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ヨーガのお名前をいただきました

こんにちは!

今日は、先日拝受したヨーガのお名前のことを書いてみようと思います。

ヨーガのお名前ってなんやねん!という感じですよね。(笑)わたしも、このヨーガの道に進むまでは「ヨガネーム」なるものが存在することを知りませんでした。

今日は、そのことについて少し書きつつ、わたしがいただいたお名前についても触れてみようと思います◎


1.ヨーガのお名前とは?

本来インドに伝わる伝統的なヨーガとは、お師匠さんが弟子と一緒にヒマラヤ山脈などで修行をしやがら、直々にその教えを伝えていくものであるとされています。

わたしのお師匠様は日本人ですが、今は亡きインドのお師匠様(わかりにくいので大師様と呼びます)の元で共に修行を積まれ、その教えを日本でわたしたち弟子に伝えてくださっています。

つまり、わたしにとってもインドの亡き大師様というのは、お会いしたことがなくてもお師匠様にあたるというわけなのです。インドには、このような数々の大師様の元に、様々なヨーガの一門が存在しているそうです。

そしてヨガネームとは、インドの大師様の一門に正式に入門しましたよ、という意味を持つお名前ということになります。

仏教ですと、亡くなった後に仏門に入ったことを意味する名前である戒名がつけられることが多いかもしれませんが、感覚としてはそれに似ているかもしれません。

ヨーガの場合は、「わたしはこれから先、日々ヨーガの修行に励みますよ」というスタート地点に立つ時に、希望した人だけがお名前を頂けます。

数年前までは、希望者がお師匠様とともにインドに渡り、ヒマラヤ山脈でヨーガ修行をしたのちにお名前をいただくという流れだったのですが、このコロナ禍で次にいつインドへ渡れるかわからない状況が続くため、先にオンラインで式典だけ執り行われることとなったのです。

2.どんな名前なの?

わたしたちの流派がインドから頂くお名前は、なんと一人一人違うものだそうです。

さらに、「不思議とその人にピッタリの名前が来るのよ!」なんて先輩から聞いていたので、少し楽しみにしていました。(笑)

事前情報として、インドには生年月日と名前をお渡ししていましたので、その情報を元にわたしのお師匠様とインドに住む一門のお弟子さん達が選んでくださるそうです。

名前のスタイルとしては、女性は「○○の女神」というお名前がつきます。

この○○の部分が人それぞれ違っているのです。

例えば、「海」「月」「歓喜」「美」「真言」「平和」「繁栄」など、なんだか神秘的かつヨガっぽいインドっぽいワードが入ることが多いそうです。

そのいただいたお名前を胸に留めながら、ヨーガの修行に励みなさい!ということですね。

3.わたしのお名前。

さて。ついに、気になるわたしのお名前です。(笑)

わたしがいただいたお名前は…

「Aananda nirmala devi」

『 霊性を日々愛でる女神 』

……。

ん??

郵送で送られてきたカードを開いた瞬間は、こんな感じでした。(笑)

これはまず、「霊性」の意図をちゃんと汲み取らねば…!とヨーガの色々な本をひためくりました…。(笑)

ここでいう霊性とは、霊能力者のことではありません。わたしは、もちろん霊感はありませんし、どちらかというとヨーガを学ぶまで宗教とかよくわかんないけど胡散臭い…なんて偏った考え方をしていました。

ヨーガでいう霊性とは、「スピリチュアリティ」の意味を持ちます。

もっと簡単な言葉にすると「自己存在」「自分らしさ」という言葉がわかりやすいかもしれません。

『 自分らしさを、日々、愛でる女神。 』

後日、お師匠様から個別にオンラインでお名前の説明をいただく機会があり、その際に「スピリチュアリティを大切にする人生にしてくださいね。」とお言葉をいただきました。

意味を、噛みしめれば噛み締めるほど。

とても、素敵なお名前をいただきました。

4.お名前に誓う想い。

わたしはこれまで、苦手なことを一生懸命やってきた人生でした。

小学生時代は、苦手な集団生活に馴染もうと頑張り。中学生時代は、部活に何故か体が小さい人が不利な柔道を選び、黒帯を取るために頑張り。高校時代は、いい大学に行くために苦手な数学を頑張り。大学時代は、普通を演じるために苦手な合コンや飲み会を頑張り。そして、社会人になってからは、苦手な数字を追い続ける販売部で店長を頑張った。

どれもこれも、「できない自分」を認めることができなくて、必死に背伸びをして、自分をすり減らしながらギリギリのところで「できているように見せかけていた」。そんな人生でした。

もちろん、自分の体や心の声なんて二の次で。

親のため、家族のため、友人のため、恋人のため、会社のため、同僚のため、社会のため、誰かのため。

そう、誰かのために。

いつもいつも「人の役に立ちたい」と努力をし続ける日々でした。

そして細い糸1本で繋がっていたわたしの心と体は、「マネージャー昇進」という出来事きっかけに、プツンと切れてしまったのです。

動けない日々が続きました。虚無感と、しんどさと、苦しさと、申し訳なさと。なんだかわからないけれど、辛い日々が続きました。

ヨーガに出会い、心を取り戻し、そして鍼灸に出会い、体を取り戻しました。

「 自分らしさを、日々、愛でる女神 」

これからの人生は、まずは自分の心と体を1番大切に。

その経験の全てを活かすことで、何か人のお役に立てることがあったら嬉しいな、有難いな、くらいの気持ちで。そんな、楽な生き方をして行きたいなと思います。

5.最後に。

わたしは、最初は「お名前は、インドの修行の後にいただきたい」という気持ちが強かったのですが、「ヨーガをお伝えする人生」をスタートさせる良いきっかけになると思い、この機会にお名前を頂くことを決めました。

どんな因果か、お名前をいただく式典の日は、愛犬「エル」の旅立ちの日でもありました。なんだかとっても不思議です。

「 霊性を日々愛でる女神 」

このお名前に恥じぬよう、色々な物事に寄り添いながら、これからもヨーガを日常に活かす毎日を送っていきたいなと思います。

そして、わたしとご縁があり出逢ってくださった皆様に、ヨーガをお伝えしている幸せでたまらない毎日を、大切に過ごしていきたいなと思います。

最後まで読んでくださって有り難うございました◎

それではまた、次回。

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