手と手が触れ合う時
「ここをしっかり手で押さえて」
「違うよ、違う、そこじゃない、そんな持ち方じゃダメだ」
荒々しい声とともに、私の手を掴み、持ち方を教えてくれた。
そうして、もう一方の私の手もつかみ、ここをこう押さえるんだと、私の手の上に、手を重ねて来た。
「可愛い、手だな」
「そうですか❤️」
じゃないんですよ、本当に、これ、みかんの袋詰めコーナーの係のおじさんと私の会話じゃないですか🤣
透明の袋にみかん詰め放題で500円なんですが、さらにおまけしてくれるといい、白い袋にその透明の袋を入れて、私がその透明な袋を両手で押さえて、係の人が更に入れてくれらというサービスなんだったのですが、私が透明な袋を持つ必要はあったのか?と疑問は残ります😁
これ、私のような、酸いも甘いも噛み分けてる年齢は許されますが、若い子にやったらまずいのではないかな?流石にやらないですかね😁
前職であった、嫌な思い出が蘇ってきました。
お昼の時間に、お客様に、ご飯をお渡しする仕事をしていたんです。
だいたいは、事前によそって、置いておくのですが、中には特別な注文をしてくる人がいたんです。
たまたまだとは、思いたいのですが、同じ人といつも手が触れちゃうんです。
触れるというんですかね、私が添えている手の上に手を重ねてくる
今回のみかん事件と同じなんです。
家で旦那にも言い、私のご飯の渡し方が悪いのかな?って、手の位置を変える練習など試みていても、何故か手が触れちゃうんです。
その人が来るのが、嫌になってしまったこともあるんです。
そのうち、その人が食堂に来なくなって、私も会社をやめてしまったから、よかったんですけれどね。
この手と手が触れ合う事件には、若い頃にもトラウマがあるんです。
最近、電車に乗って気づいたのですが、今はつり革が下の方に設置されていますが、私が若い頃は、身長自称150cmのわたしが手を伸ばしてやっと
届く位置に設置されていたんです。
私は、2年間専門学校に通っていて、電車で満員電車の東横線、山手線、東西線と3つもの路線を乗り換えて学校に行っていました。
東横線の車内、私も、つり革につかまるのが必死なところ、私が摑んだ、つり革の上に、手を重ねてくる男性がいるんです。
向こうも、掴まるのに必死なのか、どうかは知らないんですが、揺れを利用して、こちらが振り切ってもまた手を重ねてきて、頭に来ちゃうんです。
私も車両を変えればいいんですが、しばらくこの攻防は続いちゃっていました。
もう、満員電車に乗ることもないので、このようなことは経験することもないと思うのですが、同じような経験をしたことがある人はいますか?どの範囲なら許せますか?
大好きな人なら、手と手が触れ合うのはうれしいのですが、ちょっと見知らぬ人とは、Don't touch meでお願いします😊
ヘッダーは、戦利品の🍊です。
甘くて美味しいですよ!
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