わたしが同棲して最初に違和感を覚えたこと
今日、トイレに居る時に、ふと、同棲し始めた時のことを思い出しました。
わたしはプロフィールにもあるように、クッソみたいな成績で高校を卒業し(追い出され)て、仕事を見つけ、ソッコーで彼氏との同棲を始めた。
菩薩のような彼、寝ている彼氏の鼻の穴にわたしが思いっきり指を突っ込もうが寝ぼけながら微笑んで、わたしの頭を撫でるぐらいには優しい彼。
付き合い始めて半年ぐらいで一緒に住み始めたが、不安はほとんどなかった。
そんなわたしが一緒に住み始めてすぐに
「やべえ、やりづれぇ・・・」
と思ったこと。それは、
トイレットペーパー。
わたしの実家では、トイレットペーパーはシングル。
しかし、転がり込んだ彼の家のトイレットペーパーはダブルどころか、三枚重ねであった・・・
「いや、そんな大袈裟な問題じゃないだろ?」と言われそうだが、わたしのお尻は今までの人生のほとんどをシングルのトイレットペーパーで拭いてきたので違和感MAX!!
分かる人には分かると思うが、トイレットペーパーはわたしの中でリズミカルに巻き取りたいものだった。
分からない人に補足を・・・
極論、トイレットペーパーなんかお尻が拭けりゃいいんだよ。でも、紙の量が多くても少なくても困るはずなんですよね。
わたしはその加減をリズムで取っていたんです。
ガラガラピッ♪ガラガラピッ♪
ってな具合に・・・(笑)
しかも、シングルだとこのリズムで量がちょうどいい!
ダブルだと、多い。
そんだけ、もうほんとめちゃくちゃしょうもない理由なんだけど、トイレットペーパーは毎日使うものだし、彼に言ってみた。
「お尻がトイレットペーパーとマッチングしやんねんけど。リズミカルにちぎりたい~。だからシングルが良き♡」
最初は、
「えー、紙をちぎるリズムを変えればいいじゃんー。お尻は三枚のふわふわで拭きたいよ。」
と言われていました(笑)
当たり前だ、トイレットペーパーにこだわりを持つような彼女には、だいたい彼氏もこだわりがあるような奴だ。
でも、”ふわふわ”って・・・彼女よりまともなこだわりじゃねぇかよ!(笑)
思い返すと”紙をちぎるリズムを変えればいいじゃんー。”と言った彼の順応性ヤバい。そこは「リズムってんだよ!www」とかじゃないんかーい。と今になって思う。
トイレットペーパーこだわり論争は少々続いた。
そんな彼も今ではシングルを使ってくれている。
多分、わたしのようにリズミカルには取ってないけど(笑)
今思い返しても、めちゃくちゃ変なこだわりに合わせてくれる彼、やっぱりいいな・・・♡って思う。
変な彼女に変な彼氏。マイノリティですねぇ~。
同棲してると、しょうもないことでも言っとくべきだな、と思うことがよくある。なんせ好きだって言ったって、所詮は他人だからね。
育った環境が違えば、そんなもんかと知った19の夏。
結婚したって、他人なのは変わりないか、と今は思ってる。
結婚する予定、今のところないけど!(笑)
気持ち程度が1番嬉しいです。