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丁寧に言葉を落としていく道筋。 本当は隣にいたい ただそれだけなのに それなのに、 が続…
世界が声を許してやり直しが始まる 外に出られる喜び 声を発する喜び 人と触れ合う喜び 禁じ…
飼い猫が眠たいことを知らせる午後14時 日差しは傾き揺れている なんとなくそう思うことばか…
白く小さい花びらのかたまり 緑からのギフト、新鮮な空気 草原に寝転んで、ぽかぽかと休日を味…
異国の音楽が鳴って、私の肌の色、髪の色、話す言葉、持ち物すべてがあっけなく受け入れられる…
伸びていく雲の行方 明日も今日のような日だったらいいな 私たち大事なものを見落としてしま…
エネルギーは流れ続ける 心地の良い流れ ひとりで住んでいたあの日々の心細さを思い出した。どこに行ってもひとりぼっちに感じた。何を買っても何を食べても満たされなかった。終いには、じゃあ誰かが私を満たしてよと他人も自分も酷く傷つけた。 私はずっと自分と追いかけっこをしていた。 自分が分からないから、誰かの意見にすがりついた。 エネルギーは流れ続ける 限界を超えていた私は、衝動的であり意図的でもある自分に助けられ、今もしっかりと根強く生きている。 川の流れと同じように、
やわらかい緑色が好き。 凛とした水色も好き。 砂利を足で踏む感覚が好き。 小鳥の重なる鳴き…
春がこぼれ落ちる瞬間 君もピンク色の瞳をしている 何も変わっていないようで 常に動き続け…
かわいいあの子 誰からも傷つけられずに生きてほしい かわいいあなた 悩んで迷ったら私のとこ…
新鮮な匂いが町を包む。 まつ毛くらいしか上げられない私の毎日は、日光が力強く差し込み瞳を…
ひとりの人間を 心の底から愛しぬいた丁寧な出来事 出会えてよかった なんて一言では表せな…
拝啓 才能のないあなたへ 私は友達みんなの才能を言い当てることができる。なんならあったこ…
バツをつけられて返ってくる答案用紙を眺めて、自分の人格すらも否定された気分になった。 たったひとつの答え の為に必死に指先を動かす私たちの花まるは、「先生」から認められた時にだけ完成されるのだろうか。 そうだとしたら、私はもうとっくにその輪からは離脱して、答案用紙の一面に詩を書きなぐっていると思う。 こんな世界はおかしいよ と言う私の存在は、「変わった子」という標識に塗りたくられて感性の統一を余儀なくされた。 芸術さえも数値化される組織の中で、人は若い番号ばかりを