【詩】酸っぱい気持ち
新鮮な匂いが町を包む。
まつ毛くらいしか上げられない私の毎日は、日光が力強く差し込み瞳を茶色くさせる。
あの子みたいに生きれたら良かったのにな。
何度も抱く、甘さのある酸っぱい気持ち。
朝がきて、木々は光合成を繰り返し、私たちにやわらかい空気を送り出す。
その循環だけでも、地球から、植物から愛情を一身に受けている私たち。
それ以上のものを欲しがる私たち。
自分には何も無いと嘆かなくて大丈夫。
この身ひとつ、地球から愛されて生まれてきた。
刹那ではない、続いていく幸せが誰にでもある。
私も本当はわかっている。
あの子とは違っていい人生がある。
最後までありがとうございます。
またお会いしましょう💐
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