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詩○理想


ずっとそうぞうしていた空間が
そこに在る

なんとなく諦めていた理想のきらきらを
これでもかと兼ね備えている素敵な人が
そこに居る

場所さえ 意味を変えてしまえる

おいで と 
手も腕も心もあけっぴろげにして
わたしを護ってくれる

そんな、そんなにも、美しい物語が
あってよいのだろうか
どう、受け止めればよいのか

あまりにも嬉しく 信じられず、
しかし必然だとわかっている自分に
こわさをおぼえる

どうも素敵にできているようで


2024.6.11

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