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ご好意という考え方

こんにちは!

今日も日々のつぶやきです◎

今回は、わたしが最近密かにはまっている。(笑)「ご好意という考え方」について書いてみます!


1.忘れていた「ありがとう」。

わたしは学生の頃から本を読むことが好きで、それも自己啓発本が結構好きでした。

わたしが好きな自己啓発本の多くには、大体「感謝の気持ちを大切にすること」がとても重要であると記載されています。そんな本たちを読んで青春時代を過ごしたわたしも、ささやかながら「感謝すること」を大切にする人生を歩んできました。

人にはもちろん「ありがとう」をたくさん使うのですが、ふとした時に、人以外の物や植物・動物・建物…にも。(笑)心の中で「ありがとう」を唱えることを心がけていました。(ちょっと恥ずかしいですけど。笑)

しかし、会社員として多忙を極める働き方をしてしまっていたわたしは、感謝の心をどんどん忘れていきます。体は疲れきって、「嫌だ」「辛い」「苦しい」「辞めたい」「イライラする」「悲しい」……こんな陰性感情ばかりが心を支配していたように思います。

いつしかわたしは口先だけの「ビジネスライクなありがとう」しか言えなくなっていました。そんな自分にも気づいていなかったです。

そして、退職を機に本との距離がまたグッと近くなり、忘れていた感謝の気持ちを思い出します。

2.ご好意という考え方。

あ、そういえば最近、ありがとうって言ってないな。

心身ともに疲弊していたわたしは、段々と回復の一路をたどっていき、同時に忘れかけていた大切なことを取り戻していきました。

お風呂掃除をしながら「毎日ありがとうね〜」と小声で呟いたり。(笑)「いただきます」や「ごちそうさまでした」をちゃんと噛みしめるようになったり。

そんなある日、わたしは母と2人で初めていく喫茶店へモーニングをしにいきました。

わたしは名古屋出身なのですが、名古屋には「モーニング文化」というものがあり、朝喫茶店でコーヒーを頼むと、パンやちょっとしたサラダなんかがサービスでついてくるというとってもお得なサービスです。総称して、名古屋では「モーニング」と呼んでいて、ほとんどの喫茶店やカフェで提供されているんです。

この日に訪れた喫茶店でも例外なく、色々な種類の「モーニング」が提供されていました。母とわたしは同じ値段で別々の種類のモーニングを頼みました。

頼んだモーニングセットが運ばれてくると、写真で見ていたよりも母の頼んだモーニングセットの方が少し見劣りするというか…。同じ値段にしては、わたしの頼んだセットの方が豪華に見えたんですね。

そこで文句を言い始めた母を見ていて、わたしは「いやあね、でもそれ、ご好意なんだから有り難いと思わなくっちゃね。」と。

そうです。元をたどれば、この「モーニングセット」はコーヒーの値段だけでついてくるものなので、コーヒー以外のものは全て「サービス」なわけです。

ただで貰っておきながら文句を言うなんて!感謝しなくっちゃダメよ!

そう思ったのが、この「ご好意」という考え方を閃いた瞬間でした。

捉え方次第で、同じ物事でもプラスになったりマイナスになったりするんだ!そう気づいてからは、どうせなら、プラスの考え方をした方がたのしいのでは!?と視点を変える練習を始めたのです。

3.世界はご好意で溢れている。

それからというもの、新たな視点で物事を見るように努めてみました。

意識してみると、意外と世の中は「ご好意」で溢れていることに気づき始めます。

本当に何気ないことばかりですが、ガソリンスタンドで何かのキャンペーンでティッシュが貰えた!とか、LINEでお友達登録をしたらお菓子が貰えた!とか。

そういう日常の何気ないこと1つ1つに「これはご好意だ!」と感謝できるようになると、多少嫌なことや悲しいことがあっても、救われる瞬間というのが訪れることに気づきます。

例え陰性感情が心に浮かんできたとしても、ご好意を数えることでその気持ちを少し落ち着けることができるのです。これはまさに、自分の心がちゃんとコントロールできている証拠なのかもしれません。

4.最後に。

わたしの学んでいるヨーガでは、「自分の心がストレスを生み出している」と考えます。

「こんなに頑張っているのに、わたしがストレスを作ってるって?冗談じゃない!周りの環境や、人間関係がわたしのストレスの原因だ!」

そう思っていたわたしは最初「自分がストレスを生み出している」という考え方が全く理解できませんでした。

けれど、「捉え方次第で自分の思考が変わること」が理解できるようになると、「自分がストレスを生み出している」ことが腑に落ちるようになってきました。

わたしたちは、育ってきた環境や、接してきた人、触れてきたもの、遺伝的なもの……などなど。これまで辿ってきた人生の中で色々なことを五感で感じて、その過程で思考が作られてきたとするならば、その思考を変えることは容易いことではなく、さらにはその思考が間違っていることに気づくこともできないのかもしれません。

勇気を持って自分の思考と向き合うことは、これからの人生を明るく照らしてくれる道しるべになるのかもしれないなと思います。

少しずつ、少しずつ。

ストレスを生み出さない考え方を身につける旅はまだまだ長い道のりです!毎日を丁寧に過ごしていきたいなと思っています。

それではまた◎

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