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療育現場からのつぶやき(11)

さて、6月です。

今日は、言語聴覚士の魔法🔮についてお話します。

私が日々の療育で関わっている中に、ことばの音がうまく作れないお子さんたちがいます。

たとえば、「さかな(魚)」と言いたいのに
「しゃかな」や
「ちゃかな」になったり、
「たかな」や
「かかな」に変化するバージョンも 👀

原因についてはいくつか考えられますが、舌の使い方を間違えていることが主な原因であることが多いです。

3歳ぐらいまでは、赤ちゃんぽくてかわいいね、そのうち言えるようになるよね、と思っていた保護者さんも、4歳ぐらいから慌てはじめられることが多いのですが、

この音の誤り、適切な時期に相談に来て下さると、10分もあれば修正▪定着できる場合もあって。

先日も、その魔法🔮を発動させていただきましたー✨

初回療育で、席を外していた少しの間に、それまでどうしても言えなかった「お寿司」が上手に言えるようになった我が子を見て、

えっ❗️❗️なんで❗️❓️


と驚くやら喜ぶやらの保護者さんと、
言えて嬉しそうなお子さんの姿に、

この仕事やってて良かったなぁ

😊💕

と、改めて思いました。

もちろん、全ケースがこんなに簡単にはいきませんが、時間をかけて練習した末に、ようやく小4で自分のお名前を正しい音で言えるようになったお子さんのケースなどは、それはそれで感慨深く。

毎日、誰かの心に喜びを運ぶお手伝いができる可能性を感じながら仕事できることが幸せだなぁ…と思いつつ、

あの時40歳で全く新しい世界に飛び込んだように、これからも年齢を言い訳にせず人生を堪能しよう🎵と思う、めいりんなのでした😊


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