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美人が絶対に白の日傘を使わない理由

はじめに

白の日傘というのは、知的レベルが低い上に、悪辣な人間のみが使用するものである。翻って、私の偏見ではあるが、美人というのは白の日傘を使わない傾向にあるように思う。それぞれの原因について、私の推測を提示する。


①白の日傘を使用している人間の知的レベルが低く、悪辣である理由

日傘を使用している人間のうち、白の日傘を使用している人間の割合は多いように思う。女性の場合は尚更であり、白系の日傘でない方が珍しいだろう。つまり、白の日傘に人気があり、他の色を差し置いて白の日傘を選択して購入している人間が多いということになる。
では、白の日傘でなければならない理由とはなんだろうか。日傘を使用する目的から演繹することにしよう。軽く調べたところ、日傘を使用する主な目的は以下の2つに終始するようだ。
①日焼け防止
②遮熱
自明である。これに関してはデータを用意するほどの話でもないだろう。白の日傘が他の色の日傘を性能で凌駕していることが判明すれば、人気の理由がわかるだろう。それぞれの観点から性能を比較していこう。

①-①白の日傘がもつ日焼け防止効果

日傘の性能を考える前に、前提として日焼けの原理を知るべきだろう。ということで、日本皮膚科学会のサイトから日焼けの原理について記された記事を引用する。

日焼け反応(サンバーン)の主役はUVBです。細胞のDNAに吸収されたUVBは、DNA鎖の隣同士のピリミジン塩基を結合させて、ピリミジン2量体という一種の傷を作ります。

https://www.dermatol.or.jp/qa/qa2/q04.html

これも常識だが、紫外線が肌に吸収されることにより日焼けが起きるということだ。では、白の日傘は他の色の日傘に比べて紫外線のカット率が高いのだろうか。軽く調べたところ、逆であることがわかった。というか、一般常識であるはずだが。色によって光の吸収率というのは変化する。そんなことは義務教育の範疇だったはずだ。私も小学校で学んだ。白色が持つ反射率がどうのこうのは置いておくとして、そもそも最強の黒色の日傘が存在している以上、白の日傘よりもUVカット率が高い製品は存在しているということだ。つまり、白色の日傘に日焼け防止効果を求めている人間というのは、以下の条件に当てはまる人間ということになる。
①義務教育を受けていない
②黒色の日傘が世の中に存在していることを認知していない
この共通集合に該当する人間というのは、日本に数えるほどしか存在していないように思えるが、これも私の偏見である。日本の未来は日傘ほど明るくないということがわかった。

因みにUVカット加工を施された日傘ならば、色によるUVカット率の差は無いようだ。つまり、白色の傘とその他の色の傘に性能の観点で差が無いということになる。しかし、本当にUVカット加工の原理を理解して購入しているのだろうか。
軽く調べたところ、UVカット加工は以下のように2種類あるようだ。
①UVカット繊維を編む
②UVカット剤を繊維に吹き付ける
この2種類の実用性に関して問題点がある。それは、②の傘の場合、UVカット効果が日に日に落ちていくらしいということだ。それに対して、①の傘は半永久的にUVカット率を維持できるという。では、なぜ②が淘汰されないのか。それは圧倒的にコストが低いからだろう。なんらかのUCサイトで「紫外線カットスプレー 傘用」と調べればわかるように、UVカット剤というのは非常に安価である。翻って、参考文献にあるようなUVカット素材を繊維状にして編み込むことにより作られた傘というのは、非常に高い値段設定がされている。衣服にしか用例がない素材も多いが、それらを編み上げて作られた衣服というのは、ユニクロ等と比較しても10倍ほど高いように思える。
ここまで情報を得ると、二つの疑問が浮かぶ。
まず一つ目の疑問は、世の中に出回っている白の日傘は①の傘ばかりなのだろうかということだ。流通量や値段を考えると、おそらくほとんどが②の傘だろう。
二つ目はの疑問は、②の傘を所有している人間は積極的にUVカット剤を日傘に吹き付けているのだろうかということだ。これに関してはさっぱりわからない。しかし、おそらくそんなことをしている人間は少数だろうという私の偏見をもとに話を演繹していくことにする
つまり私が言いたいのは、白の日傘には完全にメリットがないということだ。UVカット剤が塗布された白い日傘というのは、購入当初は他の色の傘と遜色ない働きを見せるが、使用するにつれてUVカット率が下がっていく。つまり下限値が一番低い色が白である以上、どの場合においても白色の日傘を買うメリットはないことになる。というか、なんなら一番日焼けしやすい色の傘をわざわざ選定していることになる

日焼けを使用する主な目的の①「日焼け防止」に関しては、白い日傘が最も悪い選択だということが判明した。


①-②白の日傘が持つ遮熱効果

次に、白の日傘が持つ遮熱効果について考えていこう。これも小学校で習ったことだが、色によって赤外線の吸収率は異なり、白色が一番吸収しないということだ。それはつまり、傘自体が熱を持ちにくいと言える。これだけ考えると、白の日傘は遮熱効果という点において他の日傘を上回っているだろう。しかし、本当に持ち主が体感できるほどの温度に違いがあるのだろうか。軽く探した程度では検証記事を見つけることができなかったため、偏見でしか話せることがない。これは私の疑問に終始するのだが、紫外線を反射しきれなかった白の日傘が、赤外線だけ全反射できるということがあり得るのだろうか。もし赤外線も同じように通しているというのならば、それは使用者本人が直接熱されているということだろう。もしも私の理論が正しいのであれば、使用者の代わりに赤外線を吸収してくれる黒の日傘の方が遮熱効果が高いのでは無いだろうか。加えていうのならば、私は出勤で黒の日傘を使用しているのだが、日傘そのものから熱を感じたことはない。
軽く調べたところ、私の考察の正しさを助長する意見を持つ人間を見つけたため、紹介する。

バズった日傘情報ですが間違い

実際は黒い傘は白い傘に比べ、 ・紫外線カット効果が高い ・傘の外側の表面温度は高い ・「使用者の頭部がある位置」の温度はむしろ低い
と報告されます。「傘の外側の温度」と「使用者の頭部の位置の温度」は一致しません。無根拠の健康情報を拡散しないで下さいね

静岡皮膚科(2024年3月開業/静岡駅徒歩3分)院長 江畑慧のX ポストより
https://x.com/shizuoka_doctor/status/1555525150400843776

「白の日傘の方が使用していて涼しい」という意見は山のように転がっているが、根拠が明示されているものは見当たらなかった。私が引用した静岡皮膚科の公式Xのポストにも、明確な根拠は記されていなかった。つまり、白の日傘の方が涼しいという人もいれば、黒の日傘の方が涼しいという人もいるというだけの話である。
しかし、もし白色の日傘の方が使用していて圧倒的に涼しいのであれば、もっと記事の書き方は変わってくるだろう。本当に色による違いを感じ取ることができる人間というのはいるのだろうか。


日焼けを使用する主な目的の②「遮熱」に関しては、何色がいいのかはわからないということが判明した。

①の結論

①-①では、白色の日傘にはメリットがないどころか、デメリットしかないということが判明した。①-②では、白色の日傘の優位性はわからなかったと同時に、他の色の日傘の優位性もよくわからなかった。では、この章の結論に入ろう。
ここまでを総合すると、「日焼け防止」と「遮熱」という目的に従い白色の日傘を自ら選定し、日常で使用している人間の多くは知的に劣っているのだと考えて間違いがなさそうである。それがわかれば、残るは人間性の話だけである。これは非常に単純な話だ。白色の日傘というのは、客観的に見て眩しい。白い日傘を使用している人間というのは、本来街を歩く全員に平等に降り注ぐはずの太陽光を、一部分他人に押し付けることで、自分に降り注ぐ太陽光の量を減らしているのだ。自分は日焼けしたくないと思っているにも関わらず、自分の代わりに他人を日焼けさせることに関してなんとも思わないのだ。これを悪辣と言わずになんと形容しようか。
そして、もしも自分が周りの迷惑になっているということに気がついていないのだとしたら、それは知的レベルが低いということの証左になる。
この章は以上になる。


②美人が白の日傘を使用しない理由

これに関しては一瞬で説明がつく。なぜならば、先の結論から考えると、白の日傘を使用した段階でその人間は美人ではなくなるからだ。。。
というとあまりに私の主観に依ることになるため、普遍の原理のような推論を挙げよう。
まず、第一に美男美女というのは、自分を客観視することができる人間が多いらしい。彼らはなんらかの行動をするときには、「行動Aをする自分」というものを意識しているような節を感じる。これは完全に偏見になるのだが、美男美女と呼ばれる人間と話していると、そうではない人間と比べて視点が違うと感じる。彼らはルールやマナーなどを重んじる傾向にあると思うし、言葉遣いや所作にも当然気を配っているだろう。彼らは生まれ持ったルックスがいいのは当然のことだが、ルックスが良いだけで周りからチヤホヤされ続けることが可能なのだろうか。私は、彼らも相当周囲に気を配って生活しているのだろうと考えている。
そのあたりは推測するしかないため、文字数を増やしたところで情報が増えることはないだろう。美人と日傘の関係に話を戻そう。美人はそうでない人間と比較して、客観的に自分を見ることができる傾向があるとする。美人が数ある日傘から一本を選び取る場合について考えてみよう。恐らく彼女も白の日傘を候補に入れるだろう。それは単純に白色が好きだからに過ぎない。しかし、「白の日傘を差して歩く自分」を客観的に想像した彼女は気が付く。白の日傘が周囲に迷惑をかけるという事実に。つまり白の傘、明るい色の傘を選択肢から外して考え直すことができ、結局のところレース付きの黒の傘を買ったりする。
それに比べて白の傘を使用している人間がどのような見た目をしているか。彼女らは美人と比べて、猫背であったり、ガニ股であったり、歩き方が前傾していたり、口が半開きになっていたり、二の腕に余計な肉がついていたりするのではないだろうか。それに、歩きスマホをしている人間もよく見かける。最悪なのは白の日傘を差しながら歩道を自転車で走っている人間だ。もちろん統計的に有効なデータなどない。しかし、私が毎朝通勤経路で見かける人間、私に反射光を押し付けてくる人間というのは、大半がこのどれかの特徴が最低1つ当てはまるはずだ。これらは全て、本人の意思で改善できる問題であるため、私がルッキズムを助長しているという詰りを受けることに正当性はない


②の結論

白の日傘を常用している時点で美人ではない。


終わりに

白の日傘を買う人間は内外共に低レベルな人間であり、白の日傘を生産・販売することで利益を上げている企業は悪徳企業であり、害悪だ。
加えて言えば、白色の自動車も如何なものかと思われる。歩道幅が狭い道を歩いていると、隣を通り過ぎる白い車が眩しくて仕方がない。白色の車を買う人間はやや想定が甘いところがあるのだし、白色の自動車を生産・販売している企業も企業努力が足りないと言えよう。車に関しては目的が大きく異なるため、私のように普段から迷惑を感じていない人間からすると、ただ好きな色の車を買っただけなのだろうから。
ちなみに、今回は白い日傘を差す女性をテーマに扱ったが、先日ついに銀テープで縁取られた凶悪な白い日傘を差して歩くおっさんを見かけて仰天した。あいつはきっと本当にどうしようもない奴だろう。


参考文献

色別UVカット率

UVカット加工

生地の色と温度の関係


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