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うつ病の経験

こんにちは、まる といいます!

 僕は自律神経失調症やうつ病の経験からメンタルについての情報収集、発信をしています。

 はじめてのnote投稿として、僕がうつ病になった背景、経験を綴ってみました。


気質・性格

 僕はHSS型のHSPという気質、いわゆる刺激を求める繊細な人という特徴に当てはまるのですが、幼少期から服の肌触りとかすごく神経質だったし、周りの人の感情にも敏感でした。
 そして、ワクワクすること、刺激を求めて落ち着きがなかったりといったところがあったかな。
 今の小学校教育では多動性、落ち着きがない子として判断されるかもしれない。
 興味持ったことには没頭できるけど、すぐに飽きるといったところもありました。 

家庭環境

 親は家庭で他人の悪口ばっかり言ってたし、排他的だったかな。
 あまり積極的に他人と関わるような家庭ではなかった。
 神経質で落ち着きがない僕のありのままを肯定してもらえなかったと思う。
 いつも怒られていた記憶がある。
 自分のことを理解してもらえない悲しさで夜は布団の中で泣いていた記憶も多くある。
 「なんで自分のことみんなわかってくれないんだって」
 自分を肯定できないマインド、世の中誰も信じられないようなマインドが作り上げられました。

うつ病になるまで

 小学校4年生で大人、先生や親が求める理想像を演じることで承認してもらえることに気づいて、承認欲求を満たすために優等生を目指すようになりました。
 本当の自分を押し殺すようになったのはこの時からかなー
 なんでも積極的、頑張り屋な自分を演じるようになりました。
 他人軸で生きるようになった感じですね。
 そんな中で中学生になり、そこで陸上競技(長距離種目)と出会いました。
 中学2年生から地方でそこそこの成績を残すようになり、友達との交流もせずに上を目指しての練習に没頭していました。
 結果を出すことが自己肯定、承認されることのすべてになっていきました。
 この頃にはもう競技に打ち込むことが義務、使命になっていましたね。
 高校進学もスポーツ推薦で競技を続けることを疑いもしませんでしたが、高校という環境の変化もあり、競技での結果が出ない日々が続きました。
 競技を楽しめない、競技に嫌気、本音の部分でやる気が出ない、結果に結びつかない、さらに競技することに嫌気、自己嫌悪、自己肯定感が下がるという悪循環。

 この時からメンタルからくる不調も出始めていました。
 自律神経失調の症状がだんだん出てきました。
 とにかく授業中眠い、高校は進学校でもあったので、授業中起きていられないのを怒られるし、自分自身もちゃんとしたいのに出来ないそんな自分をすごく責めていました。
 素直に打ち明けられる友達もおらず、理解してくれそうな大人も周りにはいませんでした。

 それでも競技をすることが、アイデンティティになっていた僕は競技を辞めることなく、そのまま大学でも競技を続けることになりました。

 うつ病と診断されたのは大学3年生の時です。
 責任感の強さから部のキャプテンを任され、さらに競技から逃げられない感覚と周りからのプレッシャーに耐えきれなくなりました。
 何もやる気が出ない、大学の授業に行けない、絶望感、走り出したら異常に汗が出る(自律神経失調)、不眠等明らかなうつ症状から診療内科を受診しました。

 診療内科を受診するとすぐにうつ病と診断されました。

うつの快方

 その後、2年間投薬治療をしていたのですが、あまり効果がなく、正直信頼できる心療内科の先生に出会えなかったということで絶望を感じたりもした。
 僕のことをわかってくれる先生がいないと思ったし、なんか自分しか信じられないような気持ちもありました。
 結局セルフケアの方法を試すことにして出会ったのが、瞑想とジャーナリングでした。
 瞑想について色々調べて、調べた形式に縛られ過ぎたというか、なんか上手くいかずに効果の実感が出るのに時間がかかりましたが、ジャーナリングでの気持ちの吐き出しはやったその時から心が軽くなることを実感しました。
 ジャーナリングを通じて、認知の歪みを整えたり、アファメーションを定着させたりで、だいぶうつの症状が改善していきました。
 瞑想によっても自分の思考との付き合い方がわかってきました。

 その後は社会人になって、大きなメンタルダウンというのはなく、10年以上過ごすことができています。
 ただ自律神経失調症の症状やうつの兆候はたびたび顔を出します。
 自分自身を知ること、自己受容でそういった症状は持病、自分の一面と捉えて、付き合っていこうと思っています。

さいごに

 なんか昔のことを思い出すと、すごく当時傷ついてたんだなと思う。
 けっこう苦しかったなと思う。
 タイムスリップして昔の自分を救いたい。自分自身を癒してやりたい。
 「頑張ったね、ムリしなくいいんだよ」って言いたい。
 「大丈夫、本音を出していいよ」
 「辛かったね、ホントはどうしたいの?」
 「怖がらなくても居場所はちゃんとあるよ」
 って。
 満たされていない心に寄り添いたいですね。

 うつになった背景としては極度の他人軸、他人からの評価でしか自分の存在意義を確認出来なかったことがあります。
 今は「自分は自分」「ホントはどうしたい?」って自分に問いかけて自分軸を築いていくようにしているし、
 自分自身を理解しよう大切にしようと思えているし、
 そういうこと発信をして何かしら同じような苦しみを持っている人の助けになればと思っています。
 
 noteでの投稿はジャーナリング的に自分の本音を吐き出す場として活用していきたいと思っています。
 少しでも共感、共有してくださる方がいたらありがたいですが、そこを意識しすぎると他人軸になるのかなーと思いつつ、「ホントにこれしたい?」っていう問いかけのもと自分軸での継続を心がけていきたいなと思います。

 よろしくお願いします

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