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縁の下のスーパー力持ち、種子にんにく農園。

「今日はお肉にする?」
「お魚食べたい気分かも」
「明日は、パスタ食べに行こうか」
「野菜不足だから美味しいサラダ作ろう」

お食事をする際、「主役」になりがちなのは、お肉、お魚、麺類、米類、サラダなどの「メインアイテム」。しかし、そんな「主役」達をより一層美味しく仕上げるための「縁の下の力持ち」の存在に今日は少しスポットライトを。

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青森県田子町で200年以上の歴史をもつ種子にんにく農園
文政9年(1826年)初代 種子成松さんから始まり、現代表の種子宏典さんで6代目。

種子宏典さんは、幼少期から家業である「農業」「ニンニク」が身近な存在ではあったが、当時継ぐことは考えていなかった。むしろ、司法書士になりたいと考え、東京で学問に励む日々を送っていた。ご両親も特に継ぐことを求めることもなく、宏典さんの自由を尊重していたとのこと。

そんなある日、一本の電話を機に、宏典さんの考え方が変わった。

「赤字続きだから、もう廃業することにした。」

両親の引退報告。

宏典さんは、当時継ぐつもりなく法律の勉強をしていたが、いざ廃業に直面した際、「本当にこのままで良いのだろうか?」「父親は昔から休まず一生懸命ニンニクを育ててきた」「母親も農園に沢山の愛情を込めて働いていた」と葛藤の末、責任をもって自分が立て直す覚悟を決め、田子町に戻った。

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6代目としての挑戦が開幕した。

「美味しい」ことを当たり前にしながら、そこにさらなる付加価値をつけていくことが宏典さんのこだわり。例えば、「美味しい+安心」「美味しい+興味」「美味しい+楽しい」。このような形で自慢のニンニクを提供するためにも、試行錯誤し、常温保存が可能なカレーパックの販売が開始された。こちらは、災害用の備蓄品としても最適。災害時の食料は、「とりあえず保存してあったもの」と美味しさを求めることが少ないが、「美味しい」上に、持っておくと災害にも備えられる「安心」が詰まった【鶏もも一本カレー】は大人気。さらに、【黒にんにく】は皮を剥いたらそのまま食べられる新感覚商品。味付け用として使われがちなニンニクを主役としてつまみ食いできる「黒にんにく」は、「興味」が湧いて、なんだか「楽しい」気持ちに。

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私たちが「にんにく」と聞いて連想するのは、きっと味よりも「香り」の方が強いだろう。縁の下の力持ちとしての役割も、香りの要素が大きい。しかし、種子にんにく農園の商品は、香りだけではなく、しっかりと「味」にもこだわっている。だからこそ、【黒にんにく】はにんにくの味そのものを単体で楽しむことができる。

さらに、美味しい「味」は素材だけでは完結しない、というのも宏典さんの考えのひとつ。

"美味しさは、「血の通った人付き合いが生むもの」である。この人達の作ったものだから食べたいと言ってもらえるような集団でありたい。"

種子にんにく農園では、種子家の3−4名で愛情を込めて収穫作業を行なっている。また、近所の方々(80代の方まで!)も協力してくれているとのこと。実際に収穫作業を行なっている人たちが、にんにくに対する譲れない想いを持って丁寧に収穫をしているからこそ、それが「美味しさ」となり、私達の食卓に届くのだろう。

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"主役でなくても良い。どんな場面でも、主役と脇役がいる。にんにくは、脇役で良い。ただ、やるからには、最高級の脇役を作る。"

宏典さんの熱い気持ちが、青森県田子町から確実に全国に響きだしている。先日は、【食べるJAPAN 美味アワード2021】の認定商品にもなった。

日本で最も美しい村とも言われている田子町で、種子家が生み出す最高級のにんにくを、是非あなたのお食事の脇役にいかが...?

名産品市場でも、種子にんにく農園の【黒にんにく】【鶏もも一本カレー】等が購入可能!

オンラインストア:https://meisanhinichiba.com/products/list?owner_id=49

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