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DQNを煮詰めた結果DQNの遺伝子が濃くなりDQNの蟲毒を熟成している。

平成育ちの私が地元の治安が悪いと何度も言っているが、
地元の治安の悪さは昔からだったらしい。

田舎の過疎地にもかかわらずwikiで地元を検索すると悪評だらけ。
戦前~戦後の時点ですでに「犯罪と暴力の街」「ヤクザの抗争地帯」「警察とヤクザがズブズブ」「警察の汚職の温床」etc、とヤクザ関連の暴力死傷事件と警察がヤクザと癒着しており警察関連の汚職と不祥事で有名な土地だった。

私の住んでいる町ではないが(過疎地過ぎて警察や交番なんてものは存在しないから)私の町も管轄に入っている隣町の警察では過去の警察関連の汚職や不祥事が酷すぎてニュース、ドキュメンタリー、映画、書籍、ルポ、と沢山出ているし、ヤクザ関連では全国的に有名な殺人事件もあった。警察の新たな不祥事もヤクザ同士の抗争も現在も継続中で時々ニュースに出る。

私の地元を知らない人でも当時連日全国ニュースで流れていたこの殺人事件名を出せば「あぁ、あの〇〇殺人事件のあった……」とわかってもらえる。

事件が起こった場所も、犯人が住んでいた場所も、周囲になんにもない畑のど真ん中みたいな場所だったため、取材する場所や人がいないので当時高校生だった兄の通っていた学校にマスコミ(お昼~夕方のワイドショーやニュースの生中継)が押し寄せて下校出来ないという事態になっていた。

普段から強盗やら殺人やら事件がが多いのに、なぜこの事件だけ大々的な全国ニュースになったかというと「連続殺人」「ヤクザ絡み」「警察の不祥事」その他諸々のコンボを決めてたからだ。ハッキリ言ってしまえば視聴者が喜んで飛びつきそうな話題だったから。

警察がこれだからこの土地もこの土地に住む他の大人もどういう人間かお判りいただけるだろう。
暴力・恐喝・恫喝・刺した・刺された・死体の川流れ等は日常茶飯事で「当たり前」のことだった。
私はこの街で他の街では「異常」なことを「当たり前」として育った。

TVや本では「暴力はいけない」ことだと言われながら
小さいころから毎日暴力の中にいた。
でもそれは「当たり前」だから誰も助けてくれない。

私自身、過去に親の虐待に耐えかねて何度か警察や医者に助けを求めたことがある。そのときの警察も医者も「親が暴力をふるうのは当たり前でしょ?何言ってんの?」という対応だった。病院では親に、旦那に、息子に、暴力を振るわれて骨を折って通院している人も多かった。
でもそれはこの街では「当たり前」なのだ。

私がどんなに虐げられていてもそれは「当たり前」。
親や男が女子供に暴力を振るうのも怒鳴り散らすのも「当たり前」。
そんなことを気にして被害者ぶる私のほうが頭のおかしいのだと。
そう言われた。

そうか。暴力を振るわれるのは当たり前なのか。
それに苦しむ私は頭がおかしいのか。

そういう環境で育ってきたので
大人になって大分離れた土地の土地の人と交流するまで
土地全体がおかしいのを正しいと本当にそう信じていた。
おかしいのは私。正しいのは周りの大人たち。

土地を出て見れば常識が真逆だったと知る。

当たり前だが他所からは人がこんな土地に入ってこないし
地元生まれてでもこんな土地だからまともな人はさっさと出ていくが
この犯罪と暴力が当たり前の土地が居心地のいい人間と
諦めてこの街に染まって暴力を受け入れてしまった人間は子孫を残し、
DQNのサラブレットが生まれる。

大半は地元から出ずにヤンキーになり地元でイキって暴れている。
この街はヤンキーやヤクザが支配し暴力は合法だから。
この街ではDQNはヒエラルキーの最上位なのだ。
もちろん、就職先はヤクザの下っ端。

こんなようなことを繰り返して世代を追うごとにDQN遺伝子が濃くなっていき、まともな人間は消えていき、またDQN遺伝子が濃くなる。

私にはこの街がDQNを煮詰めて蟲毒を作っているようにしか見えない。
また全国ニュースになるような事件が起こるのが先か、過疎化でDQNごと消滅するのが先か……


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