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水色の吐息

遠く、華やかな世界に手を伸ばす、こんなに
余白が生まれても、人生は続いてく
「終わりは、いつ?」

小さなクジラ雲、見失って

水滴が、ともる灯る
寂しさも温度でうしなうの?
夜明け色に、またね...でもね...
優しさが言葉を吐き出すよ



ピンク色に輝く月夜に、背伸びした
海風に吸い込まれ、息を吐く振りをしてる
「ほんのり小さな愛を歌う...。」

満天の星、キラリきらり
泣けない僕の代わりに光る
明日には、怖いよ...震え...
やっぱり今日は陽を照らすことだけ

想えればいっか



深い水の底、浮かぶ涙
流星が暗闇を切り裂くまで
朝焼けに、伸ばした手を
温もりが冷えぬように、包むから...


うみつきいろの箱舟に、僕だけ独りで乗っている
呼吸を上手く継ごうとして、
それも出来ないって泣いちゃうの?
異星人になりたいけど、水色の星が手放せない
少し息が苦しくても、
やっぱり此処で生きていたいのかな


宵風に欠けた月へ、手を振って
冷たい海で灯す光だけ、愛を誓うよ
何度だって、生きようとする
って想えたら、それで良いんじゃない?

ねぇ...


Ps.れるく

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