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映画『クライマッチョ』(2021)の感想

映画『クライマッチョ』を映画館で観た。監督・主演は、クリント・イーストウッド、2021年製作のハリウッド映画だ。

元雇い主の息子をメキシコからアメリカに連れ帰る、というのが、主人公のミッションである。

ロードムービーであり、老人性ファンタジー映画でもある。わたしは、イーストウッドが暴れ馬に乗るシーンで、振り落とされてはしまわないかとハラハラドキドキした。しかし、これは監督が狙ったスリルではないだろう。

イーストウッドでなければ許されない映画であるが、マッチョであることにこだわらなくてもいいんじゃない、という少年に対するアドバイスは今日的だ。

ラストシーンなんて、もう整合性とか全部面倒くさい!といわんばかりにファンタジーの世界に逃げ込んでしまった。

おやおや、と思ったが、イーストウッドは91歳である。

もう仕方がない(笑)

わたしは、イーストウッド監督作品では『ヒア アフター』が好きだ。後日レビューを書きたいと思う。

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