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50年目の多謝

今日、2月6日は私の50歳のお誕生日でした。

50歳かぁ〜、江戸時代だったら死んでるな』って旦那が2年前の自分の誕生日に言ってましたが、私は娘が成人するまでは頑張りたいです。

人生何があるかわかりませんが。。。

私は、50年前の今日、母のお腹の中から生まれて来ました。

帝王切開での出産でした。
私の母、身長145cm、そして細身。それに対して私は4000g近いビッグベイビーでした。

2月6日の早朝破水してしまい、父と歩いて病院へ行き、お昼すぎに私が産まれたそうです。

出産後、砂袋をお腹の上に乗せられて痛かったという話をずっと聞かされていました。2歳年下の弟も帝王切開での出産で母のお腹の傷はいまでも残っています。

私も身長150cmなので、母と同じになるのかなと思ったのですが、娘は出産予定日1ヶ月前に生まれて来ました。

なんの前触れもなく、夜中に陣痛みたいな定期的な痛みが始まりました。3:00amに病院に行ってるんですが、出産予定日より、1ヶ月も早いので陣痛じゃないなんて言われて家に帰されて、結局、朝7時に自宅での破水、慌てて車で病院に向かい、到着後1時間もしない出産でした。

アメリカで出産しているんですが、無痛分娩を最初からお願いしていました。病院到着時の私の子宮こうは9cm開いていたので自然分娩での出産でした。5回くらいいきんだら、産まれましたので安産だったと思います。

娘は私とは違い、体重2500g以下の低体重でした。

安産では産まれてきた娘ではあったのですが、出産後3日目に、黄疸と脱水症状で緊急入院しています。

日本だったら1週間くらい病院に入院させてもらえるので、そんなことはなかったと思うのですが、アメリカは出産の翌日には退院でした。

出産して、3日後の夜の11時過ぎ、娘の緊急入院した病院を後にして、近所のスーパーでの買い物中、娘を1ヶ月も早く出産しちゃったのでこんなことになっちゃったんじゃないかって思ったら、涙止まらずでした。

涙止まらずといえば、妊娠中、娘を流産しかかってます。

安定期に入って安心していたある日、友達の自宅に呼ばれてBBQをしていた時に大量出血してしまい、夕方から病院へ緊急入院です。

その時、病院の方で電話で通訳さんをつけてくれました。

今回、お腹の赤ちゃんがいなくなってしまっても、あなたのせいではありませんよ、自分をせめないでくださいね

って通訳してもらったんです。

それから、3時間おきに、私の病室に看護師さんが私の熱を測ったり、体調をチェックしに来てくれました。

途中旦那は自宅に帰されて、私はずっと一人で病室にいました。

今夜が娘と過ごす最後の日になるかもしれないんだと思ったら涙が止まりませんでした。

奇跡的に娘はお腹にとどまってくれて、2日後には退院できたのですが、その後1ヶ月近くは自宅で絶対安静。週1回は病院で娘の様子をチェックしてもらいました。

そんなことがあったので、この世に産まれてくるということは、奇跡の連続なんだと思っています。

奇跡と言えば、旦那と知り合えたことも奇跡の一つですかね。

神奈川県で生まれた私と、北海道で生まれた旦那が同じ仕事場で知り合い、結婚して、子供を持ち今があります。

性格も真逆な二人で、結婚後、様々な困難にも向き合いました。いまだにちょくちょく喧嘩はあります。

3年前にアメリカから日本に戻ってきて、夫婦仲は最悪でした。私も自分の体調も悪くて、精神的にもきつくて寝込んでしまっていました。

そんな中知り合った、このnoteで、いろんな方の夫婦の形を見させて頂いて学ばせてもらいました。

なんとなく、夫婦の関係も少しずつですが改善されている気もします。

今年の私の誕生日のメッセージカードの旦那のメッセージは

いつもありがとう!多謝!」でした。

多謝
1.厚く礼を述べること。
2.深くわびること。

Oxford Languagesより

なぜに中国語?ですが、そういえば、新婚当時は中国に出張が多くて、結婚して1年くらいは家にいなかったことが多かったことを思いだしました。

旦那なりにいろいろと思い返しているんですかね?

今年の私の誕生日のプレゼントにも変化がありました。

ケーキが宅配で送られてきたんですが、チーズケーキでした。

私、チーズケーキが大好きなんですが、旦那と娘が嫌いなので、家ではあまり食べることはなかったのです。

ルタオの誕生日限定ケーキ

でも、今年はチーズケーキ。ちゃんと、長いロウソク5本もありがとう!!

私の好きなものを選んでくれたことは、素直に嬉しいなと思います。

朝、実家の母、そして弟より、おめでとうというメッセージがありました。
そして、ありがたいことに友達からも。

たくさんの人に出会い、支えてもらった50年間です。

私もたくさんの出会いに

『多謝』

したいと思います。

深く厚くお礼したいことや、お詫びしなくては行けないこともありましたかね。

そして、これからも宜しくおねがいします😊



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