み方が大きく異なる。サマータイム制と勘違いされがちだが、和時計は15日ごとに1刻の長さを調整していたようだ。 定時法における8時~17時の勤務形態ではどの季節においても8時間勤務になる。しかし、和時計を定時法に強引に合わせるとしたら、夏は勤務時間が平均9時間ほどになり、冬は勤務時間

          社会は和時計に従うべきだ

          【食事が面倒すぎてミキサー導入したら結構好感触だった話】3月の1000円

          24年3月の1000円支援日記

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          【食事が面倒すぎてミキサー導入したら結構好感触だった話…

          【疑問】光の波動説に対する反例

          光の波動説の反例。思えば前回の粒子論に対する反例と同じ論理構造なのにあの時なぜ気づかなかったのか。というか、高校生の頃から今になるまで粒子論の反例は気になっていたのに、なぜ波動説に対する反例は気にならなかったのか。 ということで、今回も同様の論理構造と論旨である。以下略 波といえば、媒質を伝う必要がある。空気を媒質に持つ音は、真空度の高い空間では伝達されない。 そして、「闇は光の不在」という使い古された格言。闇が本当に光の不在であるのなら、もともと空間内に光は不在であるため

          【疑問】光の波動説に対する反例

          【墓場より、電子書籍を思う】3月の500円

          24年3月のおまけ支援日記

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          【墓場より、電子書籍を思う】3月の500円

          時間的弱者による睡眠の質を向上するルーティン

          本noteは、昼型でややロングスリーパーの一般会社員が睡眠の質を高めるために実践しているルーティンを紹介するものである。 睡眠による効力に関しては本noteでは触れることはしない。 目次 予備知識私の現在のクロノタイプ:昼型 毎日の睡眠時間:8時間半(22:00~6:30) 目的なぜ睡眠の質を上げたいのか、その目的を仔細に列挙するとなると暇がないためざっくりと抽象化すると、 ・会社に遅刻しないため ・学習効率の向上 ・心身の健康維持 となる。 そして、このルーティンを行

          時間的弱者による睡眠の質を向上するルーティン

          【疑問】光の粒子論に対する反例

          最近飲茶氏の本を読んだ際に、「哲学的な何か、あと科学とか」の著者でもあるということを知った。私が初めて同書を読んだ際になんとなくつっかえていた事項を思い返したため、覚書とする。 光は波であり、粒子であるという話があったはずだが、確か論旨は「実験の方法により対象物にはなんらかの影響を与えてしまうため、観測方法を変えると波と粒子のどちらかの性質を示す」といったものだった覚えがある。 私がそれを初めて読んだ際に、光が粒子だとしたら、下図のような状況になってしまうのではないか?と感じ

          【疑問】光の粒子論に対する反例

          2月の1000円

          24年2月の1000円支援おまけ日記

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