その1 - 読書習慣を身につけるために、読書術本をひたすら読んでみた。
初めまして。
2020年12月現在、とある東京のWeb制作会社でWebディレクターをしている35歳独身女子です。主に担当サイトはコーポレートリニューアルや専門学校、大学等、教育業界サイト等。
Web制作会社ということもあり、コロナの影響で在宅勤務になりました。在宅勤務も開始して早10ヶ月。在宅勤務を始めてからは、通勤時間や不要な会議等がなくなり、自分の時間がかなり捻出できるようになりました。
クリエーターとして何らかをインプットしていきたいものの、美術館や旅行に出かけるのは自粛した方が良いと考え、本の虫になることを決意。
元々、読書は好きではあったものの、活字中毒になるほど、本は身近ではありませんでした。年間を通しても1月に1冊読むかどうか。
もっと本を身近な存在にできないかを本に問いてみよう!と読書術に関する本を一気に読み漁ってみることにしました。
私がPICK UPした読書術の本3冊をご紹介します。気になった方は是非お手にとって見てください。
初級編:1冊読みきる読書術(著:齋藤 孝)
中級編(1):年収を上げる読書術 (著:大岩 俊之)
中級編(2):年収が10倍になるすごい読書術(著:山本 直人)
初級編:読書に抵抗がある方、読書習慣がない方向けの入門編
1冊読みきる読書術(2019年1月16日 第1刷発行)
著:齋藤 孝
1冊読みきる方法を55つの手法別に提案してくれる本です。文体は中学生でも読めるほど優しい文章や表現で書かれていますので、大変読みやすかったです。
その中で、私がすぐに取り入れることができそうな手法を3つご紹介します。
1. 本の選び方は、興味のある「テーマ」で選ぶ。
2. 本を買ったらカフェに飛び込む
3. 図解本の図解だけ読む
出典:1冊読み切る読書術(著:齋藤 孝) / ダイヤモンド社 より
1. 本の選び方は興味のある「テーマ」で選ぶ
自分が日常的に興味のある、趣味や関心事を中心に本を探すことを齋藤さんは薦めています。本も難易度や文体等、自分に合うものというものがあり、それを失敗すると、読書への敷居がまた上がってしまう・・・。
それを防ぐためにまずは「サッカー」が趣味であれば、「サッカー」に関する本を手にとること。自分が元々関心があることであれば、本に出てくる単語にも馴染みやすいメリットがあります。
私は、元々グラフィックデザイナーをしていたこともあり、やはりいちばんの関心事は「デザイン」や「アート・美術」「カメラ・写真」等。
私は2時間もあれば読み切れてしまう”ビジネス書”の方が手に取りやすいため、“ビジネス書”×「デザイン」で書籍を探し、「いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書 / (著:水野 学)」を手に取りました。
一般ビジネス書よりも、クリエイティブよりの内容にフォーカスされており、とても読みやすかったです。
2.本を買ったらカフェに飛び込む
そんな簡単なことを?という声も聞こえてきそうですが、私はこれを読んだ時ハッとしました。結局、本を購入したところで満足してしまい、開かないまま部屋の飾りに・・・。ということは読書の習慣がない頃、結構経験があったためです。
元々読みたいと惹かれて買った本なのに、なぜ読み切れないのだと返って自己嫌悪になったものでした。
意識的に「本を購入→カフェに立ち寄り読み始める」を1つの行動に落とし込んでしまってからは、その続きを自宅でも読めるようになりました。
また、カフェで読書をするという何ともゆったりとした時間も、得ることができ、近所のカフェを探すようにもなりました。
読書がもたらしてくれた豊かさは、知識のインプットだけではありませんでした。
3.図解本の図解だけ読む
図解をまず読んでみて、興味があれば文章も読む。本の選定時に図解の多いものを選ぶと、文章の要約を図解しているので、文章を読み切れなくても内容を得ることができます。本は、読みきることが目的ではなく、そこで得た知識を忘れず、日常や、仕事等、行動に移せることが大事。図解が多ければ、文章が難解でもサポートしてくれる。
選定方法の1つに入れようと思います。
図鑑等、文章の少ないものでも本は本。まずは本に触れることが大切。
コロナ渦で冬休みにやることがない、本でも読んでみようかな・・でも読書の習慣がないという方は是非。齋藤さんの優しい文体が包み込んでくれる1冊です。
それでは、中級編(1):読書をどうビジネスに繋げるか知りたい方向けの基礎編へ続く・・・。
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